【2021年】第67回クイーン賞の傾向と対策と予想と。
スポンサーリンク


第67回クイーン賞

今年の交流重賞の馬券成績は悲しみマイナス10万円オーヴァー。

しかし12月は交流重賞が5レースとまだ巻き返しのチャンスが残っている。

まずはプラ転への橋頭堡を築きたいクイーン賞。


投票サイト別のポイント還元率と特典

投票サイト還元率特典
楽天競馬楽天競馬10%楽天ポイント
SPAT4最大6%現金交換などに使えるポイント
JRA IPAT0%何もくれない!

 ※SPAT4ポイントはベースが0.5%還元なので、1%還元の楽天競馬やオッズパークに合わせてわかりやすく比較表示しています。


船橋ダート1800m-傾向

正面ポケットからスタートしての1周戦
船橋で一番グレードが高いかしわ記念は1600m施行だけど、レイアウト的にはこの1800mが一番の王道コース
船橋競馬場のスタンドはゴール200m手前からなので敏感な馬もスタート前の歓声を気にしなくていい。
スタートから100mほど内ラチがない状態で走るので最内枠の馬は走りにくく少し不利だと言われている

○船橋はスパイラルコーナー採用
コーナー入り口が緩く出口がキツい。スピードを落とさずにコーナーに進入出来る。
さらにコーナーには外から内への傾斜もついていて曲がりやすく設計されている。
船橋ダート1800mコース図 空撮画像:グーグルマップ


クイーン賞-過去10年の傾向

1番人気の連対率80%
2018年のプリンシアコメータが馬券圏外に飛ぶまで11年連続で連対、17年連続で馬券内と1番人気超絶信頼レースだったけれど、2019年のアンデスクイーンも沈んで2年連続で馬券外。

しかし去年のアッシェンプッテルは2着好走。

1番人気の連対率80%で基本的には信頼が置ける傾向。


3着は地方馬優勢
地方馬が過去10年で6頭3着に入っていてJRA勢よりも優勢

配当的にも単勝の最高配当1000円、平均配当438円と人気サイドなのに3連単の万馬券は7回も出ている。
交流重賞は実質少頭数といえるメンバーの事が多いけど、クイーン賞はヒモ荒れ注意の一戦


たまにどえらい荒れる牝馬交流重賞
基本的にはJRA勢の中で決まって穏当なケースが多いけど、牝馬交流重賞の荒れる時のえげつなさは異常

クイーン賞も過去10年で3連単47万馬券が飛び出しているレース。

大体10年に1回ペースで荒れるので、激荒れも一応の頭に入れておきたい。



JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 7勝:3勝
連対圏 15頭:5頭
複勝圏 19頭:11頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×3回、3連単×7回(6桁配当×1回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×7回、3連複×3回、3連単×0回


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は
2018年2着、2020年優勝「サルサディオーネ」
2020年3着「サルサレイア」



過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝438円150円1,000円
馬連1,513円300円6,180円
三連複11,313円520円72,280円
三連単64,126円1,700円427,330円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気53050%80%80%
2人気11210%20%40%
3人気13010%40%40%
4人気22120%40%50%
5人気0120%10%30%
6人気10110%10%20%
7人気0110%10%20%
8人気0010%0%10%
9人気0000%0%0%
10人気以下001


クイーン賞 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で11例

馬名所属着順人気
2020年サルサディオーネ大井1着3人気
2020年サルサレイア川崎3着7人気
2019年クレイジーアクセル大井1着4人気
2018年オルキスリアン船橋3着6人気
2017年ラインハート大井3着4人気
2016年タイムビヨンド北海道3着8人気
2015年ノットオーソリティ船橋3着5人気
2013年サクラサクラサクラ大井2着7人気
2012年クラーベセクレタ船橋2着1人気
2012年アドマイヤインディ高知3着12人気
2011年クラーベセクレタ船橋1着1人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1エリザベスタワー[所属]
今年のチューリップ賞の勝ち馬だけど、引っかかって引っかかったメイケイエールと同着と考えるとあまりレベルは高くない。その後のスイートピーSで6着レベルの力量。

父キングマンの産駒はJRAでダートを16戦して最高着順が5着と低調。
代表産駒はシュネルマイスターだけど、他の産駒もほとんどが芝のレースを使われていて現場の評価は明らかに芝寄り。

陣営の「一度ダートを使ってみたかった」とのコメントは常套句で基本的に聞き流し。川田を配して鞍上人気もしそうだし、買うにはリスクが高く、オッズは低い。


2リネンファッション[所属]
この馬一番の問題は鞍上スイッチの物語。

リネンファッション陣営が武豊を見限ってルメちゃんに依頼したのか、ウェルドーンを選んだ武豊に捨てられて空いてるルメちゃんに依頼したのか。
あるいはリネンファッションの出走判断が遅くて、すでに武豊に選ぶ余地がなかったというどっちつかずの可能性もある。

基本的にこういうデリケートな話は表に出てこないので推測するしかない。

そして一生懸命考えて推測した結果…

わかりません!

