【2021年】第25回マリーンカップの傾向と対策と予想と。
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第25回マリーンカップ

少頭数に加えてJRA勢は初ダートの牝馬が2頭
馬券的にはあまり盛り上がらない一戦。


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船橋ダート1600m-傾向

最初のコーナーまでの距離が300m弱と交流重賞にしては比較的短く、どうしても逃げたい馬がかち合った場合はハイペースになりやすい。
しかし短いゆえにこの段階で置かれるようでは話にならないのである程度の出脚は必要不可欠
最後の直線も308mと十分な距離があるのでペースによっては直線だけでも十分に差し届く
○内枠若干有利
○船橋はスパイラルコーナー採用
コーナー入り口が緩く出口がキツい。スピードを落とさずにコーナーに進入出来る。
さらにコーナーには外から内への傾斜もついていて曲がりやすく設計されている。
船橋ダート1600mコース図 空撮画像:グーグルマップ


マリーンカップ-過去10年の傾向

2011年は施行されていないので2010年から2020年までの過去10回の傾向

牝馬交流重賞にしては順当
馬連で8回が3桁配当で、3連複も6回、3連単でも2回3桁配当の年がある。
3連単は6回が30倍以内におさまっていて非常に順当

時に大荒れの牝馬重賞(実際に2016年は3連単1023.8倍)なので安心は出来ないけれど、まあ今年はどうにもならないでしょう。

逃げ馬の成績があまり良くなかった
4コーナーで2~5番手につけている先行タイプが実績をあげているレース
2018年のアンジュデジールが実に11年ぶりの逃げ切りだった。

少頭数でマイペースに逃げた2019年のアイアンテーラーもラーゴブルーに差されて2着。馬券圏内には残っても勝ちきれないレース傾向

だったが、去年逃げ切ったサルサディオーネが特に戦力の低下もなく今年も出走してきたので、首位有望

JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 8勝:2勝
連対圏 16頭:4頭
複勝圏 24頭:6頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×1回、3連単×4回(6桁配当×1回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×8回、3連複×6回、3連単×2回


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は去年の優勝馬「サルサディオーネ」


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝451円120円1,840円
馬連1,026円150円5,430円
三連複2,777円190円16,680円
三連単16,422円400円102,380円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気53050%80%80%
2人気23220%50%70%
3人気12310%30%60%
4人気11310%20%50%
5人気10110%10%20%
6人気0110%10%20%
7人気以下0000%0%0%


マリーンカップ 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で6例

馬名所属着順人気
2020年サルサディオーネ大井1着5人気
2019年ラーゴブルー川崎1着3人気
2017年ララベル大井2着6人気
2017年リンダリンダ大井3着4人気
2014年カイカヨソウ船橋3着5人気
2012年クラーベセクレタ船橋2着2人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1サルサディオーネ[大井]
左回りのマイルはベスト舞台。左回りの1800m戦もベスト舞台。
どっちが本当のベストなのかはさておき、ベスト舞台。

エンプレス杯は完全に勝ちパターンに持ち込んだけれど、単純にマルシュロレーヌの力が二枚上で、あれで勝てないなら仕方ないと陣営も納得しそうな敗戦。
3着のマドラスチェックは6馬身も離したし力は十分に示した。

ここは少頭数で楽逃げが濃厚でよほどのコトがない限り馬券内に残るのは間違いない。
問題は何着で買うかだけ。

対マドラスチェックは2勝2敗の五分
とはいえ負けた2戦は右回りの大井(レディースクラシック、TCK女王盃)。
左回り川崎の2戦(エンプレス杯、スパーキングレディーカップ)では6馬身以上も先着している。


2アブソルートクイン[船橋]
紛れがある牝馬交流重賞だけど、今回は少頭数すぎてあまり紛れなそう。


3テオレーマ[JRA]
前走は千m通過1分を切るハイペースに見事にハマった。
2勝クラスを勝った時も展開がドンピシャだったし、今まで通りの競馬をするなら確実に脚質的に展開の助けが必要な所。
大阪杯を勝った川田将雅がどう工夫をするか。
ただどう乗ろうが初ダートの2頭が勝手に沈めば自動的に3着以内になるメンバー構成ではある。


