【2021年】第32回オーバルスプリントの傾向と対策と予想と。
スポンサーリンク


第32回オーバルスプリント

白山大賞典はミューチャリー1着付けの馬券しか買っていなかったので2着でもドハズレ。
4コーナーでメイショウカズサの逃げ切りが見えたので全く惜しくなかった。

そんな負債を取り返すべくオーバルスプリント
全馬がJRAか地方交流か南関東の重賞ウイナーという豪華な組み合わせ
かなりいい感じに荒れそうな匂いがしていて、取り返すには最適のレース

投票サイト別のポイント還元率と特典

投票サイト還元率特典
楽天競馬楽天競馬10%楽天ポイント
SPAT4最大7.5%現金交換などに使えるポイント
JRA IPAT0%何もくれない!

 ※SPAT4ポイントはベースが0.5%還元なので、1%還元の楽天競馬やオッズパークに合わせてわかりやすく比較表示しています。


浦和ダート1400m-傾向

浦和の根幹距離
コーナーまでに十分距離があるので有利不利は殆ど無い。
どの距離にも言えるが浦和競馬場は3コーナーがキツく、なおかつコース上に微妙に揺れる橋があるので慣れていない馬や騎手は割引が必要。
ゆえに地方交流重賞で地方馬が一番勝ちやすいコースとなっている。
浦和ダート1400m見取り図 空撮画像:グーグルマップ


オーバルスプリント-過去10年の傾向

交流重賞昇格後に1番人気馬の勝利無し
2着3回、3着2回と半分は馬券に絡んでいるけど未勝利。
去年は2連覇中のノブワイルドが1番人気に支持されたけれど3着
1番人気というだけの理由で信頼しすぎるのは危険な傾向。


中荒れ傾向
3連単は過去10年で6回が万馬券になっている。
人気薄の馬が激走するというよりも人気馬の中での順位付けに3連単の妙味
馬券内に来た馬の86.6%が5番人気以内の馬。


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 7勝:3勝
連対圏 14頭:6頭
複勝圏 18頭:12頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×2回、3連単×6回(6桁配当×1回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×10回、馬連×3回、3連複×3回、3連単×0回


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は去年の1着「サクセスエナジー」と2着「ベストマッチョ」


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝574円270円960円
馬連1,461円630円2,760円
三連複6,895円510円37290円
三連単3,4457円4,720円174,930円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気0320%30%50%
2人気32230%50%70%
3人気21220%30%50%
4人気41040%50%50%
5人気12110%30%40%
6人気0010%0%10%
7人気0110%10%20%
8人気0000%0%0%
9人気0010%0%10%
10人気以下0000%0%0%


オーバルスプリント 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で12例

馬名所属着順人気
2020年ベストマッチョ浦和2着4人気
2020年ノブワイルド浦和3着1人気
2019年ノブワイルド浦和1着3人気
2018年ノブワイルド浦和1着4人気
2018年トーセンハルカゼ浦和3着9人気
2017年ブルドッグボス浦和3着3人気
2016年ソルテ大井2着1人気
2016年レガルスイ船橋3着7人気
2013年セイントメモリー大井1着4人気
2013年ジョーメテオ浦和3着6人気
2012年トーセンアレス浦和2着7人気
2011年ディアーウィッシュ船橋3着5人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1ラプタス[JRA]
サマーチャンピオンは圧勝だったけど、戦前からほぼ確勝級と思っていたくらいのメンバーレベルなので過大評価は禁物。

後の前日予想の所にも書いたけど、ここは1番枠を引いてしまって物凄くレースが難しい。
出来ればアランバローズとは競りたくない。隣のベストマッチョは速い。
最初から控えると内に押し込められて進路を探さなきゃいけなくなる可能性がかなりあるけど、速い馬が何頭かいる中で出していくのも相応のリスクがある。

前売り単勝オッズ1.8倍。
3倍付いたとしても単勝買うのは割とリスキー。


2ベストマッチョ[川崎]
去年はサクセスエナジーの2着、兵庫GTでもサクセスエナジーに負けているので、対戦成績から力量比較すると少し見劣る。

さきたま杯4着は馬柱だけ見ると高評価になるけど、レースを見ると四角先頭で「やったか!?」と思わせての馬券外でJRA勢の壁を感じた。
5着ハイランドピーク、6着トロヴァオで上位陣はともかく全体レベルも今回ほど揃っていなかった。


3サクセスエナジー[JRA]
以前は四角先頭以外ではどこさもなかった馬が完全にモデルチェンジ。

前走休み明けで先行した3騎からかなり離された4番手を追走して最後猛追の2着
ただアレは実質4頭立てのレースで捌きやすいから出来た芸当でもある。

今回はオール重賞ウイナーでかなり骨っぽい組み合わせ。
慣れているとはいえ酷量59kgを背負っての競馬。
トリッキーな浦和コースの勝負所でブレーキ踏んでしまうようなことがあればそこで終わってしまう。
馬券になるならスムーズに捌いていけるかが重要な鍵だけど、これは予想しようがない。


4アンティノウス[大井]
正直安定準オープン馬で終わるタイプだろうと見ていたのだけど、7歳にして重賞初制覇

そのプラチナカップはハイペースを余裕たっぷりに4番手で追走して抜け出した。
5番人気だったけど、1番人気馬がするような風格のあるレース。
58kgを背負ってここでも人気になりそうなダノンレジーナに完勝したのも素晴らしい。