全部の可能性がありそう。。。


3ファイントリック[所属]
浦和デビューで現岩手所属・七夕裕次郎は名前もいいし、是非とも頑張っていただきたい。
それにしても南関東所属の新人、若手はすぐに他地区へ短期移籍することが多い。
調教師は育てる気がないなら取るなと…。


4サルサディオーネ[所属]
前走の敗因は右回りなのでノーカウントも可能。

大井に移籍してから約2年ほど小林分場の右回りコースでずっと調教しているので、そろそろ戦えるようになったかなと少し期待していた所もあったのだけど、全然ダメだった。
決定的なまでの回りの得手不得手はまず改善されないということを今後の競馬人生に生かすべく頭に刻んでおきたい。

なので前走の大敗は気にしなくていいと思うのだけど、気になるのは馬の疲れ。

今年はこれで9戦目と使い詰めだし、もっと言えば2020年1月に大井へ移籍してきてから3ヶ月以上レース間隔が空いたことは一度もなく、ほぼ月イチペースの19戦。それもオープン特別が1度あるだけであとは全て重賞レース。

それでいて前走は遠征競馬だし、jpnⅠだし、疲れは相当心配。

堀調教師は「前走後はいつもより疲れを取るのに時間がかかったが、直前までにはシッカリ回復してくれて追切の動きは良かった」とコメント。


5ナラ[笠松]
笠松競馬の喪が明けて、再びナラ姐さんの旅が始まった。


6ディアリッキー[船橋]
関東オークスでウェルドーンから3.9秒差の8着では手を出しにくい。
前走ロジータ記念は後方組が一気に来た競馬で4角3番手から7着なら少しは弁解の余地がある。
馬券内は厳しくも、完全にゼロではない可能性。


7ダイアナブライト[川崎]
JBCレディスクラシックに出走した時は中央の石坂公一厩舎に所属していたけど、今回から南関東入り。

ダート1800mは中央時代に8回も経験がある舞台。
53kgの斤量も恵まれていて、3強一角崩しの期待は一番高い。


8デジマノハナ[船橋]
デ、ジ、マ、ノ、ハ、ナ!(伯方の塩風サウンドに乗せて)

4走前に負かしたスマイルウィは現在連勝中の上がり馬。
51kgと軽量だし今年のメンバー構成ならワンチャン馬券内に食い込んできても驚かない。


9ゴールデンヒーラー[岩手]
岩手の3歳オープン戦線でずっと善戦してきているので力はある。
ただここで戦うには前2走の2着がやっぱり物足りない。


10ウェルドーン[JRA]
今年の3歳馬はレベルが高いと言われるけど、ことダートに限っては微妙なところ。

十分に胸を張れる成績だけれど、負かした馬にこれといった馬は現状いない。
力上位は明白だけど、万全の信頼を置ける所までは…といった現在地。

角田調教師は「仕上げに抜かりナシ」と力強いコメント。
ただ字面の調教タイムだけ見るとレディスプレリュードの時の方がちょっとだけ良い。


11サルサレイア[大井]
去年のクイーン賞3着馬。
ただ2着アッシェンブッテルから8馬身離されていて、4着マルカンセンサーとはアタマ差の競馬で、牝馬交流重賞ではたまによくある3番手以下が離れてどさくさ紛れの3着のイメージが強い。

そんな今年もどさくさ紛れの3着がありそうなメンバー構成だけれど、今年は頭数も多いし、展開も去年よりは向かなそう。


12ハピネスマインド[船橋]
いい感じに着はまとめているけどインパクトがない。
前走ロジータ記念4着は完全に後方待機組に流れが向いた競馬。


13プリティーチャンス[JRA]
全12戦中10戦でダート千八を使っていて4勝と適正はバッチリ。

ただ基本的に差して届かずの4、5着が多い馬で展開待ちの面がある。
しかも前日の雨で重馬場が濃厚となってより差しにくい馬場になった。

去年の日本テレビ盃でアナザートゥルースに乗ったルメールが逃げたサルサディオーネにうざ絡みして2頭とも飛んでいったコトがあったけど、ルメールがまたやってくれたら、この馬に一番展開が向く。


14ハナウタマジリ[笠松]
今年のクイーン賞は紛れがありそうなメンバー構成だけど、さすがに無理筋。


クイーン賞-前日予想

牝馬交流重賞の大荒れパターンは2つあって、訳わからない馬の激走か、まず来るだろうと思われていた人気馬の大凡走。

大激走は正直馬柱を見て予想できない馬が飛んでくるので捕まえるのは難しい。

大凡走の方も想定はしづらいのだけど、ここは非常に匂う…。

リネンファッション、サルサディオーネ、ウェルドーンの内の2頭が飛んでいくと妄想して、本命はダイアナブライト。

2列目に3強をマークして、3列目に穴馬を並べた3連複が本線で勝負!

◎ダイアナブライト

◯リネンファッション
◯サルサディオーネ
◯ウェルドーン
(どれか1頭)

△プリティーチャンス
△デジマノハナ
△ディアリッキー
△サルサレイア

blogmura

スポンサーリンク
コメント一覧
  1. おうどん より:

    いい読みでしたね。
    高配当おめ。

  2. グイグイ より:

    おうどんさん
    ありがとうございますッ

    でもディアリッキーが3着だったら千倍超…。
    サルサとダイアナが抜けて、ウェルドーンとリネンが沈んでいった時に「変なの来い!」と願っていたんですけど、プリティーチャンスの名前が呼ばれて、なんだか微妙な気持ちになりました!
    欲張れる時に欲張りたかった…。

おすすめの記事