【馬主プロファイル】酒井孝敏オーナーってどんな人?
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最初に

地方競馬を嗜む人なら其の名を知らぬ人は少ない馬主・酒井孝敏
交流重賞の馬柱を見ればかなりの高確率でその名前が馬主欄のどこかにある男。

しかし、酒井オーナーは実名ではSNSなどの表舞台に出てきていないし、インタビュー記事なども見当たらない。

名前だけはめっちゃ良く見るけど素性はミステリアスな人物。

地方競馬ファンとしてはそんなイメージを持っている人が多いと思う。

そんな酒井オーナーが中央の馬主免許を取ったということで、色々と調べてみた。

そしてがっかりさせたくないので結論を先に書くけど、殆どわかったことはなかったw

いや、ネットオーシャンで一生懸命調べても酒井孝敏オーナーのことはわからないということがわかった!


酒井孝敏オーナーの本業など

さっぱりわからない!

ただ高知競馬のオフィシャルブログに顔写真が載っていた。
写真中央が酒井オーナー

思ってたんと全然違う!

こんなイケてる男子だとは全く思っていなかった。失礼ながらもっと小汚い感じだと思っていました。すいませんでした。

そして右隣は恐らく奥さんだと思うけどカワイイ←


それまでの私が抱いていた酒井オーナーのイメージ
酒井素樹さん
絶対こんな感じだとイメージしていたのにッ。


酒井孝敏ホールディングス合同会社

2016年に福岡県に酒井孝敏ホールディングス合同会社という法人を登記している。

同年の愛知ステイブルのブログにて酒井孝敏ホールディングス合同会社が「ケイワイデュラブ2015」を落札してくれたお礼が書き記してあるので、この会社は馬主事業の為に作った会社の模様。

ちなみにこのケイワイデュラブ2015はのちに「レマンコ」というアレな名前を与えられて高知競馬からデビューした。

ただその後のセリ市では個人名で落札していて、JRAの馬主申請も個人名なので、もう酒井孝敏ホールディングス合同会社は使っていないのかもしれない。


酒井孝敏オーナーの活躍馬

間違いなくダノンレジーナ

新馬戦1戦でダノックスに見限られて売却。
ちなみにレジーナはイタリア語で女王。女王になるべく名付けたのに初戦を大敗しただけで売り払うダノックス…。

それを購入して佐賀で走らせると怒涛の快進撃で5連勝。
浦和の名門小久保厩舎に移籍しても勢いは止まらずに合計11連勝を記録。

東京シンデレラマイル連覇、しらさぎ賞、佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞などの重賞を制している。

獲得賞金は2022年8月時点で1億178万円。

購入価格は見つけられなかったけど、高くても数百万円だろうからかなりのお宝ホースだった。


酒井孝敏オーナーのクセの強い所有馬

デビューから持っていて自分で命名している場合はなかなかクセの強い名前を付ける。

レマンコもそうだし、オニクダイスキマン、パパノオウマサン、マグレ、ノーザントースト、ホースプアなどなど。


笠松競馬場を相手に裁判を起こす

朝日新聞(現在は閲覧不可)の記事より引用

岐阜県笠松町の笠松競馬場で2013年10月、調教中に脱走した競走馬が車と衝突して死んだ事故を巡り、馬主が競馬場と警備会社に対し、約500万円の損害賠償を求め、岐阜地裁に提訴していることがわかった。

訴状などによると、コスモビジョン(当時2歳)は2013年10月28日未明、調教中に騎手を振り落とし、開いていた門から脱走して軽乗用車と衝突。軽乗用車は弾みで対向の乗用車にぶつかり、運転していた男性(当時64)が死亡し、コスモビジョンも死んだ。

馬主側は、コスモビジョンが、賞金などで1レース当たり平均11万3千円を獲得していたと主張。年間最低20レースに出走可能で5歳で引退した場合、計約678万円の賞金が得られるはずだったと逸失利益を計算した。馬の購入費50万円なども含め計約750万円の損害を受けたとし、うち計約500万円を請求した。 同競馬場を運営する岐阜県地方競馬組合は「遺族と馬主に丁寧に対応していきたい」としている。

一方、岐阜簡裁は、この事故で業務上過失致死傷罪で略式起訴された元警備員の男(71)に罰金50万円の略式命令を出した。処分は2日付。


このコスモビジョンの馬主が酒井孝敏氏。
コスモビジョンは亡くなった時点でまだ2歳だし、逸失利益の計算もふっかけてる感じはないし、馬主としては至極真っ当な主張。

恐らくは笠松競馬場に保証してくれと要求したけど、こちらから逸失利益を計算して賠償金を払えないので裁判を起こしてくれとでも言われたんでしょうな。

笠松競馬場としては責任は全面的に認めているし、500万円という基準額が出たので、交渉して判決を待たずに和解という流れかと推測。


ついにJRAでの馬主免許を取得

JRAの馬主になるには継続した所得で1700万円、資産で7500万円が必要だけれど、高知競馬で自身が所有してチューリップ賞にも挑戦したクロスオーバーの子供シンリンゲンカイで中央競馬の馬主デビュー。

父はロージズインメイで、調教師は石栗龍彦厩舎。

馬名の由来は森林限界。どういう意味?(・ε・;)

2022年8月28日新潟ダート1200mでデビューするも15頭立ての15着
ブービーから10馬身も離れていたし、これは早々に母の故郷である南国土佐へ行ってしまうかもしれんね。


※本記事は更新日(2022/10/30)時点での最新情報となっています。

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