JRAの女性騎手に恒久の減量特典策

まさに菜七子ルール

スポニチアネックスから記事引用が3つ
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 JRA(日本中央競馬会)が来年1月から女性騎手に限り、減量特典を大幅に緩和する新規定を導入することが15日、分かった。週明けにも正式発表される。現在は男女問わず3キロ減からスタートし、通算勝利が101勝に到達するか、デビューから6年目以上になると特典が消滅する。新規定では女性騎手だけは4キロ減から始まり、勝利数やキャリアに関係なく永久に2キロ減は保証される。これにより、藤田菜七子(21)を筆頭に女性騎手が一大勢力となる時代が到来するか。 (記事続きあり)


 フランスでは17年から女性騎手の負担重量の一律2キロ減を導入。見習騎手の減量と合わせて適用される場合には最大4.5キロとなった。同国は約600人の騎手のうち、100人が女性騎手。競馬学校への入学志願者の過半数を女性が占めている背景がある。 (記事続きあり)


 16日付本紙で既報した女性騎手の減量特典を大幅に緩和する新規定について、JRA(日本中央競馬会)は来年3月から一般競走において適用することで最終調整。5年以下の見習期間の女性騎手に最大4キロ減が適用されるのは50勝以下で、51勝に到達すると3キロ減。国内免許取得者が対象で、短期免許や外国人騎手のエキストラ騎乗などには適用されない。新ルールの詳細については、20日に発表される。(記事続きあり)



先に同様の施策を実行したフランスではローカル開催とはいえスミヨンやギュイヨンを向こうに回して女性の見習い騎手がリーディングを取ったみたいなので、あまりに最大4kg減、恒久2kg減の恩恵が強すぎるようだと将来的な調整は必要だろうけど、男女の体格や単純な力には埋められない性差があるのでこれは良いアイデアなのではないかと思いますね。

何よりナナコが勝てば競馬場が盛り上がるしね。

JRAでは女性騎手が藤田菜七子しかいないので恩恵を受けるのは1人だけだけど(順調に行けば2020年3月に古川奈穂、2021年3月に永島まなみがデビュー予定)、一時期は女性騎手だけでシリーズが開けるほどいた地方競馬もばんえいの1人を入れて現在は4人しか女性ジョッキーがいなくなってしまった。

南関東競馬でも午房由美子、平山真希、戸川理彩と自分が生で見た中でも3人の女性騎手がいたけど、いずれもあまりチャンスを貰えず芽が出ないまま引退。成功例がないからか、2011年に平山真希が調教師に転身してから長らく女性騎手が出てきていない。

女性騎手がいた方が絶対盛り上がると思うので減量特典には大賛成。地方競馬も同じ減量特典を導入して女性騎手の機運を盛り上げて頂きたい。

blogmura


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