第22回スパーキングレディーカップ
今回は珍しく木曜日に行われるスパーキングレディーカップ南関の交流重賞が平日の木曜日にスライドしてる時の理由は、JRAのIPAT販売との兼ね合いだと思っておけば大体合ってる。
今回もメンテナンスか何かでIPATでは水曜日の発売がないので木曜開催になった模様
川崎ダート1600m-傾向
直線のポケットからスタートして1コーナーの入りまでの距離は十分基本的にはフェアなコースで殆ど気にしなくてもいいが、若干内を見ながらいける外枠が有利な傾向がある。
コーナーはスパイラルカーブを採用していて3角での入りが厳しく、4角の出が緩い。
空撮画像:グーグルマップ
スパーキングレディーカップ-傾向
・上位人気強し過去10年で1~4番人気までの馬が馬券圏内に入ったのが28回
3着内の実に93%までをこの人気帯の馬が占めている。
・どれりゃー堅い
馬連の最高配当は2,000円で10回中7回が3桁配当
3連複も同様に4桁1回、万馬券1回で残り8回が3桁配当
3連単の万馬券も2回のみで、30倍以下が6回ととにかく堅い
・3連複から3連単のアップ率は4.53倍(過去10年)
比較的順当
・左回り適正が重要
左回りの勝利実績か、重賞連対歴がある馬が好走の歴史
・地方馬は不振
基本的にJRA所属馬のレース
地方馬は4番人気までに推されている馬だけマークしていれば良い
一応例外として2014年のマイネエレーナが7番人気で3着に来ているけども。
スパーキングレディーカップ-平均配当
データは過去10年券種 | 平均配当 | 最低配当 | 最高配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 470円 | 130円 | 1,320円 |
馬連 | 898円 | 270円 | 2,000円 |
三連複 | 3,907円 | 170円 | 29,160円 |
三連単 | 17,727円 | 770円 | 126,170円 |
スパーキングレディーカップ-人気別成績
データは過去10年人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1人気 | 4 | 1 | 3 | 40% | 50% | 80% |
2人気 | 3 | 3 | 3 | 30% | 60% | 90% |
3人気 | 1 | 3 | 2 | 10% | 40% | 60% |
4人気 | 2 | 3 | 0 | 20% | 50% | 50% |
5人気 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 10% |
6人気 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% | 0% |
7人気 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 10% |
8人気以下 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% | 0% |
スパーキングレディーカップ-地方馬成績
地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で5例1勝 2着3回 3着1回
・2017年ララベル(4番人気2着)
・2016年ブルーチッパー(4番人気2着)
・2014年マイネエレーナ(7番人気3着)
・2012年クラーベセクレタ(2番人気2着)
・2008年トーセンジョウオー(4番人気1着)
独断と偏見の全頭レビュー
1.ブランシェクール[大井]南関東の牝馬重賞を狙っての移籍
移籍初戦の前走はA2クラスで2着も勝ち馬は次走の重賞を4馬身差で制して5連勝を決めたキングガンズラング
3着馬は次走大井OP2着、4着馬はB1下で1着、5着馬はA2下と準重賞を連勝
そんなメンバーに+16kgと重め残りでの2着なら評価が上がってもいい負けだった。
一度叩いてここは狙ってきたレース
牝馬交流重賞【0.1.0.1】
2.マコトカンパネッロ[川崎]
マテリアメディカとの熾烈なビリ争いを凌いで12着と読んだ。
3.リエノテソーロ[JRA]
この舞台の全日本2歳優駿(GI)を勝っているので舞台設定には一切の不安無し
ただ近走は見せ場のないレースが続いてるので、その理由が問題
NHKマイルC2着以降は7着、5着、7着、6着、10着、14着、15着
ここ5戦はOPやGIIIでは着順は悪くても勝ち馬から1秒以内では駆けているので、近2走はGIで力負けしただけという考え方もあるし、もう枯れているという考え方もある。
地方交流重賞【2.0.0.1】
4.ドンナディヴィーノ[川崎]
10頭以下の少頭数になった時がこの馬の狙い目だよ☆
5.ラーゴブルー[川崎]
前走で重賞初制覇
ただ南関東限定の牝馬重賞は交流の牝馬重賞と比べて5枚くらい格が落ちる
がっぷり四つに組んだら通用しないけど、今回は勝手に走らなそうなJRAの馬が何頭かいるので残したくなる。
6.シュンプウ[川崎]
ここでキッカケを掴んで次走以降に生かしたい
7.ラインハート[大井]
牝馬の交流重賞では3着が3回に4着が1回と好成績なのに南関牝馬限定のシンデレラマイルでは7着、南関東限定重賞の川崎マイラーズも10着
レベルの高いレースの方が走る傾向にあるので激走の期待はある。
ただ中央からの移籍馬が数戦走った後に陥りがちな中央時代の貯金が切れた気配もあって…。
牝馬交流重賞【0.0.3.1】
8.ワンミリオンス[JRA]
地方牝馬重賞はTCK女王盃とエンプレス杯を2連勝した後は馬券にも絡めない3連敗(6、4、5着)
中央に戻って東海ステークスとアハルテケSも3連敗と似たような着順(6、5着)
ただ5連敗の内の3戦は休み明けでのモノ
今回は久々に順調に使えていて叩き三戦目。復活ある。
牝馬交流重賞【2.0.0.3】
9.ラビットラン[JRA]
2014年から3年連続で北米リーディングを獲ったタピット(種付け料30万ドル)の産駒
デビューから3戦連続ダートを使って1着2着6着と成績だけ見ると微妙なダート適性
元々それほど前に行ける馬ではなく、陣営からも最近は調教でズブくなっているとコメント
小回りの川崎ダートでは展開も微妙
半信半疑というか二信八疑くらい?
10.オルキスリアン[船橋]
マリーンカップで地方馬最先着の5着は勝ったアンジュデジールと1.1秒差
ハンデ戦なら少し面白い所があったかもしれないけど斤量差がなさすぎる。
11.フラワーオアシス[浦和]
11着候補筆頭
12.オウケンビリーヴ[JRA]
1600mは芝を初戦~3戦目と5戦目の4回走って【0.2.0.2】と悪くはない。
ただここ13戦して1200m戦を使っている。
ダートに限れば9戦連続かつ1200mのレースしか走ったことがない。
中央OPのダート1200mはこの後8月19日の新潟BST賞まで無いのでスパーキングレディーCを使ってきた感じ。
交流重賞でも8月にあるサマーチャンピオン(千四)やクラスターカップ(千二)の方が適性に合いそうで、ここは確実に出れる権利取りを狙う一戦
13.マテリアメディカ[船橋]
多分ビリ
スパーキングレディーカップ-前日予想
来なそうな中央馬と来そうな地方馬を選定するレース一番の堅軸に見えるのはブランシェクールで、この馬から買いたい。
ただ大枚を張るにはスタートが怖いので購入は控えめに。