【2022年】第58回関東オークスの傾向と対策と予想と。
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第58回関東オークス

競馬の祭典日本ダービー、東京ダービーはかすってるけどハズレ。
5月は他に買ったレースもことごとくダメ…。
ドハズレも勿論あるけど、惜しいハズレも相当に多くてフラストレーションの溜まる日々。
自分の買った馬が突っ込んできた時は届かないくせに、前で粘っている時は差される。なんなんだと…。勘弁してくれと…。

そろそろ本当に切実に当てたいと思っている関東オークス。

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川崎ダート2100m-傾向

2コーナー過ぎの一番深い所からスタート
最初のコーナーまでの距離は約400mあり十分に先行争いが行える。
コーナーを6回も回るので必然的にペースが遅くなることが多く、1周目のゴール前直線は見た目でもわかるほどペースが落ちる。
直線一気を決めるのは難しく脚質や仕掛け所が重要。
騎手の経験と力量が問われるコース
川崎競馬場2100m見取り図 空撮画像:グーグルマップ


関東オークス-過去10年の傾向

勝つには四角3番手以内
過去10年での勝ち馬の位置取りは全て4コーナー3番手以内
4コーナーで先頭集団に取り付いていく力がある馬でないとどうしようもない。


南関牝馬2冠馬は通用する
浦和桜花賞と東京プリンセス賞の南関東牝馬2冠馬は2000年代で6頭誕生していて、3冠目の関東オークスではチャームアスリープが優勝、アクアリーブルが2着、トーセンガーネットが3着、ケラススヴィアが2着と完璧に通用している。

唯一出走しなかったネフェルメモリーは東京ダービーに出走して4着。

例外として2001年のナミも桜花賞と東京プリンセス賞の2冠馬なのだけれど、この時代は桜花賞➡関東オークス➡東京プリンセス賞の順番だったのでノーカウント。ちなみに関東オークスは5着だった。


1番人気馬には地雷も混じっている
過去10年の1番人気は全てJRA所属馬。
その中には人気に応えてその後も重賞戦線で活躍した馬もいれば、重賞で1番人気に支持されるような馬ではなかったのも何頭か混じっている。

参考までに、活躍できなかった馬の1頭である2020年の1番人気馬セランはその後2勝クラスを9戦して勝てていない。

過去10年の関東オークス1番人気馬の単オッズと成績

ウェルドーン(単2.2倍)1着
セラン(単3.3倍)5着
マドラスチェック(単2.1倍)2着
ララプリムヴェール(単1.8倍)6着
クイーンマンボ(単1.9倍)1着
アルセナーレ(単2.7倍)3着
アルビアーノ(単1.4倍)4着
エスメラルディーナ(単1.8倍)1着
オメガインベガス(単1.9倍)2着
オールドパサデナ(単2.1倍)13着


勝利に近いのは圧倒的に中央勢も馬券内なら地方馬もやれる
過去10年で9勝対1勝とJRA所属馬が圧倒しているけれど、2、3着ならば10頭と10頭で完全に互角。
データ的には1着欄にはJRA所属馬をマークして、2、3着には地方馬も散らして買うのが良さそう。


大敗する中央馬がいる
古馬の交流重賞は中央馬で上位独占が毎回のお約束のようになっているけれども、3歳牝馬のダート2100mという珍しい条件の関東オークスは毎年のように大敗する中央馬がいる。

JRAでは3歳ダート路線があまり整備されていないこともあり、ダート適性、あるいは長距離適性がない馬が出てくることが結構あるので、中央馬の見極めがかなり大事なレース。
それがとても難しいんだけれども。


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 9勝:1勝
連対圏 14頭:6頭
複勝圏 19頭:11頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×2回、3連単×4回(6桁配当×1回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×5回、3連複×3回、3連単×0回


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝536円190円2,110円
馬連2,088円270円8,120円
三連複4,773円490円13850円
三連単27,177円1,660円104,200円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気33130%60%70%
2人気52050%70%70%
3人気11210%20%40%
4人気12010%30%30%
5人気0120%10%30%
6人気0010%0%10%
7人気0100%10%10%
8人気0020%0%20%
9人気以下0000%0%0%


関東オークス 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で11例

馬名所属着順人気
2021年ケラススヴィア浦和2着2人気
2020年アクアリーブル船橋2着4人気
2019年トーセンガーネット船橋3着2人気
2018年ゴールドパテック川崎2着5人気
2018年クレイジーアクセル船橋3着3人気
2017年ステップオブダンス船橋3着6人気
2016年ミスミランダー船橋2着7人気
2015年トーセンマリオン浦和3着8人気
2014年トーコーニーケ兵庫2着5人気
2012年アスカリーブル川崎1着3人気
2012年シラヤマヒメ船橋3着8人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1スピーディキック[浦和]
浦和桜花賞の勝利ジョッキーインタビューで御神本が「これで関東オークスも大丈夫だとわかった」と言っていて、次の東京プリンセス賞をガン無視していたのが印象的。

