寺田千代乃オーナーの本業など
アート引越センターを運営するアートコーポレーションの創業者2020年に経営の第一線からは退いて名誉会長となっているが、持ち株会社アートグループホールディングスの社長は継続して務めている。
寺田千代乃社長-You Tube「ザ・リーダー」より-
寺田千代乃オーナーの馬主歴
初所有馬は1992年生まれのロマンディーノとなっているけれど出走歴ナシ初出走は1997年のアートストロング（父ミホシンザン）で新馬戦で3着に入っている。その後11戦目で未勝利を勝つも通算1勝で引退。
寺田千代乃オーナーの高額落札馬
1億円を超えて落札した馬は過去に1頭。父ディープインパクト、母スイープトウショウの超良血馬で2013年のセレクトセールで1億500万円で落札した。
レガッタという名前でデビューして新馬戦を快勝。
2戦目できさらぎ賞に挑戦するも7着、続く若葉Sで5着。
そしてこれが現役最後の出走となってしまった。
続いての高額馬はアンドレアス
キングカメハメハ産駒で母はマンハッタンセレブ。
如何にも「マテンロウ」の冠を付けるのに相応しそうなお母さんなのに息子の名前はアンドレアス
2015セレクトセールでの落札価格は9720万円
JRA未勝利で兵庫競馬に転出して3勝を挙げた。
3番目はリオンリオン
父ルーラーシップ、母アゲヒバリ、母の母がトゥザヴィクトリー
青葉賞とセントライト記念を勝って菊花賞が期待されたけど、そこで屈腱炎を発症。2年ほど休養して復帰を図ったけれど叶わずに引退となってしまった。
落札価格は9072万円
以下は
マテンロウカノン（8580万円）
マテンロウウェイ（7920万円）
マテンロウメーヴェ（7776万円）
アベンチュリン（7128万円）
マテンロウボンド（6600万円）
と続く。
寺田千代乃オーナーの活躍馬
初重賞制覇は2007年のマーメイドSを制したディアチャンス（父タイキシャトル）他に重賞を制した所有馬は…
ターコイズS（連覇）、阪神牝馬S、京都牝馬Sと牝馬重賞を4勝したミスパンテール（父ダイワメジャー）
2019年の青葉賞とセントライト記念を勝ったリオンリオン（父ルーラーシップ）
2019年の函館記念を勝ったマイスタイル（父ハーツクライ）
2022年のシンザン記念を勝ってNHKマイルCでも2着したマテンロウオリオン（父ダイワメジャー）
2022年のきさらぎ賞を勝ったマテンロウレオ（父ハーツクライ）
上記の中でセリ市にて購入したのはディアチャンス（945万円）とリオンリオン（9072万円）だけで、重賞を勝ったのはセリ市以外で購入した馬が多い。
寺田千代乃オーナーと関係が深い競馬関係者
預けている馬は昆貢厩舎が一番多い。そんな昆貢調教師といえば社台とは別路線で生きていることで有名。
寺田オーナー自身は社台系の馬を全く買っていないわけではないけれど、昆貢厩舎に入れた馬に社台系出身の馬は1頭もいない。
暗黙の了解なのか、社台の馬は絶対預からないと言われたのか気になりますね（笑）
そんなノーザンファーム出身の寺田馬は藤原英昭厩舎や松永幹夫厩舎などに預けられている。
寺田千代乃オーナーの命名傾向
最初期は会社名でもある「アート」を冠名に使っていた。アートチヨノオーなんてなかなか美しい名前だけれど、軒並み走らなかったからなのかアート冠は3頭でヤメてしまった。数年空いた後に「ディア」の冠名を使用
ディアを冠した馬は全部で22頭なので、現在までに所有した馬の20％弱にディアの冠が使われている。
そして現在は「マテンロウ」の冠を使用。
マテンロウを戴いた馬は46頭で全体の40％くらいとなっている。
残りの4割くらいの所有馬には冠名が付いていない。
夫も馬主
夫でありアート引越センター株式会社の代表取締役会長である寺田寿男氏も馬主寿男氏とは10代の頃にバイク仲間として出会ったとのこと。
息子さんも馬主
アート引越センター株式会社の代表取締役専務である寺田秀樹氏も馬主初出走は2011年のフォースチャンスで新馬戦4着
その後も数頭を所有しているけれど、現状の馬主業に関しては両親に任せている感じで、何かあった時の為に馬主免許を保持しているような雰囲気。
長男で代表取締役社長の寺田政登氏は馬主登録されていない。
ちなみに寺田家は3兄弟と千代乃氏がインタビューに答えている。
寺田家勝負服コレクション
寺田千代乃氏の勝負服
＜白、桃星散＞
寺田寿男氏の勝負服
＜白、青星散、白袖＞
寺田秀樹氏の勝負服
＜白、薄紫星散＞
勝負服作成サイト：勝負服チェッカー
参考にさせていただいた記事や動画
アートコーポ<上>女性初のオンパレードだった寺田千代乃氏https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/268595
「ザ・リーダー」アートコーポレーション寺田千代乃 社長
https://www.youtube.com/watch?v=kO9TQfCCPXU
※本記事は更新日（2022/10/30）時点での最新情報となっています。
