【2023年】第27回北海道SCの傾向と対策と予想と。
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第27回北海道SC

5月のインケツぶりを最後まで念押しするかのようにさきたま杯で◎シャマルが競走中止。止まったのはゴール50m手前だけれど、1コーナー時点で離れた最後方にいて期待感がまるでなかった…。

今の所、馬体故障としか出ていないけど、明らかに最初から調子悪かったのに1350mは走ったってことを考えると最悪の事態はなさそう。生死に関わりそうな状態なら川田がすぐに止めているだろうし。

そんな感じで向正面ですでに馬券は紙くずになると確信していたけれど、馬券的にも不幸中の幸いだったのは◯エアアルマスも豪快に沈んだこと。これはもうどうやっても当たらなかった。


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門別ダート1200m-傾向

中山の1200mに近い形態で2コーナーのポケットからスタートして1ターンの競馬
コーナーまでの距離が十分かつ、1つしかないので外枠の不利もあまりない。

内側の砂が深い事がある為に外枠が有利に働くこともあり、その辺は直前の開催の傾向を見る必要がある。内の砂が深そうならばダッシュを利かせにくい内枠の逃げ馬には不利に働く。
門別競馬場ダート1200m見取り写真 空撮画像:グーグルマップ


北海道SC-過去10年の傾向

上位人気馬が鬼のように強い
1番人気馬は過去10年の複勝率がピカピカの100%。

2000年の第4回でカガヤキローマンが6着に負けて以降、22年連続で馬券内と恐ろしく堅実な結果を残している。

2、3番人気も複勝率70%とかなりの信頼度を誇っていて、過去の傾向からは上位人気3頭の内の2頭以上が馬券に絡んでくる可能性が高い。


当然ながら配当も人気サイド
馬連では過去10回中7回が3桁配当とかなりの人気サイド決着。
2着同着が一度あるけれど、その年は1780円と2700円なので、純粋に10年中7年で3桁配当になっている。

3連複も10年中5年で3桁配当、しかも全て5倍以下の低配当なので手広く買うならトリガミも覚悟しておきたい。


門別のダートは時計がかかる
良馬場時の平均勝ち時計が約1分12秒3と、門別競馬場のダートは他よりかなり時計がかかる。

ダート1200mでも中山や盛岡とはダートの質がかなり違うので、合う合わないがある。

2019年と20年に9歳、10歳のメイショウアイアンが2年連続で好走しているように高齢馬でも戦える舞台。

特に良馬場の時はパワー系スプリンターの出番。


馬券内地方馬は全て連対
交流重賞で珍しいパターンとして、地方馬の1、2着はあるのに3着がない。

過去10年で1着1頭に2着が3頭と交流重賞としては地方馬は大健闘している。

3着がないのは偶々(たまたま)としても、地方馬でも十分にやれるレース。


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 9勝:1勝
連対圏 16頭:4頭
複勝圏 26頭:4頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×1回、3連複×1回、3連単×5回(2着同着による同年2つ万馬券アリ)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×7回、3連複×5回、3連単×1回


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は
2022年優勝「ダンシングプリンス」


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝513円160円2,000円
馬連2,770円180円16,110円
三連複2,605円170円15,820円
三連単23,062円770円120,730円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気54150%90%100%
2人気12410%30%70%
3人気32230%50%70%
4人気0010%0%10%
5人気0120%10%30%
6人気10010%10%10%
7人気0000%0%0%
8人気0100%10%10%
9人気以下0000%0%0%


北海道SC 地方馬成績

地方所属馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で4例

馬名所属着順人気
2020年メイショウアイアン北海道1着6人気
2019年メイショウアイアン北海道2着8人気
2018年ラブバレット岩手2着3人気
2015年ポワゾンブラック北海道2着5人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1ケイアイドリー[JRA]
逃げるとひと息なタイプで先団で控える競馬が理想と前走の東京盃の時に調教師がコメントしていた。