大井はすでに勝っていて、左回りの小回りコースに不安があったんだろうけど、それにしても関東オークスは数回言葉にしていたけれど、東京プリンセス賞の文字は一度も出てこなかった。

どんだけ自信があるねんと思いながら見ていた東京プリンセス賞は完璧なエスコートで4コーナーでは何馬身離すんだろうという雰囲気だったのに、あっさり突き放すように見えたレディオスター(3着。次走東京ダービー10着)を離しきれず、最後はコスモポポラリタ(2着。次走高知ダービー3着)にクビ差まで詰め寄られた。

しかしゴールではまだ余裕が残っているようにも見えたので、どこまで額面通りの評価をしていいのか迷う所でもある。

3歳限定かつ牝馬限定の小回り2100mなら普通にこなせそうだけど、父タイセイレジェンドで距離には一抹以上の不安感。


2トキノゴールド[川崎]
桜花賞の末脚はとても目を引いたけど、東京プリンセス賞では期待値よりは伸びきれなかった。

この馬は今年の1月時点で900m戦を使っていた馬で、1600m、1800mと来ての2100mにどこまで対応できるのか未知数すぎる。

超ハイペースになったら一番面白そうなのはこの馬だけど、そんなやけくそペースになる確率が低すぎる。


3リッキーマジック[JRA]
前走はオープン特別で1番人気に支持されるも10着大敗。

陣営は砂を被ったことが敗因だと説明しているけれど、それが事実であるならば、2戦目の勝ちっぷりはすごく良かったし巻き返しは必至。

ただ3歳ダート戦線は人気大敗後そのままフェードアウトという事例もかなり多いので、やってみないとわからない。


4ソレイユスマイル[船橋]
関東オークスで好走した地方馬は過去3走以内で必ず重賞を走っている。
必ずしもクラシックロードを使ってきた必要はないけれど、さすがに骨っぽい相手と戦っていなすぎる。

前走の勝ち時計も同日のB3 C1戦より2秒も遅く、時計3つ以上は詰めないと厳しい。


5ティーズハクア[船橋]
この馬もスピーディキックと同じくタイセイレジェンド産駒
父はダート重賞を3勝しているけれど全て1200m戦。オープン特別1勝もダート1200m。

ただ条件クラスではダート16~1800mでいくつも勝ち星を挙げているので、3歳の世代限定戦なら距離は持ちそうではある。

気になるのは気配面。浦和桜花賞後にフレグモーネで東京プリンセス賞を回避。症状は軽く休養は1週間程度で済んだとコメントしているけれど、5月7日の後に調教で時計を出したのは5月28日。


6サンオルソーライズ[川崎]
父ホッコータルマエ、母父チーフベアハート
距離適性だけは物凄くありそう。ただ脚がちょっと遅い。


7グランブリッジ[JRA]
早くから川崎オークス出走を明言していて、目標という点ではこの馬がJRA勢で一番勝負度合いが高そう。

今年の関東オークスは勝負度合い1本勝負だけでも着順が3つくらい変わってもおかしくなさそうな混戦メンバー。

勝つとなるとわからないけど、馬券内という点では一番信頼が置けそう。


8グラーツィア[船橋]
前走10馬身差の圧勝劇。

ただ南関東の所属馬が他地区に活躍の場を求めている理由は、南関東では通用しないから。
実際に南関牝馬王道路線の東京2歳優駿牝馬、ユングフラウ賞では大敗している。

充実期で今なら通用の可能性はあるけど、いきなり関東オークスは荷が重い。とはいえ今年のメンバーレベルなら通用しても…。


9クレールアドレ[笠松]
所属を見て笠松、馬主を見てホースケアだった場合、大体冷やかしだと思って間違いない。


10ラブパイロー[JRA]
父パイロなのでダート適性ありそうだけど、未勝利を勝ったのみの5戦1勝とかなり微妙。
ただ単騎逃げが叶いそうな上、ドスローになる可能性もかなり高いので、残り目は普通にある。

鞍上は川崎リーディング山崎誠士。
ツイッターのアカウント名は「赤い悪魔」
かつては旺盛に呟いていたが、浦和でバレバレの八百長レースをして騎乗停止を喰らってから一切更新せずにアカウントを消して逃げた男。

逃げることなら一流かもしれない。


11ドライゼ[JRA]
補欠繰り上がりでの中2週出走。調教師はあと1週ほしかったとコメント。

押し出されて1番人気になりそうだけど、4角3番手以内にいないと誰も勝っていないレースで追込脚質、強い調教もやっていないし、本命にするには色々と怖い。


12コーミズアムール[大井]
新馬戦のみの7戦1勝馬。
激走されたら諦める他はない。


13ケウ[川崎]
母ミヤサンキューティのそのまたお母さんは自分が大好きだったイノセントニンフ。
もうこの世にいない2頭の想いを背負って頑張ってほしい。


関東オークス-前日予想

軸はグランブリッジでいいと思うのだけど、相手が難しい。難しすぎる。
ならば大きな夢を乗せてケウで行く。

◎グランブリッジ
○ケウ
▲スピーディキック
△ドライゼ
△ラブパイロー
△リッキーマジック


blogmura

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