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第59回関東オークス
いい加減馬券の調子が上向かない2023年たまには当たってくれないと競馬が楽しくない!
明日から楽しい日々が送れるように願うだけの関東オークス
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川崎ダート2100m-傾向
2コーナー過ぎの一番深い所からスタート最初のコーナーまでの距離は約400mあり十分に先行争いが行える。
コーナーを6回も回るので必然的にペースが遅くなることが多く、1周目のゴール前直線は見た目でもわかるほどペースが落ちる。
直線一気を決めるのは難しく脚質や仕掛け所が重要。
騎手の経験と力量が問われるコース
空撮画像:グーグルマップ
関東オークス-過去10年の傾向
勝つには四角3番手以内
過去10年での勝ち馬の位置取りは全て4コーナー3番手以内。圧倒的に前が有利で、去年も逃げたラブパイローと2番手追走のグランブリッジのワンツー決着。
後方タイプなら2周目の向正面で先頭集団に取り付いていく実力とスタミナがある馬でないと勝ちきれない。
南関クラシックホースの関東オークス成績
現行の浦和桜花賞➔東京プリンセス賞➔関東オークスというローテが確立されたのが2003年なのでそれ以降のデータを参照。★二冠馬
桜花賞、東京プリンセス賞の二冠を制して関東オークスに臨んできた馬は過去に5頭いて、1勝(チャームアスリープ)、2着2回(ケラススヴィア、アクアリーブル)、3着2回(スピーディキック、トーセンガーネット)と馬券内パーフェクト
★東京プリンセス賞馬
7頭が出走して2勝(アスカリーブル、テンセイフジ)、2着1回(ディーエスメイドン)、3着2回(マニエリスム、ブライズメイト)、着外2回とかなりの好成績を残している。
★浦和桜花賞馬
こちらも東京プリンセス賞勝ち馬と同じく7頭が出走しているけれど、成績は対照的で【0-0-0-7】と全敗。
そこそこ人気になりそうなメイドイットマムには不吉なデータ。
1番人気馬は未来から見ると玉石混交
過去10年の1番人気は全てJRA所属馬。その中には人気に応えて勝利。その後も重賞戦線で活躍した馬もいれば、重賞で1番人気に支持されるような実力馬ではなかったのも何頭か混じっている。
過去10年の関東オークス1番人気馬の単オッズと成績
スピーディキック(単3.1倍)3着ウェルドーン(単2.2倍)1着
セラン(単3.3倍)5着
マドラスチェック(単2.1倍)2着
ララプリムヴェール(単1.8倍)6着
クイーンマンボ(単1.9倍)1着
アルセナーレ(単2.7倍)3着
アルビアーノ(単1.4倍)4着
エスメラルディーナ(単1.8倍)1着
オメガインベガス(単1.9倍)2着
勝利に近いのは圧倒的に中央勢も馬券内なら地方馬は有り寄りの有り
過去10年で10勝とJRA所属馬が圧倒しているけれど、2、3着ならば10頭と10頭で完全に互角。JRA勢で1~3着を独占したのは10年で1回しかない。
データ的には1着欄にはJRA所属馬をマークして、2、3着には地方馬も散らして買うのが良さそう。
大敗する中央馬がいる
古馬の交流重賞は中央馬で上位独占が毎回のお約束のようになっているけれども、3歳牝馬のダート2100mという珍しい条件の関東オークスは毎年のように大敗する中央馬がいる。JRAでは3歳ダート路線があまり整備されていないこともあり、ダート適性、あるいは長距離適性がない馬が出てくることが結構あるので、中央馬の見極めがかなり大事なレース。
それがとても難しいんだけれども。
JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 10勝:0勝連対圏 15頭:5頭
複勝圏 20頭:10頭
過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×1回、3連単×4回(6桁配当×1回)過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×5回、3連複×3回、3連単×0回過去10年の平均配当
券種 | 平均配当 | 最低配当 | 最高配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 534円 | 190円 | 2,110円 |
馬連 | 2,129円 | 270円 | 8,120円 |
三連複 | 3,576円 | 490円 | 13850円 |
三連単 | 22,347円 | 1,660円 | 104,200円 |
過去10年の人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1人気 | 3 | 3 | 2 | 30% | 60% | 80% |
2人気 | 5 | 1 | 0 | 50% | 60% | 60% |
3人気 | 0 | 1 | 2 | 0% | 10% | 30% |
4人気 | 2 | 2 | 0 | 20% | 40% | 40% |
5人気 | 0 | 2 | 2 | 0% | 20% | 40% |
6人気 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 10% |
7人気 | 0 | 1 | 0 | 0% | 10% | 10% |
