【2022年】第23回兵庫チャンピオンシップの傾向と対策と予想と。
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第23回兵庫チャンピオンシップ

かきつばた記念は思ったより人気があったインペリシャブルと、思ったよりも全然人気がなかったワイドファラオを軸に3連複のみで馬券勝負

奴らはどこ走ってたんでしょうか…。

何にも面白くなかった。。。


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園田ダート1870m-傾向

2コーナーからスタートしてコースを1周半する園田のチャンピオンシップコース
コーナーを6回も回る為に外々と回らされる馬はかなりの距離ロスが生まれるが、フルゲートが12頭なのでそこまで内外の有利はない。
園田は向正面から3コーナーの間に1.2mほどの勾配があり、2周目の勝負どころで何頭も仕掛けていく馬が出るような厳しいレースになれば1870m以上の距離を走るスタミナが要求される。
園田1870mコース図 空撮画像:グーグルマップ


兵庫チャンピオンシップ-過去10年の傾向

本当に堅い
前日のかきつばた記念もかなり堅い傾向だったけれど、兵庫CSはそれに輪をかけて人気決着となっている。

過去10年の単勝平均配当は274円と格安。

馬連も4,280円が1回あっても平均配当660円。実に9回が3桁配当に収まっている。

3連複は7番人気のバンローズキングス(単勝オッズ278倍)が3着に来た2019年に万馬券となったが、10回中8回が3桁配当。

3連単も万馬券2回の最高配当28,970円と穴党はなかなか出番がない。


JRA勢の独壇場
兵庫所属馬は菊水賞(中央競馬の皐月賞に相当)の勝ち馬であってもこのレースの出走を回避することが多く、兵庫陣営の冷静なジャッジを見てもレベル差は明らか。

過去10年で菊水賞馬が兵庫CSに出走したのは3回しかなく、2014年のニホンカイセーラが8番人気で10着。2015年のインディウムが4番人気で5着。2018年のアゼツライトが6番人気で7着。

その他7頭の菊水賞馬は次走が半年後だったシュエット以外は5月6月に出走しているのに兵庫CSは回避している。


接戦になることは少ない
各馬ばらけてボートレースのゴールのような感じで入線するのがこのレースのお約束

競走能力に相当な差があるケースが多いので馬券検討はしやすい。

予算を均等に分けて買うより、濃淡を付けて買いたいレース


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 10勝:0勝
連対圏 20頭:0頭
複勝圏 29頭:1頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×1回、3連単×2回(6桁配当×0回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×10回、馬連×9回、3連複×8回、3連単×1回


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝274円110円600円
馬連660円130円4,280円
三連複1,750円200円10,370円
三連単7,107円890円28,970円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気62160%80%90%
2人気35230%80%100%
3人気12210%30%50%
4人気0010%0%10%
5人気0120%10%30%
6人気0010%0%10%
7人気0010%0%10%
8人気以下0000%0%0%


兵庫チャンピオンシップ 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で1例

馬名所属着順人気
2019年バンローズキングス兵庫3着7人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1クレールアドレ[笠松]
3歳重賞でも安定のホースケア


2ローグネイション[兵庫]
園田の馬だけで走っても馬券外。


3ノットゥルノ[JRA]
前走負けたデリカダは無傷での伏竜S制覇
3着だったペイシャエスは次走好タイムで1勝クラスを5馬身差圧勝
落鉄して2着ならかなりの高評価。
正直、落鉄ってどの程度の影響があるのかよくわからんけども。

父ハーツクライのダート活躍馬はタイムフライヤー、スワーヴアラミス、ロードゴラッソ
いずれも母型にダート色のある血統が入っていたけど、この馬も母父にアメリカ血統のUnbridled's Song

武豊は少しだけ弱気
スタートが遅い、器用さがない、小回りコースは良くないとコメント。
ただJDDに出たいので至上命題として賞金が積める2着以上を取りに行くと最後は力強かった。


4ベルレフォーン[兵庫]
良馬場に限れば菊水賞の勝ち時計1分52秒2は水準よりやや高め。
ただ割と良いレベルの菊水賞馬では足りないのがこのレースの歴史。
JRA勢の何角かが崩れてくれれば…の他力本願な惑星馬。


5アントラシート[兵庫]
う~ん、弱い。


6ベラジオボッキーニ[兵庫]
タモリが昔「フェラチオ・ボッキーニ」という卑猥なブランド名のスーツを自分で作って着ていたらしい。
そこから馬名取ったん?


