目次(タップすると開きます)
第34回テレ玉杯オーバルスプリント
久々の交流重賞で、結構好きな浦和開催なので楽しみにしてたけど10頭立て。しかもピンと来る穴馬不在とな。投票サイト別のポイント還元率と特典
※SPAT4ポイントはベースが0.5%還元なので、1%還元の楽天競馬やオッズパークに合わせてわかりやすく比較表示しています。
浦和ダート1400m-傾向
浦和の根幹距離コーナーまでに十分距離があるので有利不利は殆ど無い。
どの距離にも言えるが浦和競馬場は3コーナーがキツく、なおかつコース上に微妙に揺れる橋があるので慣れていない馬や騎手は割引が必要。
ゆえに地方交流重賞で地方馬が一番勝ちやすいコースとなっている。
空撮画像:グーグルマップ
テレ玉杯オーバルスプリント-過去10年の傾向
1番人気馬は1勝のみ
2011年の交流重賞昇格後に勝った1番人気馬は去年のシャマルのみ。データ的には1番人気馬の1着付けは危険。
逃げ馬が有利
逃げ馬は多少ハイペースで運んでも馬券内に残ることが多い。勝ったテイエムサウスダンに3コーナー手前というあり得ない早さで交わされた一昨年のアランバローズですら3着に残ってしまった。
逃げるであろう馬が絶対に垂れると自信を持って予想しないなら、逃げると予想した馬は馬券のどこかに入れておきたい。
地方馬も互角に戦えている重賞
過去10年でJRA馬7勝、地方馬3勝馬券内になると17頭と13頭で互角に戦えている。
2016年からは必ず地方馬が1頭馬券に絡んでいるので、JRA在籍馬の方が強いだろうと盲目的に地方馬を軽視するのは危険。
JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 7勝:3勝連対圏 14頭:6頭
複勝圏 17頭:13頭
過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×2回、3連単×5回(6桁配当×1回)過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×10回、馬連×3回、3連複×4回、3連単×1回リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は2021年優勝「テイエムサウスダン」
過去10年の平均配当
券種 | 平均配当 | 最低配当 | 最高配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 555円 | 190円 | 960円 |
馬連 | 1,373円 | 290円 | 2,480円 |
三連複 | 6,714円 | 200円 | 37,290円 |
三連単 | 33,963円 | 830円 | 174,930円 |
過去10年の人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1人気 | 1 | 3 | 2 | 10% | 40% | 60% |
2人気 | 3 | 1 | 3 | 30% | 40% | 70% |
3人気 | 2 | 2 | 2 | 20% | 40% | 60% |
4人気 | 3 | 1 | 0 | 30% | 40% | 40% |
5人気 | 1 | 3 | 0 | 10% | 40% | 40% |
6人気 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 10% |
7人気 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 10% |
8人気 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% | 0% |
9人気 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 10% |
10人気以下 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% | 0% |
テレ玉杯オーバルスプリント 地方馬成績
地方所属馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で13例年 | 馬名 | 所属 | 着順 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2022年 | ティーズダンク | 浦和 | 3着 | 2人気 |
2021年 | ティーズダンク | 浦和 | 2着 | 5人気 |
2021年 | アランバローズ | 船橋 | 3着 | 3人気 |
2020年 | ベストマッチョ | 浦和 | 2着 | 4人気 |
2020年 | ノブワイルド | 浦和 | 3着 | 1人気 |
2019年 | ノブワイルド | 浦和 | 1着 | 3人気 |
2018年 | ノブワイルド | 浦和 | 1着 | 4人気 |
2018年 | トーセンハルカゼ | 浦和 | 3着 | 9人気 |
2017年 | ブルドッグボス | 浦和 | 3着 | 3人気 |
2016年 | ソルテ | 大井 | 2着 | 1人気 |
2016年 | レガルスイ | 船橋 | 3着 | 7人気 |
2013年 | セイントメモリー | 大井 | 1着 | 4人気 |
2013年 | ジョーメテオ | 浦和 | 3着 | 6人気 |
独断と偏見に満ちた出走馬レビュー
1クラティアラ[浦和]
去年デビューの室陽一郎騎手が交流重賞初参戦!ちなみに名前の読みは「よういちろう」ではない。「ヒーロー(正確にはヒイロウ)」だ。
ヒーローになれヨーイチロー!!!
