【馬主プロファイル】猪熊広次オーナーの本業や活躍馬、石川オーナーとの関係など
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猪熊広次オーナーの本業など

株式会社バローズの代表取締役社長

2019年日本ダービー表彰式

主な事業内容はアプリコンテンツ事業、ソリューション事業とHPに記載されている。

auショップの運営や、モバイル機器の販売、最近はスマホアプリに力を入れていて特に「懸賞GAMES」シリーズがヒットしている。らしい。

株式市場への上場はしていない。


ちなみに名前は「いのくまひろつぐ」と読む。

競馬新聞に名前の読み方は書いていないので、自分は20年近く「いのくまこうじ」だと思っていた(・ε・;)


猪熊広次オーナーの高額馬ランキング

初期は日高の馬が圧倒的に多かったが、近年はノーザンファームからも馬を購入していて、セリ市で1億円を超えているのは全てノーザンファームの生産馬。

1位:スパイダーバローズ(父ハーツクライ)
市場取引価格:1億7280万円
2019年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2019105444/

2位:ヘンリーバローズ(父ディープインパクト)
市場取引価格:1億2960万円
生涯成績:2戦1勝
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2015104813/

3位:アイアンバローズ(父オルフェーヴル)
市場取引価格:1億6400万円
2017年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2017105477/

4位:ジュリアバローズ(父ディープインパクト)
市場取引価格:9504万円
2018年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2018105056/

5位:ロジャーバローズ(父ディープインパクト)
市場取引価格:8424万円
生涯成績:6戦3勝
主な勝鞍:日本ダービー
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2017105477/


猪熊広次オーナーの活躍馬

JRAのGIを勝利しているのは日本ダービー馬のロジャーバローズ

重賞初制覇は2009年シンザン記念のアントニオバローズで、他に2015年ファンタジーSを制したキャンディバローズ、2018年CBC賞、北九州記念を勝ったアレスバローズがいる。

地方では全日本2歳優駿(GI)と東京ダービー(S1)を勝ったアランバローズ
現在の所、地方競馬での重賞勝利は全てアランバローズが挙げている。


猪熊広次オーナーの命名傾向

冠名は社名でもある「バローズ」

中央でも地方でも一貫して馬名の後ろにバローズが付く。

前にバローズが付いたことは過去に一度もない。

バローズの前に付く単語は色々だけれど人名が比較的多い。

そして活躍馬にもロジャーバローズやアランバローズ、アントニオバローズ、ウィリアムバローズなど「人名+バローズ」が非常に多い。

名前は自分では考えきれないので競馬好きの社員などにもアイデアを出してもらってその中から選んでいるとインタビューで語っている。


キセキの石川達絵オーナーとの関係

石川オーナーは元バローズの社員で、そこから分社化された株式会社デジマースの代表取締役社長で、現在はバローズの取締役も務めているらしい(未確認)

勝負服も線の数が違うだけのデザインなっている。

猪熊オーナー勝負服

石川オーナー勝負服


2人の仲は深く、ロジャーバローズとキセキで一緒に凱旋門賞へ挑戦することが決定していた。これは日本ダービーを勝つ前から決まっていて、その時点ではロジャーバローズはキセキの帯同馬のような扱いだった。

そんなロジャーバローズが日本ダービーを優勝して胸を張って凱旋門賞に挑む予定となったが、残念ながら屈腱炎を発症してしまい3歳での競走馬引退となってしまった。



私の個人的な思い出話

バローズの馬を初めて知ったのは大井競馬場だった。

猪熊オーナーは最初は地方競馬の馬主からスタートしていて大井がメインだった。自分のホームも大井競馬場なので○○○バローズをよく見かけていたのだけど、2000年頃の○○○バローズは良くて南関Bクラスの馬がいるかいないかくらいの印象。

その後、中央競馬でもバローズの付いた馬を見かけるようになって、実はバローズの中の人はJRA馬主になれるくらいのお金持ちだったんだなと思った記憶。

ただ中央でも大井でも暫く強い馬はいなかったし、あまり持っていない方の馬主なんだろうと勝手に思ってしまっていたんだけど、とんだ見込み違いだった。

2019年にロジャーバローズで日本ダービーを制覇。2021年にアランバローズで東京ダービーを制覇。

JRAと南関東のダービーを制覇。メチャクチャ持っている。

2000年以降でこの2つのダービーを両方勝っているのは猪熊オーナーの他はサンデーレーシングしかいない。


参考にさせていただいた記事や動画

猪熊オーナーVに興奮「勝つなんて」/ダービー
https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=201905270000179&year=2019&month=05&day=27

《日本ダービー3年前の大波乱》12番人気、単勝9310円…なぜロジャーバローズは大本命・サートゥルナーリアに勝てたのか?
https://number.bunshun.jp/articles/-/853370


※本記事は更新日(2022/11/14)時点での最新情報となっています。

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