【2022年】第68回クイーン賞の傾向と対策と予想と。

第68回クイーン賞

2歳の交流重賞は基本的に買わないのだけど、兵庫JGはトレドとオマツリオトコで堅そうだったので参戦したら…トレドがまさかの競走中止…。

たまに買ったらこれだよ！

投票サイト別のポイント還元率と特典

船橋ダート1800ｍ-傾向

正面ポケットからスタートしての1周戦
船橋で一番グレードが高いかしわ記念は1600ｍ施行だけど、レイアウト的にはこの1800ｍが一番の王道コース
船橋競馬場のスタンドはゴール200m手前からなので敏感な馬もスタート前の歓声を気にしなくていい。
スタートから100ｍほど内ラチがない状態で走るので最内枠の馬は走りにくく少し不利だと言われている

○船橋はスパイラルコーナー採用
コーナー入り口が緩く出口がキツい。スピードを落とさずにコーナーに進入出来る。
さらにコーナーには外から内への傾斜もついていて曲がりやすく設計されている。
空撮画像：グーグルマップ

クイーン賞-過去10年の傾向

レディスクラシックの直後で勝負気配が読みにくい上に、実力馬は斤量が重くなるハンデ戦という微妙な立ち位置の重賞レース。

地方馬は51kgで出られることが多いので、過去に何頭もの人気薄地方馬がJRA勢を破って穴を開けている。


2018年のプリンシアコメータが馬券圏外に飛ぶまで11年連続で連対、17年連続で馬券内と1番人気超絶信頼レースだったけれど、2019年のアンデスクイーンも沈んで2年連続で馬券外。

傾向変化はあるけれど、1番人気の連対率80％で基本的には信頼が置ける傾向。


地方馬が過去10年で6頭も3着に入っていてJRA勢よりも優勢

交流重賞は実質少頭数といえるメンバーの事が多いけど、クイーン賞はヒモ荒れ注意の一戦




勝利数 7勝：3勝
連対圏 14頭：6頭
複勝圏 18頭：12頭


馬連×0回、3連複×3回、3連単×8回（6桁配当×1回）


単勝×8回、馬連×6回、3連複×2回、3連単×0回


今年の該当馬は2020年3着「サルサレイア」

過去10年の平均配当

過去10年の人気別成績

クイーン賞 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で12例

独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1グランブリッジ［JRA］

前走でショウナンナデシコに先着したのに斤量差が2kgから3.5kgに広がって有利な立場に拍車がかかった。

1番枠なのでスタートで遅れたり、勝負どころで包まれたりとか薄い可能性がない限りは普通に馬券内が濃厚。

調教は一杯に追って2歳未勝利馬に遅れているけれど、これはいつものこと。前回も2歳馬に遅れまくっていたので全然気にしなくて良さそう。

2リネンファッション［浦和］

去年はJBCレディスクラシック3着からの臨戦で2番人気8着

そこから一気に成績が崩れだした。

ただ逃げ馬不在で楽逃げ一発の可能性は考えたい所だけど、スローに落とすと向正面でテリオスベルが捲ってくるのよね…。

3ロカマドール［川崎］

地方牝馬シリーズのグランダムジャパン路線を狙っている馬だけど、期間外なので交流重賞に出てきた。

今年は地方牝馬重賞でも馬券になれていないのに買う道理がない。

4ビックバレリーナ［愛知］

オグリキャップやライデンリーダー、トミシノポルンガを輩出していた頃の東海公営は輝いていたけど、今の笠松名古屋のレベルは低すぎる。

5コーラルツッキー［川崎］

鞍上に新人の野畑凌。
結果に拘らず、騎手に経験を積ませる気しかない。

6ホウオウピースフル［JRA］

交流重賞では大体カモでお馴染みの初ダート馬。

母ツルマルワンピースは有馬記念馬ブラストワンピースを出しているけれど、産駒全体のダート成績では2戦2敗。

ヴィクトリアピース（父ヴィクトワールピサ）の4.1秒差8着と、サンドレス（父ハービンジャー）の1.9秒差10着。

それも1勝クラスと未勝利戦でのモノなので、この姉妹2頭はダート適性が全くなかったと言い切っていいレベル。

前記2頭の父よりオルフェーヴルの方が産駒のダート成績は明らかにいいけれど、だからと言って同じ母から生まれたホウオウピースフルにいきなり重賞で勝てるほどのダート適性が備わっているのか…。