となるとこの1番枠はかなり難しい枠を引いてしまった。前日の競馬を見ても騎手は内を5頭分くらい空けて回ってくる外差しの馬場。深いインなら簡単に突けるけど、伸びる外を回るには下げないといけないジレンマ。

この難ミッションを藤岡康太がどれだけの精度でこなせるかで着順が大きく変わってきそう。


2ジャスティン[JRA]
ダート7勝、2着2回は全て右回りなので、門別は良さそう。

不良のクラスターCで「乾いた馬場の方が合っている」と横山武史がコメントしていて、良馬場濃厚の今回の馬場は合っている。

あとは「控える展開」と「海外帰りの調子」という微妙な2つの要素をどう考えるか。

世界の矢作は敗北を恐れないで出走させてくるので、休み明けではネームバリューほどの信頼度はなさそうだと思ったけど、JRAでの中15~30週での重賞挑戦は【8-9-8-46/71】で複勝率35.2%。回収率は単複ともに100%を余裕で超えていた。


3スペシャルエックス[北海道]
ひたすら大きい所を使われているので期待のほどが窺える3歳馬

ただまだここで通用するようなスピードは見せてくれていないので、様子見妥当。


4ダンシングプリンス[JRA]
宮田調教師は慎重なコメントを出すタイプで、今回も強気ではないけど、勝った去年はそれよりも弱気だったことを考えると、今年の方がいい雰囲気のコメント。

去年は函館で直前に調教しての門別入りだったけど、今年は成功体験に捕らわれずに美浦からの門別入り。あとは去年57kgからの今年59kgの斤量。

この2つの変化がどうかということと、明らかに時計の速いダートの方が得意そうなので、時計がかかる門別の良馬場がどうでるのか。


5フジノパンサー[北海道]
いぶし銀の道営スプリンターで北海道SCへの挑戦は4回目

初の掲示板を目指してがんばってほしい。


6スティールペガサス[北海道]
今年の道営スプリンターの一番星

去年の北海道SCでも0.8秒差の5着に好走しているので、やれても全く不思議無い。

とはいえ、交流グレードは5着6着から先の壁が本当に厚いのよ…。

ただ前走は太め残りでかなり重そうだったのに、仕掛けてからは伸びが違う楽勝ぶり。ここ目標で調整しているみたいだし、調教師も結構強気なコメントをしている。かなり面白い存在。


7アイオライト[JRA]
ダート中距離のイメージだったけど近走は1200mや1400mで好走を続けて完全にキャラ変に成功。

今回は門別に事前入厩して直前調教を行うというやる気っぷり。

1200m戦ならあまり時計が速くならない方がいいだろうし、門別の良馬場は最適かもしれない。やる気に運も付いてきている感じ。


8スマートアヴァロン[北海道]
スティールペガサスの後塵を拝しまくっている11歳馬。

さすがに厳しい。


9ホッコーライデン[北海道]
JRAの障害から移籍してきて門別デビュー戦を1200mで勝利。

走破タイムも同日の重賞エトワール賞を勝ったスティールペガサスと0.3秒差で、2着スペシャルエックスよりも0.2秒速い。

障害帰りでこの時計はホッコーライデンのポテンシャルが高いのか、障害明けの9歳馬にあっさり肉薄される今年の道営レベルが微妙なのか。


10ジャスパーシャイン[北海道]
この馬もスティールペガサスにひたすら負けているので比較で弱い。

薄いけど、3着争いが千切れて大混戦になった時に無欲の食い込みはアリエール。


北海道SC-前日予想

本命は陣営の意気を汲んでアイオライト。門別も合いそう。

対抗はダンシングプリンスといきたいところだけど、スティールペガサスで6月の夢を見たい。前走は明らかに仕上がり途上の馬体だったので、上昇必至!

◎アイオライト
◯スティールペガサス
▲ダンシングプリンス
△ジャスティン
△ケイアイドリー

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