2ラプタス[JRA]
1400mの交流重賞を5勝もしているけど、オール右回り。2着1回、3着2回も右回りで左回りで戦力ダウンは戦績が証明している。一応コリアスプリント2着は左回りだけど、勝ったのは韓国馬のオマオマで日韓のサラブレッドのレベル差を考えると取りこぼしと言えなくもない。
浦和も二年前のオーバルスプリントで10着大敗。
3スマイルウィ[船橋]
さきたま杯で負けたイグナイターは9月15日に行われた兵庫のタダ貰い重賞(1着700万)に出走して楽勝していたので不在。浦和1400mの重賞はゴールドカップ(S1)とさきたま杯(GⅡ)のハイランク重賞で1着、2着と好成績。鞍上も二度目で隙がない。
4ドライスタウト[JRA]
全日本2歳優駿は衝撃的だったけど、故障して何かが変わってしまったのかそれ以降はあの衝撃を見せられていない。それでも交流重賞で2着、GIで4着だから相当に強いのだけど、2歳の時のレースを見ていると順調ならもう2段くらい上のステージにいただろうと思ってしまう馬。
基本的にレース間隔を取って大事に使われているので、出てくる以上は勝負になる仕上げ。楽勝してほしい(願望)
5サダムスキャット[船橋]
JRAのオープン特別【0-1-1-6】で南関東へ移籍。南関オープンでも中の下くらいの所でとどまっている実力馬。
6エコロファルコン[兵庫]
JRA時代は3勝クラスで頭打ち。同じく3勝クラスで頭打ちになって兵庫に移籍したバーニングペスカに前走は敗北。
3勝クラスでもバーニングペスカの方が完全に実績が上だったし、3勝クラス下位の実力では難しい。
7アポロビビ[浦和]
さきたま杯で4着なので噛み合えば馬券圏内に入ってくる実力は持っているけど、今回は展開的にハイペースは望みにくい。一発あるならまさかの先行策。
いつものように一旦置かれてしまうと早く仕掛けたら最後疲れるし、ギリギリまで我慢したらまず届かない。どうにもならない。
8テイエムサウスダン[JRA]
蛯名厩舎に謎の移籍をしてからは、まだ飯田厩舎の名残りがあったであろう初戦の東京盃以外は見せ場ナシ。地方馬にも簡単に先着を許していて完全にスランプ状態。特に前走で飯田厩舎時代からの主戦岩田康誠を配して最下位だったのは致命的。
1回いい感じに走ってくれるまでは手が出ない。
9オーロラテソーロ[JRA]
いつもコメントに揉まれ弱いが付いて回る馬だけど、今回も外枠を引けて枠番運は良し。少頭数も良し。前走は先行してソツのないレースだったけど、その競馬では俺は走らないんだと言わんばかりの伸びず4着。
今回は勝負懸かりなのかJRAリーディングの川田将雅にスイッチ。クールイズビューティーの手腕に期待。
10リコーシーウルフ[大井]
エコロファルコンを行かせて絶好の二番手が取れても直後にスマイルウィ、ドライスタウト、オーロラテソーロのプレッシャー。逆に3番手以降になると前に強い馬がいることになる。
その環境を克服して馬券内に残れるのはなかなか厳しいのである。
テレ玉杯オーバルスプリント-前日予想
前売りを見るとスマイルウィ、ドライスタウト、オーロラテソーロが完全なる三強体制のオッズになっている。こういう時は三強の中で崩れそうな馬と、穴馬の中で一角に食い込めそうな馬を探すのだけど、特に穴馬の方が全く見当たらねぇ…(・ε・;)
◎ドライスタウト
◯オーロラテソーロ
▲スマイルウィ
この序列での三連単一点勝負!