7ブリッツファング[JRA]
デビュー3戦連続1番人気

ヒヤシンスS 9着後に福永は「まだ緩い」とコメントしていたけれど、調教師は「現時点で完成度が高い」とコメント。どっちなんだいっていう。

前走の勝ちタイムは同日の古馬1勝クラスより0.4秒遅く、未勝利より0.7秒速い。
翌日の未勝利戦と2勝クラス特別の勝ち時計は共に1分53秒3でブリッツファングの時計よりも0.3秒速い。
要するに前走タイムは3歳1勝クラスの水準レベルだった。


8バウチェイサー[兵庫]
菊水賞は1番人気を背負って四角先頭、王道の勝ちパターン競馬も通じずに連対も外す3着。
地方馬相手に通じないのであれば、ここで通じる道理がない。


9コンシリエーレ[JRA]
サウジ帰りだけれど、2ヶ月空いているし、ノーザンFならノウハウもあるし、何も問題なさそう。

新潟、東京、サウジと軽いダートで好走を続けているので、初めての砂質になる園田の重いダートをこなせるのかが鍵。


ダミアン・レーンはダートが苦手という話もあったので調べてみると中央競馬限定ながら

芝【53-24-27-88】
勝率27.6%/複勝率54.2%
単回値97円/複回値92円

ダート【26-17-16-66】
勝率20.8%/複勝率47.2%
単回値76円/複回値77円

芝のレースと比べてしまうとかなり落ちるのは事実だけれど、ダートでも水準以上の数字は残していて乗れないということは絶対ない。
先週もブリリアントSを勝っているし。


10アイスジャイアント[JRA]
恥ずかしながらドライスタウトという怪物がいることを知らなかった私の全日本2歳優駿の本命馬。

鮮やかだったJBC 2歳優駿を評価して本命にしたんだけど、やはり展開利がかなり大きなウェイトを占めていた模様。
勝因は展開利(4)+素質(6)と予想したけれど、展開利(8)+素質(2)くらいだった。

今回5ヶ月ぶりはノーザンファームの馬で全く問題ないとして、脚が使える展開になるかどうか。

前走大敗後の三浦騎手のコメント
「終始追っ付け気味で小回りの分、外外へ逃げて終始脚が溜まらない展開でした。しっかり脚が溜まらなかった分、同じ脚色になりました。追走が前回よりしんどかったです。ついて回ってきた感じになりました」


11タンバグリ[兵庫]
サトノアラジン産駒はJRA限定でも芝よりダートの方が勝ち星が多い。
だからここでやれるというわけではないけども。


12ドライスタウト[JRA]
前走の全日本2歳優駿は第72回(第10回から1600m戦)にして1分39秒台で走った初めての馬になった。
しかも1分39秒2とむしろ38秒台に近い快時計。
全体の走破時計がやたら速かった馬場でもなく、物凄い勝ちタイム。

素質は疑いようがないので、あとは休み明け。
昨今の3歳素質馬は冬全休も割と普通なので、そこは問題ないとしても、この馬はその辺のノウハウをきっちり持っている社台、サンデー系ではなく日高の馬なのが気にかかる部分。

馬主がサンデーRやキャロットFであれば5ヶ月ぶりでも何ら問題ないと思えるけど、YGGホースクラブでこのローテは馬券買う側にとっては喉に刺さった小骨。

ちなみにYGGホースクラブは荻伏牧場レーシングクラブの流れにあるクラブ法人なのでカリブソングやブルーコンコルド等の十分な経験値がある組織ではある。


兵庫チャンピオンシップ-前日予想

大器ドライスタウトが本命。
本命にしなかった場合、どこにこの馬を置いていいのかわからない!

対抗はノットゥルノ
賞金加算の2着を視野に入れて戦うなら勝ちに行く馬よりも連軸として信頼できる。

コンシリエーレは色々と不安もあるので来たら仕方ないの元馬券まで。

地方馬は基本的に来ないので買わないのがベストバランス@松本吉弘

◎ドライスタウト
○ノットゥルノ
▲アイスジャイアント
△ブリッツファング
△コンシリエーレ


blogmura

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