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第55回東京盃
日本テレビ盃はクリソベリルを完全に信頼して1着勝負していたのでドハズレ…。競馬に絶対はないと競馬歴ウン十年で何度も見せつけられてきているけれど、クリソベリルは相手が弱いのも含めてまず大丈夫だろうと思っていたけど競馬に絶対はなかった!
状態は7分、8分くらいだったんだろうと思うけど、それでも勝つ一流馬と、コテンと負ける元一流馬の判別方法がいいかげんわからない…。
クリソベリル陣営にとって、日本テレビ盃なんてこの状態ではまだ勝負にならないと判断したらスキップしていいレース。
出てくる以上はほぼ勝てるだろうと見積もっての参戦だと思ったけど、あっさりと敗戦。
もう終わった可能性が結構ありそうで、次走悩ましい。
投票サイト別のポイント還元率と特典
※SPAT4ポイントはベースが0.5%還元なので、1%還元の楽天競馬やオッズパークに合わせてわかりやすく比較表示しています。
大井ダート1200m-傾向
最初のコーナーまでの距離も十分かつ最後の直線386mとフェアなコース設定大井は内外で砂厚が変わらない事が多いので、コースロスの少ない内枠勢が若干有利
外枠にどうしても前に行きたい先行勢が揃った場合は包まれたくない内枠勢も前に行きハイペースになることが多く差し馬を警戒

東京盃-過去10年の傾向
ゆるやかに荒れる
3連単の万馬券が1,000倍超え2回を含む6回、対して馬連の最高配当は3,260円3連複に対して3連単の配当が約9倍なので3着にド人気薄が来るケースも多いけれど、中穴同士の組み合わせで決まったケースも多い。
予想して絞った来そうな馬の中では決まったけれど、1番来そうな馬が来なかったというパターンも想定しておきたいレース。
JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 7勝:3勝連対圏 14頭:6頭
複勝圏 23頭:7頭
過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×2回、3連単×7回(6桁配当×2回)過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×7回、馬連×3回、3連複×3回、3連単×0回リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は2019年優勝、2020年3着「コパノキッキング」2019年3着「サクセスエナジー」
過去10年の平均配当
券種 | 平均配当 | 最低配当 | 最高配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 821円 | 140円 | 2,120円 |
馬連 | 1,428円 | 320円 | 3,260円 |
三連複 | 8,807円 | 540円 | 34,800円 |
三連単 | 80,760円 | 1,920円 | 415,940円 |
過去10年の人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1人気 | 6 | 0 | 2 | 50% | 50% | 70% |
2人気 | 1 | 2 | 2 | 10% | 30% | 50% |
3人気 | 1 | 3 | 2 | 10% | 40% | 50% |
4人気 | 1 | 1 | 3 | 10% | 20% | 50% |
5人気 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% | 0% |
6人気 | 1 | 1 | 1 | 10% | 20% | 30% |
7人気 | 1 | 2 | 1 | 10% | 30% | 40% |
8人気 | 0 | 1 | 0 | 0% | 10% | 10% |
9人気以下 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% | 0% |
東京盃 地方馬成績
地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で7例年 | 馬名 | 所属 | 着順 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2020年 | ブルドッグボス | 浦和 | 2着 | 7人気 |
2018年 | キタサンミカヅキ | 船橋 | 1着 | 2人気 |
2017年 | キタサンミカヅキ | 船橋 | 1着 | 7人気 |
2017年 | ブルドッグボス | 浦和 | 2着 | 3人気 |
2016年 | プラチナグロース | 大井 | 3着 | 7人気 |
2012年 | ラブミーチャン | 笠松 | 1着 | 6人気 |
2011年 | ラブミーチャン | 笠松 | 2着 | 8人気 |
独断と偏見に満ちた出走馬レビュー
1レッドルゼル[JRA]
