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第34回ブリーダーズゴールドカップ
7月のダート交流重賞の馬券成績は勝ちもせず、負けもせず。今月もそんな感じでいい(低い野望)
勝てなくても負けなければポイント分だけ浮くし (・ε・)
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門別ダート2000m-傾向
大井の2000mによく似た素晴らしいコース設定で最後の直線が56m短いだけ。その分だけ最後に脚を使える馬よりも長く良い脚が使える馬が合う。
空撮画像:グーグルマップ
ブリーダーズゴールドカップ-過去8年の傾向
人気馬が強すぎる
牝馬限定になった過去8年で馬券圏内24頭の内1~4番人気馬が実に23頭を占めている。人気馬が上位独占の傾向が強く出ている。
ただ牝馬交流は10年に1回周期でとんでもなく荒れる。
もしかしたら今年かもしれない…。
馬格のある馬が有利?
馬券圏内に来た馬の内で2018年優勝のラビットランが最少体重馬で448kg他に450kg台の馬が1頭(リネンファッション)、460kg台が2頭(メモリーコウ、レーヌブランシュ)、470kg台が3頭(サンビスタ、マイティティ、マルシュロレーヌ)
残り17頭は480kg以上の馬格を誇っていた。
先行が勝利の近道
比較的差しが効きやすい門別コースということで過去7年で逃げた馬は未勝利前を見ながら勝負所で上がっていける先行、差し馬が勝っている。
去年も楽逃げで圧倒的に展開有利だったリネンファッションがマルシュロレーヌに差し切られてしまった。
その後の成績を考えれば当然の力差かもしれないけれど…。
牝馬交流重賞はいつか必ず荒れる
JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 8勝:0勝連対圏 16頭:0頭
複勝圏 24頭:0頭
過去8年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×0回、3連単×1回(6桁配当×0回)過去8年で3桁配当で収まったのは…
単勝×7回、馬連×6回、3連複×7回、3連単×1回過去8年の平均配当
券種 | 平均配当 | 最低配当 | 最高配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 566円 | 170円 | 2,070円 |
馬連 | 743円 | 130円 | 1,680円 |
三連複 | 705円 | 220円 | 2,560円 |
三連単 | 5,893円 | 790円 | 25,460円 |
ブリーダーズゴールドカップ 地方馬成績
地方馬は過去8年で1回も馬券に絡んでいない。5着まで枠を広げても5頭しか入っておらず、掲示板内はJRA勢が35/40と圧倒している。
独断と偏見に満ちた出走馬レビュー
1ソーディスイズラヴ[北海道]
ブリーダーズGCは4歳の時に14着、5歳時に7着、6歳、7歳時は出走せず。ンマー普通に厳しい。
2テリオスベル[JRA]
前々走でゲンパチルシファーに勝って、マーキュリーCでも2着とオープン級の実力は示しているけれど、前走は少なからず斤量の恩恵があったように思える。テンが速くないのは証明済みで、2番枠だと抑え込まれる危険性。
砂を被るとやる気がなくなる気性らしく、前走はそれを発動させなかったので改善されたのか、たまたまだったのか。
楽にいかせて貰えるなら確勝級で、他に絶対的な逃げ馬もいないけれど、人気も考えると色々な判断が難しい…。
3ハギノリュクス[JRA]
未勝利、1勝クラス、2勝クラスを3連勝で駆け上がってきた2020年の秋は同馬主のハギノアレグリアスもダートで3連勝していて、2021年のダート界はハギノが主役になるかもと思っていた時代が私にもありました。アレグリアスは長い休養に入ってしまったけれど、この馬は普通に失速。
最近の傾向を見ていると使っている時よりも少し間隔を開けた時の方が好成績で、1ヶ月半ぶりの今回はどっちにも付かない微妙なローテ。
オープンに上がってからの成績や、父ルーラーシップのダート成績(下級条件では悪くないけど、OPを勝った馬が2頭だけ)を考えても芝の方がベターな雰囲気。
ただルーラーシップ産駒はダート2000m戦の成績がかなり良くて、53戦9勝の単回値194円、複回値93円。
4クレモナ[北海道]
4歳馬だけどキャリア32戦の女丈夫。馬主はオーナーブリーダーで、将来は良い子供を産んでくれそう。
5バブルガムダンサー[北海道]
道営馬同士のレースで大差負けしているようでは…。6プリティーチャンス[JRA]
牡馬相手のみやこS、東海S、アンタレスSで好走。というか牝馬限定重賞よりも牡馬混合のダート重賞の方が明らかに好走している。
牝馬限定のダート重賞は地方競馬にしかないので、JRAのダートの方がこの馬に合っていると考えるのが自然。
門別は地方の中でも砂が重くてタイムがかかる部類のダートなので、1着ナシで買いたい馬だったのだけれど、今回は不良馬場でやれそうで…。そうなると良馬場よりも俄然怖い。
7キムケンドリーム[JRA]
この馬の一番のネックはネーミングセンス。キムケンっていう冠名が男臭すぎる…。
どうにも牝馬重賞を勝つような名前に思えないのよ…。
それはさておき、スパーキングLCの負けっぷりに加えて、今回の調教が馬なり連発でかなりぬるくて上積みも見込めないなら普通に馬券外。
8ネーロルチェンテ[北海道]
去年のブリーダーズGCで5着と馬柱の見栄えはいいけど、実際はマルシュロレーヌから2.9秒差で完全に圏外。明らかにメンバーレベルは去年より落ちてるので、勝ち馬から1.2秒差で馬券内に入れるような大味なレースになれば十分ワンチャンある。
9ノットイェット[北海道]
こんな名前のAKB派生アイドルユニットがいたような気がする。まゆゆ元気かな…。
と書こうとして一応調べたらまゆゆはNot yetに入っていなかった。
10グランブリッジ[JRA]
関東オークスの優勝タイムは過去10年で2番目に速くて、レーヌブランシュと同じ。関東オークスの勝ち馬はタイニーダンサー、クイーンマンボが2着、ホワイトフーガ、ラインカリーナ、レーヌブランシュが3着、ハービンマオが5着。
牝馬限定重賞に生まれ変わってから6頭が出走して5頭が馬券内。
例年は牝馬ダート重賞の実績馬が勝っている中で今年は不在で、そろそろ勝ち頃かもしれない。
マイナス点は430kg台の小さい馬格だけど、不良馬場で相殺されないだろか。
11サルサレイア[南関東]
長い距離でしぶとく末脚を伸ばしてくるタイプで、勝てなくても勝負を投げないで最後まできっちり走り切ってくれる。考えにくいけど超ハイペースになったり、JRA勢が何頭か勝手に自滅してくれたりした場合には馬券内へ急浮上してくる。
12ニーズヘッグ[北海道]
前走の敗因は強行軍とみて立て直してきた模様。前走1番人気の貫禄を示せるか。
ブリーダーズゴールドカップ-前日予想
人気馬にも絶対的な信頼が置けない組み合わせ。当たりそうな馬券を買っていたら手広くなってしまいそうで、◎グランブリッジに絞って1着固定で点数を絞りつつ当たったらそれなりに戻ってくるのを期待したい。
◎グランブリッジ
○プリティーチャンス
△テリオスベル
△サルサレイア
△ハギノリュクス
△ネーロルチェンテ