最近、重賞で好騎乗が続く矢野貴之が乗ってくれるのも心強い。
アンティノウス自身も人気よりは間違いなく強い。


5ハイランドピーク[浦和]
落ち目の移籍という感じはしなかったけれど浦和で2戦2敗。
特に前走は地方馬同士(ほぼ浦和)の戦いで単勝オッズ1.3倍に支持されて全く見せ場ナシ。

敏腕・小久保厩舎なので巻き返してくる可能性もあるけど、流石に相手が強いここでは様子見。


6ティーズダンク[浦和]
完全に本格化。
南関東の4歳世代でトップに立った感すらある充実ぶり。

それでも主戦の矢野貴之がアンティノウスの方を選んだのが懸念材料。
ただの馬券野郎よりも矢野の選択の方が100倍は精度が高いわけですし。
普通に考えたらアンティノウスに先着を許す可能性が高い。


7カツジ[JRA]
初ダート
馬群が苦手で極端な競馬で結果を出してきた馬

スワンSでは意表を突く逃げ切り勝ちだったけど、ここで逃げれるとは思えない。

ということは後方待機からの一発狙いしかないけれど、このメンバーを一気にぶっこ抜けるとも思えない。


8グランドボヌール[浦和]
重賞勝ちは恐ろしく低レベルメンバーだった2019年のサマーチャンピオン(2着ヒザクリゲ、3着シャインヴィットゥ)のみ。

前々走は20年前のレコード(1分23秒8)に迫る1分24秒1という超絶好時計勝ちもバカみたいにタイムの出る馬場だったので、良馬場補正すると実質1分27秒前後。
ここでの参考レースは2走前よりも逃げて失速したプラチナカップか。


9トロヴァオ[大井]
浦和1400mは2019年のJBCスプリントで3着に入った舞台。

ただ今回はあの時のGIよりもメンバーが揃っているJpnIII
そしてトロヴァオは2歳、年を取った。

とはいえJBCで3着に入った時も2年ほど勝ち星がなかった中での激走なので、再びの一発がある可能性はほぼゼロだけど、完全にゼロではない。

鞍上は個人的に南関で一番信頼できる笹川ツバサきゅん。


10アランバローズ[船橋]
第67代東京ダービー馬

ただ東京ダービー馬の秋初戦の戦績は散々。
2010年以降のダービー馬で東京ダービー後(JDD出走の場合はJDD後)の初戦成績は同じ年に無事走った馬で【1.2.0.7】
JRAの重賞に出たり、浦和記念出たり、12月の勝島王冠まで休んでいたりとローテは色々だけれど10頭でわずかに1勝しか挙げられず、7頭が馬券外。

これが2010年以降の日本ダービー馬になると【7.1.0.0】と段違いの数字になる。

アランバローズはスピード馬で東京ダービーの時点で距離不安が囁かれていた。
なので1400mに距離短縮した上に直線が短い浦和で人気になりそうだけれど過信禁物。

この馬自体のマイナス要素ではないけど、東京ダービーで接戦を演じたギャルダルは秋初戦の戸塚記念で4着に敗れている。

圧倒的有利な要素はなんだかんだ色々と差っ引かれた軽量52kg。これは凄く有利な材料。サクセスエナジーとは7kgも差が付いている。


11ダノンレジーナ[浦和]
浦和1400mはしらさぎ賞を勝っている舞台だけれども、4コーナー先頭から一時は3馬身は後続を離して、後はどれだけ着差を付けるのかと見ていたけどルイドフィーネに猛追されてハナ差の辛勝。勢いでは完全に負けていてゴール板に救われた。

浦和はホームで重賞も勝っているけれど、レースを見ていると大井の1400~1600mがベスト舞台の感。

52kgは有利だけれども、1着でゴールする絵は浮かんでこない。


12テイエムサウスダン[JRA]
園田と高知で交流重賞制覇、名古屋で2着
小回りコースは間違いなく得意舞台

だけれども5ヶ月ぶりと、大外枠がマイナスで買っても紐まで。
前売り通りに2番人気なら来たら仕方ないと外すのもアリか。
来るかどうかは知らんけど、馬券的な期待値は間違いなく低い。


オーバルスプリント-前日予想

まずは展開を予想するとアランバローズの逃げはほぼ確定。
鞍上の左海誠二は南関一引かない男として有名なので、競ってくる馬がいるのかいないのかが鍵になる。

競ってくる候補としてはまずはベストマッチョだけど、鞍上が左海のコトを知り尽くしている森泰斗なので、スタート出た時に行く気だけ見せてちょっと嫌がらせをするくらいまでで終了。
グランドボヌールは小久保厩舎3頭出しなので、ちょっとやる気を出すかもしれないけどスピードが足りない。

となるとラプタスが行くかどうか、この馬の出方で全体のペースが決まりそう。
横の2番ベストマッチョも速いので、ラプタスは出して行かないと内で窮屈な競馬を強いられる可能性が結構あるので幸騎手は選択がなかなか難しい。

そんな中、速くても遅くても(遅くはならないだろうけど)どちらでも問題なくペースに対応できそうなアンティノウス
ギャンブルなので過小評価されていると思われるこの馬を本命にすることに迷いナシ!

アンティノウスが来て外れるのは最悪なので、かなり手を広げて3連複を抑えに、3連単!

◎アンティノウス
◯アランバローズ
△ダノンレジーナ
△ラプタス
△ティーズダンク
△サクセスエナジー
△ベストマッチョ
△テイエムサウスダン

blogmura

スポンサーリンク
おすすめの記事