前哨戦のリヤドダートスプリントでワンツーを決めたコパノキッキング、マテラスカイが全く歯が立たなかったゴールデンシャヒーンで、勝ち馬ゼンデンにはゼンゼン敵わなかったけれど、後方から差してきて実力を示す2着。3着馬には3馬身差を付けた。室町Sでリュウノユキナにも勝っているし、実力はこのメンバーでNo.1
課題は海外帰りでの仕上がり状態と、追い込みに向かない枠番と、そこまで速くならなそうな展開。
実力は一番でも負けておかしくない要素は結構色々ある。
2サブノジュニア[大井]
馬込みから抜け出してくるのが得意な馬で2番枠は良し。JBCスプリントを勝って以来、59kgで明らかに苦戦していた部分もあるので1kgでも軽くなるのも歓迎。
ただ今年は去年ほどの迫力がないのも事実。
前走も大外枠から完璧に乗ったように見えたのに、ようやっとの3着では一変の期待感も少ない。
3フランシスコダイゴ[浦和]
JRAから浦和に移籍してきた2019冬~2020年春がピークだったけど、再浮上の兆しを見せてきた6歳馬とはいえあまり斤量差がない別定の交流重賞ではまだ荷が重い。
4コパノキッキング[JRA]
武豊が凱旋門賞帰りで乗れず、最後の切り札であろうルメールカードを切ってきた。カペラステークス、根岸ステークスを連勝して一気にダートスプリント界のスターダムに上がってきたのがもう3年前。
国内での最後の勝利は2019年12月のカペラステークス。
前走も2着は死守しなければいけなかった展開だったのに、あっさりサクセスエナジーに差し込まれて何の評価も出来ない3着。
緩やかに能力が減退している感があるので、日本一の騎手が乗ってどこまでやれるのか。
5リュウノユキナ[JRA]
今年のJRAの1200m路線で3本の指に入るスピード馬だとずっと思っていて、そのとおりに結果を出してきているけど、期待値が高い故なのか、若干勝ち方のインパクトに欠けていると思ってしまうのもまた事実。ただ重賞2勝していても斤量が全然重くならないのはラッキーすぎる。
6ヴァルラーム[大井]
重賞実績は優駿スプリント14着のみ。お弱い。
7クルセイズスピリツ[大井]
100%の実力を出すには逃げないとダメな馬。重賞に出てくる時は必ず1~2頭、目の上のたんこぶ的な逃げ馬がいるのだけど、今回珍しく不在。
交流重賞では実力が足りないとは思うけど、それは他の馬に乗っている騎手も思っているコトなので、舐めて楽に逃げさせて貰えた場合は一発がある。
前走はスタート出たけど、内から行かれて外々の3番手追走。
直線を向いてオッと思わせる場面もあって、前を行かれた2頭には余裕の先着。
今回の激賞候補。
8ニシノレオニダス[大井]
JRAでは1勝クラスでも惨敗続きだったのに、大井に来て重賞2着馬までのし上がった。ただ前走のアフター5スター賞は全体的にかなり物足りないレースで、過大評価は危険。
JRAでは1勝クラスも勝てなかった馬が交流重賞を勝ったらロマンがあるけど、現実は厳しいと思われる。
9ブルミラコロ[大井]
南関東限定のレースだと人気はなくても常にマークが必要だけど、流石にここではノーマークでいいでしょう。10サクセスエナジー[JRA]
1200mは2019年に1戦(東京盃)して3着、2020年に2戦して栗東S 1着とJBCスプリント 10着。今年は経験ナシ。スプリント戦の成績は悪くないけど、ひたすら1400mベスト路線を歩んできている。
前走はスタート後に不利があって、浦和で後方に置かれるという明確な敗因。
元々斤量泣きしないタイプだけど2kg軽くなるのは歓迎
あとはそこまでハイペースが望みにくいメンバー構成で、どういう競馬をするのかという読みで印が変わりそう。
一発があるとしたら先行した時のみ。
11ワールドリング[船橋]
重賞連勝中の3歳馬ただアフター5スター賞の勝ち時計1分12秒3は重馬場だったのにも関わらず近10年で一番遅かった。
加えて1開催後に2歳馬のママママカロニが同じ大井1200mを1分11秒5で走破して、さらにアフター5スター賞の物足りなさが募った。
12ドーヴァー[大井]
1200mがベストでもないし、近走も大敗続き予想ブログを書くにあたって一服の清涼剤のような馬。
13サイクロトロン[JRA]
補欠2番手からの繰り上がりで陣営も認める急仕上げ。万全でも本命にしない馬が、万全ですらないならオミットしたい今日この頃。
東京盃-前日予想
このレースの肝は展開。逃げるのはクルセイズスピリツかコパノキッキング。
コパノキッキングは逃げなくてもルメールがペースを読んで2番手に付ける可能性が結構ありそうで、キッキングが先行するならペースを握るのはクルセイズスピリツではなくてルメールになりそう。
個人的にはクルセイズスピリツを逃して、過剰な圧はかけてこないと予想。
早仕掛けはしてくるだろうけど、クルセイズスピリツも楽逃げ+直線を向くまで先頭なら共存できないか。
◎コパノキッキング
◯クルセイズスピリツ
▲レッドルゼル
△リュウノユキナ
完全に展開からの予想で、コパノキッキングが後ろから行った時点で破綻するので、クルセイズスピリツ単騎逃げ想定の馬券も買っておきたい。