今回はJRA勢が4頭で1頭倒せば馬券に入れる可能性が高いので、抑えたくなってしまうけど、オッズを考えると抑えで買うくらいならオミットするのが馬券的な正解でしょう。買うなら本命か対抗で。

7ショウナンナデシコ［JRA］

落日の絶対女王。

JBCレディスクラシックから中3週の臨戦。

賞金も半分以下だし、ハンデ戦で他の馬が軽い中で57.5kgを背負うし、なんで出てきたし(・ε・；)

当然ながら上積みは見込めないけど、好タイムを出している調教時計を見ると須貝調教師の「レース間隔が詰まることに関しては問題なく、状態は変わらずに来ている」というコメントは事実っぽい。

であれば～

このメンバーで馬券を外す場面は全く想像できないけれど、競馬歴が長いと負けようがないメンバーで断然人気馬が惨敗したケースなんて何度も見ている。

まあかなりの確率で馬券内には来るんだろうけど、自信持って本命にするローテではないし、勝負気配も良くわからんし、なんで出てきたし（2回目）

8レディオスター［船橋］

期待が大きいのかずっと大きな所を使われて、それなりの結果を残している。

ゼロではない。

9ミスティネイル［笠松］

JRA勢4頭の内2頭が勝手に負けてくれれば、地方馬の席が必ず1つは空く。

自力で席を取るのは無理だろうけど、3着の席が大混戦になったりすればゼロではない。

10サルサレイア［大井］

クイーン賞は一昨年が3着で、去年も5着と好相性のレース。

ただ勝ち馬との着差にすると2.1秒差と1.9秒差なので、どさくさ紛れの掲示板色が強い。

この馬は好きで良く買っているんだけど、最近どうにも期待感が薄いレースが多くて、調子落ちなのか、年齢なのか。間違いなく去年一昨年よりも戦力はダウンしている。

11コスモポポラリタ［大井］

交流重賞で穴を空ける地方馬は常に一生懸命走るタイプが多い。

勝手に沈んでぽっかり空いた人気馬の席に座れる可能性が高いのはそういうタイプの馬。

今年で言えば間違いなくコスモポポラリタが筆頭。

器用な馬ではないので広い船橋に51kgと好転する材料もある。

ホウオウピースフルはどうせ沈むとして、JRAからあと1頭いなくなれば…。

12ハピネスマインド［船橋］

去年のクイーン賞では9着

もう少しやれるかと期待して馬券の片隅に入れていたんだけど、全然ダメだった。

それから強くなっている感じもしないし、今年は無理よね。

13クレールアドレ［笠松］

最近やたら交流重賞でホースケアの馬が8枠に追いやられているｗ

14テリオスベル［JRA］

二の脚が遅すぎて前に行けない先行馬。

しかし今回は大外枠でスタート直後に進路をカットされることがないので、いつもよりも前に付ける可能性もありそうで、実際に大外枠だったスレイプニルSではいまいちなスタートダッシュから押して押して押して逃げている。

どうせマクリで脚を使うなら、スタート直後にゴリゴリ押して使っても変わらないでしょ理論＠エダテルオ

いきなり逃げてしまうのか、やっぱりいつものように捲るのかでレースの流れがかなり変わって来るので、結構大事な要素だけどこればかりはゲートが開いてみないとわからない。

調教は坂路主体のタイプで、6月の休み明け以降だと時計を4本出してスレイプニルSを快勝、2本出してマーキュリーCを2着、1本でブリーダーズGCを3着、4本でレディスPを2着、4本でレディスCを6着。

今回は2本でタイムが気持ち遅い。少なくとも状態がレディスCより上ということはない。

クイーン賞-男の予想

当てればいいだけなら3強馬券も買いたい所だけど、儲けなければ意味がない！

ということで一角崩しに期待しての本命コスモポポラリタから3連複流しで3点買い

◎コスモポポラリタ
◯グランブリッジ
▲ショウナンナデシコ
△テリオスベル

2角が崩れる可能性まで考えるならリネンファッションの前残りか。100円抑えておこうかな。

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