第54回関東オークスの傾向と対策と予想と。

第54回関東オークス

最近予想の調子が大変によろしい。

軸不動のこのレースもきっちりと配当金を頂きにあがりたい。


関東オークス 傾向

・アタマ固くて紐荒れる
過去10年の単勝の最高配当は540円も3連単の万馬券率は6割
その6回の単勝配当と3連単配当を書き出すと…

単勝1.3倍で3連単531倍
単勝3.2倍で3連単1088倍
単勝3.2倍で3連単158倍
単勝5.4倍で3連単602倍
単勝3.9倍で3連単402倍
単勝3.1倍で3連単377倍

狙うのは紐荒れ


・3連複から3連単のアップ率は3.36倍
人気馬が勝って紐荒れ傾向なので当然アップ率は悪い


・大敗するJRA馬がいる
交流重賞は中央馬が上位独占することが珍しくないが、このレースは毎年のように大敗する馬がいる。
JRAでは3歳ダート路線が整備されていないこともあり、ダート適正、あるいは長距離適性がない馬が出てくることが結構あるので中央馬の見極めが肝(キモ)


・地方馬も互角
過去10年で12頭が馬券に絡んでいる。
3歳牝馬限定の2100m戦という特殊な条件でJRAの実力馬が何頭も出てこないので地方馬も食い込みの余地が十分ある。
ただし勝つのは中央の実力馬で地方馬は過去10年ではアスカリープルしか勝っていない。
1着は中央馬。2、3着に地方馬をチョイスして紐荒れを狙うべきレース傾向


川崎ダート2100m-傾向

2コーナー過ぎの一番深い所からスタート
最初のコーナーまでの距離は約400mあり十分に先行争いが行える。
コーナーを6回も回るので必然的にペースが遅くなることが多く、1周目のゴール前直線は見た目でもわかるほどペースが落ちる。
直線一気を決めるのは難しく脚質や仕掛け所が重要。
騎手の経験と力量が問われるコース
川崎競馬場2100m見取り図 空撮画像:グーグルマップ


関東オークス 平均配当

データは過去10回
券種平均配当最低配当最高配当
単勝304円130円540円
馬連1,732円360円6,430円
三連複9,973円490円40,630円
三連単33,550円2,240円108,860円


関東オークス 人気別成績

データは過去10回
人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気52150%70%80%
2人気41240%50%70%
3人気11110%20%30%
4人気0200%20%20%
5人気0210%20%30%
6人気0110%10%20%
7人気0100%10%10%
8人気0030%0%30%
9人気0000%0%0%
10人気以下0010%0%10%


関東オークス 地方馬成績

2014年から4年連続で馬券に絡んでいる。

・2017年ステップオブダンス(6番人気3着)
・2016年ミスミランダー(7番人気2着)
・2015年トーセンマリオン(8番人気3着)
・2014年トーコーニーケ(5番人気2着)
・2012年アスカリーブル(3番人気1着)
・2012年シラヤマヒメ(8番人気3着)
・2011年マニエリスム(2番人気3着)
・2010年ハーミア(4番人気2着)
・2010年ギンガセブン(10番人気3着)
・2009年ツクシヒメ(6番人気2着)
・2009年アンペア(8番人気3着)
・2008年プライズメイト(5番人気3着)


独断と偏見に満ちた全頭レビュー


1.ローザルーナ(笠松)
信頼と安定のホースケア


2.ララプリムヴェール(JRA)
今回のJRA馬で一番出走表が綺麗な馬
1番人気になりそうだけど、前走の勝ちタイムは同日の未勝利よりも1.3秒遅い
さらに負かした馬で次走以降に勝利した馬もいなくてレースレベルは全く高くない。
押し出されるように人気になるのは理解出来るけど、競馬はギャンブルと考えるならアタマでは買いたくない。


3.クレイジーアクセル(船橋)
母父サクラバクシンオーで距離不安を感じなくもないけど、キタサンブラックが大丈夫だったからこの馬もきっと大丈夫(薄い根拠)
まあでも1800mと1700mで連勝して来ているし、距離が敗因で負けるということはなさそう。
逃げ先行が有利なレースで単騎逃げが濃厚となれば展開面からも無視できない存在


4.メイショウヒサカタ(JRA)
前走の兵庫GTは対抗で馬券を買っていたけど、4コーナーまで持たず早々に圏外へ消えるとわかる手応え。
今回はさらに230m距離が伸びるので、前走で長距離への慣れが見込めれば…。
オープンを勝っていて力量はララプリムヴェールよりも恐らく上なので、後は距離をこなせるかどうか。ただそれだけのこと。


5.ハービンマオ(JRA)
デビューからの芝2戦は相手がブラストワンピースを筆頭に相当のハイレベル
勝てずにダート転向して未勝利を0.6秒差であっさり勝ち上がり
ただその未勝利戦で2~5着の馬は全部まとめて以降12戦で最高着順が3着(2頭3回)
現代競馬では休み明けといえない2ヶ月半ぶりの前走は大敗
ダートでの戦力がとにかく微妙


6.ゴールドパテック(川崎)
唯一の地元川崎馬
血統からスタミナ面に一切の不安なし。
常に堅実な末脚を繰り出すタイプなので他の馬がバテればバテるだけこの馬が浮上してくる。
問題は何頭がバテるのかだけ!


7.マイメン(佐賀)
エスエージーエーSAGA!
松雪泰子も応援してるぞ、頑張れ!


8.エグジビッツ(北海道)
門別所属馬だけど今回で8戦連続して北海道外の競馬
モダンウーマンの全妹で血統的には一発ある
ただ姉はこの距離のロジータ記念で3番人気11着と大きく崩れたので距離は長い


9.アクアレジーナ(大井)
SAGA、園田遠征で自分の生きる道を見つけたのに何故ここへ!?
と思ったらグランダムジャパン狙いらしい。ちなみに現在3位で2位はエグジビッツ


10.ミスマンマミーア(船橋)
芝でステルヴィオに着差無しの2着。
交流重賞勝ちのストロングハートにダート1600mで勝利
実績は十分だけど復調待ちか。
激走の可能性は秘めるけど激走されたら仕方がない。


11.グランマシェリ(大井)
ドサクサに紛れれば…


12.スリルとサスペンス(笠松)
この馬の馬券を買っても後方ママで終わる可能性が高いのでスリルとサスペンスは味わえない


13.プリンセスノンコ(JRA)
謎の種牡馬orb産駒
父はケンタッキーダービー馬で、母は8.5ハロンの重賞を勝っている。
コテコテのアメリカ血統で距離適性も殆ど保証されている。
前走は2着だけど同日の古馬500万や1000万よりも圧倒的に早いペースで後方待機勢の台頭を許したもの。
4番手から運んで4角12番手にいた勝ち馬と半馬身差で4角14番手の3着馬は2馬身離した。
勝ちタイムも同日古馬1000万下と0.4秒差
これを若干の折り合いを欠きつつ正攻法のレースをしてマークしたのであれば相当の評価


関東オークス-前日予想


◎プリンセスノンコ
アタマはこの馬で鉄板
馬券はこの馬の1着付けだけで勝負

○クレイジーアクセル
▲ララプリムヴェール
△メイショウヒサカタ

そしてまさに3連単で3着に付けたい馬ゴールドパテック3着付けの3連単が勝負馬券

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