4フェアリーポルカ[JRA]
芝重賞2勝の格上馬だけど初ダート
父ルーラーシップ、母父アグネスタキオンで血統的には芝の馬。

ただルーラーシップ産駒はダートでもコンスタントにJRAで年間30勝近くを挙げていて、JRA通算130勝
去年の未勝利戦を圧勝してその後勢いに乗って3連勝、その後あっさり売り切れたハギノリュクスがルーラーシップ×アグネスタキオンの配合。
ただ基本的に勝利は下級条件が多くて、ダートオープンを勝った馬はアディラート(母父マンハッタンカフェ/OP特別1勝)しかいない。3勝クラス(旧1600万)も4勝のみ。

そういえば去年のマリーンCの1番人気は芝からの転戦組であるパッシングスルー。
父は同じくルーラーシップ、母父クロフネで1番人気に応えられずに9着、以降は芝に戻った。

当然ながら陣営は調教での走りなどでダート戦に手応えがあって出走してくるわけだけど、それは過去の芝からの転戦組も全て同じなはずで、それでも結果がでないことの方が多い。
勝った去年の中山牝馬Sが大雪でぬかるんだ不良馬場だったので、それを根拠にする予想家もいるだろうけど、あの走りがダートに通じるものなのかも未知数。
現実に同日の9R山桜賞を勝ったコンドゥクシオンが4走後に、10R房総特別を勝ったレストンべが次走にダート戦を選んでいるけど共に2桁着順の惨敗を喫している。
結局は走ってみないとわからない。


5マドラスチェック[JRA]
大井の牝馬交流重賞が【1.2.0.2】に対して、川崎は【0.1.1.1】
大井の方が格の高いレースが多いことを考えても川崎よりは大井の方が向いていそう。
それで船橋はどうなのかと言えば左回りで川崎と一緒だけれど、左回りが苦手なタイプでもなさそうだし、よくわからない!
というか、この馬は自信を持って買った時に全然期待通りに走ってくれないしよくわからない!

森泰斗騎手が「船橋のマイルは流れが速く、この馬に合う」とコメント
ただ流れが速くなるとは言っても、それはサルサディオーネのマイペースだ!


6レッドアネモス[JRA]
この馬も芝重賞勝ち馬にして初ダート
父ヴィクトワールピサ、母父サクラバクシンオーでフェアリーポルカ以上の芝血統

ヴィクトワールピサはTCK女王盃を勝ったミッシングリンクを出しているけど、めぼしい産駒ダート実績は1頭だけ。
ミッシングリンクの母エーソングフォー(父モアザンレディ)はダート競馬が主流の米国産馬だった。

対してレッドアネモスの母マチカネハヤテ(父サクラバクシンオー)は現役時代にJRAで5勝を挙げている素晴らしい牝馬だったけど全て芝の1200m戦。
とはいえ、その産駒はダートタイプが多くてJRAで芝5勝のダート9勝。
フェアリーポルカの芝4勝を抜くと1勝と9勝で完全にダートに偏っている。

その根拠から陣営もダート出走を決めたのだろうけど、9勝を挙げている勝ち星は全て1勝クラス(旧500万)以下でのモノで2勝クラスを突破した子供は1頭もいない。
ダートオープンクラスでの走りはかなり未知数。


7シーアフェアリー[愛知]
元JRA在籍で主に芝レースとはいえ15戦未勝利。
最近の名古屋の馬は無駄にアグレッシブに遠征してきよる。


マリーンカップ-前日予想

芝馬2頭の扱いが非常に難しい。
この2頭を組み込んでも、完全に外しても、どちらにせよ高配当が望めるわけでもないのがさらに馬券の買い方を難しくしている。

JRAだったら買わないくらいのレースだけれど、10%もポイント貰える少頭数のレースとかポイント厨として買わないわけにはいきません!

本命は普通にサルサディオーネ。
対抗マドラスチェックとしたけど、左回り戦でのこの2頭の間にはかなりの差があるので、初ダートの2頭が割り込んできてもおかしくない。
ポイント狙いならワイドが適任か!?
でも元返しでは買いたくないので1.2倍はついてほしい。

◎サルサディオーネ
◯マドラスチェック

△フェアリーポルカ
△レッドアネモス


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