ダイワスカーレットがエリザベス女王杯を快勝して、桜花賞、秋華賞に続いて今年の牝馬GI3勝目を挙げた。
ベッラレイアもローブデコルテも問題にしなかっただけに、返す返すもオークスの回避が惜しい。
それにしても稀代の名牝と称えられてもいいダイワスカーレットなのに、いまいちその迫力には欠ける。
いつもレース後に光るのはダイワスカーレットの強さというよりも安勝の巧さ。
今回も手綱を押さえながらの完全スロー逃げ。1000m通過は1分0秒6。
去年のシェルズレイの57秒4は例外としても、一昨年のオースミハルカが逃げたラップが1分ちょうど、3年前のメイショウバトラーは1分1秒0というラップタイム。
逃げた馬の格の違いから見ても、あまりに楽に逃がしすぎ。
なんでこんな楽に行かせるのかがわからない。
次はラップが一番落ち着く1000〜1400mのタイム
三年前 25秒1
一昨年 25秒8
去 年 24秒7
今 年 25秒4
ここでまたもや息を入れているダイワスカーレット。
もはやお約束の確勝パターン。
そこからは秋華賞と同じ。
エンジンを全開にして11秒台の連発で上がってくる。
これでは他馬につけいる隙などない。
穴党が、なぜそうなる前に手段を講じないのかと歯がゆく見ている前を
涼しい顔をしてダイワスカーレットが駆け抜けていく
勝ちタイムは超ハイペースの去年にはコンマ3秒劣るが
道中のペースが似通ったスイープトウショウが勝った年に0秒6差
アドマイヤグルーヴが勝った年には1秒7差を付けている。
安勝の腕を差し引いても、ダイワスカーレットはイメージ以上、相当に強い

