JRAは25日、大阪市内で定例会見を開き、来年の夏季競馬から競走条件の呼称を変更すると発表した。同時期に降級制度が廃止となることに伴い、原則として勝利度数によるクラス分け(競走条件)となることから、より分かりやすい呼称として、現行の「500万下」は「1勝クラス」、「1000万下」は「2勝クラス」、「1600万下」は「3勝クラス」に変更される。新馬、未勝利、オープンは現行通りの表記。また、スムーズな移行のため、当面の間は現行の500万下などを併記する。
JRAサイトのお知らせ
http://www.jra.go.jp/news/201806/062502.html
これを聞いた競馬ファンの9割が思ったであろう事を私も思いました。
名称がださいと(・ε・;)
すこぶるださいと…。
そもそも「最強の2勝馬」ことサウンズオブアースが2勝馬クラスに出れるのかと言えば出れないわけで、JRAが言う「より分かりやすい呼称」になっていないという。
最強の2勝馬を引き合いに出さなくても、2歳重賞で賞金を加算したはいいものの、その後鳴かず飛ばずで1000万下や1600万下に格付けされる1勝、2勝馬なんて今までも枚挙に暇がないわけですし。
どうせならこの機会にクラス分けの条件も変えてしまえばいいのに。
地方競馬型の総賞金をクラス分けに使う方が優れてると思うけどJRAは頑なに導入してくれない。
正直、安定500万下、1000万下くらいの力量の馬が下手に勝ち抜けるよりも2着を繰り返した方が美味しい今の状況は馬券ファンにとってはあまり好ましくない。
勝ち抜け戦でやるなら条件クラスは総賞金は変えずに2着の賞金を1着の20%くらいにしてもらいたいけど、馬主の既得権益みたいなもんだし難しいだろうなぁ
そう考えてもクラス分けには総賞金を使うのがベストとしか思えないのよね。
「1000万下」「2000万下」「3000万下」「5000万下」「オープン」
1勝馬も2勝馬も3勝馬も関係なく賞金稼いだら昇級。
10万円でも足りなかったら勝っても次回クラス据え置き
その場合その馬は次走でほぼランクアップしてしまうので、下級条件で走れる最後の1走に勝負仕上げで1着賞金を獲りに来るという馬券ファンにとってもわかりやすい展開になる。
総賞金を使うならクラス分けとクラス名の整合性も取れていて実にわかりやすいやんね。
どうせ導入してくれないので、いくらクラス分けは総賞金の方がいいとこんな場末で熱く語っても不毛なわけですけどもね。
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