8人気 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 10% |
9人気以下 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% | 0% |
関東オークス 地方馬成績
地方所属馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で10例年 | 馬名 | 所属 | 着順 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2022年 | スピーディキック | 浦和 | 3着 | 1人気 |
2021年 | ケラススヴィア | 浦和 | 2着 | 2人気 |
2020年 | アクアリーブル | 船橋 | 2着 | 4人気 |
2019年 | トーセンガーネット | 船橋 | 3着 | 2人気 |
2018年 | ゴールドパテック | 川崎 | 2着 | 5人気 |
2018年 | クレイジーアクセル | 船橋 | 3着 | 3人気 |
2017年 | ステップオブダンス | 船橋 | 3着 | 6人気 |
2016年 | ミスミランダー | 船橋 | 2着 | 7人気 |
2015年 | トーセンマリオン | 浦和 | 3着 | 8人気 |
2014年 | トーコーニーケ | 兵庫 | 2着 | 5人気 |
独断と偏見に満ちた出走馬レビュー
1ワイズゴールド[大井]
南関クラシックでは厳しいと見て賢く戦場を選んで賞金を稼いできたけど、ここで勝負の刻!2サーフズアップ[船橋]
データ的に好走率の高い東京プリンセス賞の勝ち馬桜花賞の負け方も良くてハイペースの中で4コーナーを先頭で回ったもののメイドイットマムの末脚にやられた。
関東オークスは前に行かないと勝負にならないので、先行力があるのは大きなプラス要素。
3クレメダンジュ[JRA]
2勝はペースに恵まれて勝ちきったレースで、ここは多少速くなっても前が止まらないので脚質的にも実力的にも少し離されている感。JRA所属という「箔」でできるだけ人気になって欲しい。
馬券を当てたいなら組み入れた方がいい馬だけど、馬券で儲けたい私はオミットしたい。
4フークエンジェル[船橋]
桜花賞と東京プリンセス賞で上がり最速を叩き出している馬。上位馬が何頭か勝手に垂れてくる超絶前に厳しい展開になった場合にのみ馬券内に浮上してくる。
基本的にはTVのフレーム外で豪脚を見せつけて7着みたいなタイプ。
5スギノプリンセス[川崎]
ダンカーク×エンパイアメーカーとかいう無骨な血統川崎2100mはかなり合いそうだけど、さすがに馬券を買うなら秋の戸塚記念とロジータ記念。
6ベストホリデー[船橋]
後ろから行く時点でもう厳しい。7マルグリッド[兵庫]
強い3歳牝馬は牡馬クラシック路線に向かうので兵庫クラシックの牝馬路線は二枚落ちくらいになりがち。せめて勝ち切ってくれていないと馬券は買えない。
8コアリオ[大井]
前々走は逃げて、捲くられて、一旦5番手まで下がって控えて、前が詰まって、それでも楽勝という味のある競馬東京プリンセス賞は面白い所があるんじゃないかと期待していたけど2.1秒差の8着では…。
9メイドイットマム[船橋]
東京2歳優駿牝馬と桜花賞を勝って東京プリンセス賞までは1強だった馬。ただこの手の牝馬が1回負けると脆いのが南関クラシックで、南関ファンならみんな持ってる早熟馬の懸念
あと完全なる差し馬で浦和の桜花賞でも4コーナーで4番手。脚質が関東オークス向きではなく、良くて2~3着。
10パライバトルマリン[JRA]
前走は同じ日に古馬OPのオアシスSがあった。その勝ち馬で次走に浦和さきたま杯を2番人気で5着だったコンシリエーレと走破タイムが0.4秒しか変わらなかった。千m通過はオアシスSよりも0.1秒早い快速ラップ。それでいて逃げ切ったのだから評価は高い。
2走前の敗因で横山武史がレース前からテンションが高くてレースが嫌になっていたとコメントしているので、懸念点は当日のテンションと2100mの距離。
東京マイルなら大本命だろうけど、川崎2100mとはコースが違いすぎて難しいなりィ…。
11メイショウオーロラ[JRA]
前走は半馬身遅れのスタートからミトノオーに取り付いていったけど、3コーナーから離されてしまった。それでも3着をキープしたのは立派。ミトノオーからは16馬身離れてるけども。
左回りの長距離は良さそうだし、調教的にも前走よりデキが上がっていそうな雰囲気。脚質的にもトレンドに沿っている。
横典が逃げたらそうそう突っつかれないだろうし、逃げれば勝利最右翼。2番手からの競馬でも馬券圏内なら一番堅そう。
12マインドユアミモザ[川崎]
条件戦も勝てていないのでムリ!13フェブランシェ[JRA]
3ヶ月の休み明けだけど、ノーザンで調整されているので全く問題ナシ。パライバトルマリンとの選択権があったのかわからないけど、ルメール続投なのも心強い要素。地方のルメちゃんはポカすイメージが強いけど、フェブランシェが選ばれたってのは重要よね。
関東オークス-予想-
堅実に駆けそうなメイショウオーロラ、ノーザンFでの調整に信頼が置けるフェブランシェの2頭を本命対抗難しいのがパライバトルマリンだけど、川崎はフィットしないと見てオミット。過去のデータから3着は地方馬を選びたいので、そうなると東京プリンセス賞馬のサーフトリップ
◎メイショウオーロラ
◯フェブランシェ
▲サーフトリップ