過去のデータから考えてみようと、今年の出走馬で10番人気までの馬と、過去5年のフェブラリーSの1~3着馬のその時点での平均連対距離を計算してみた。
2018年フェブラリーステークス
着順 | 馬名 | 出走時点の平均連対距離 |
---|---|---|
1着 | ノンコノユメ | 1709m |
2着 | ゴールドドリーム | 1709m |
3着 | インカンテーション | 1786m |
2017年フェブラリーステークス
着順 | 馬名 | 出走時点の平均連対距離 |
---|---|---|
1着 | ゴールドドリーム | 1712m |
2着 | ベストウォーリア | 1510m |
3着 | カフジテイク | 1378m |
2016年フェブラリーステークス
着順 | 馬名 | 出走時点の平均連対距離 |
---|---|---|
1着 | モーニン | 1480m |
2着 | ノンコノユメ | 1725m |
3着 | アスカノロマン | 1833m |
2015年フェブラリーステークス
着順 | 馬名 | 出走時点の平均連対距離 |
---|---|---|
1着 | コパノリッキー | 1787m |
2着 | インカンテーション | 1800m |
3着 | ベストウォーリア | 1527m |
2014年フェブラリーステークス
着順 | 馬名 | 出走時点の平均連対距離 |
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1着 | コパノリッキー | 1718m |
2着 | ホッコータルマエ | 1843m |
3着 | ベルシャザール | 1820m |
過去5年で一番の短距離タイプはカフジテイクで1378m
この馬は最高連対距離が1400mでコパノキッキングに近いけど、1600mの武蔵野S3着、1800mのチャンピオンズカップ4着とコパノキッキングにない距離実績があった。
3着以内15頭の内で平均連対距離が1600よりも短かかったのは3頭4例しかいないので、やはり長めの距離に実績がある馬の方に分があるのは間違いなさそうな所
カフジテイク以外の2頭モーニンとベストウォーリアにはダート1600mで勝利実績があった。
2019年のフェブラリーS出走有力馬の平均連対距離
出走馬の並び順は前売り17時点での人気順馬名 | 平均連対距離 |
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インティ | 1783m |
ゴールドドリーム | 1728m |
コパノキッキング | 1200m |
オメガパフューム | 1900m |
サンライズソア | 1829m |
サンライズノヴァ | 1583m |
ノンコノユメ | 1700m |
ユラノト | 1633m |
モーニン | 1480m |
クインズサターン | 1633m |
コパノキッキングは他の出走馬と比べて圧倒的に短い1200m
次に短いモーニンとですら280mも離れている。
前走の勝利インタビュー時にマーフィー騎手が距離延長はどうかと訊ねられてキッパリと「NO!」と答えていたのも記憶に新しい。
データからも騎手のコメントからもやはりコパノキッキングは東京のダート1600mでは厳しいと言わざるを得ない。