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第69回川崎記念
交流重賞初戦のTCK女王盃を落として、今年も馬券でクソ負けそうな予感しかしない交流重賞戦線しかし楽天競馬が10%還元を続ける以上、ポイント厨の私も買い続けねばならない。
馬券的中という面では牝馬重賞よりは大分マシな伝統の長距離重賞・川崎記念
サクッと当てて令和2年の片目を開けたい。
投票サイト別のポイント還元率と特典
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川崎ダート2100m-傾向
2コーナー過ぎの一番深い所からスタート最初のコーナーまでの距離は約400mあり十分に先行争いが行える。
コーナーを6回も回るので必然的にペースが遅くなることが多く、1周目のゴール前直線は見た目でもわかるほどペースが落ちる。
直線一気を決めるのは難しく脚質や仕掛け所が重要。
騎手の経験と力量が問われるコース
空撮画像:グーグルマップ
川崎記念-過去10年の傾向
堅い
少頭数なことも多く荒れることは殆どない。近10年で馬連が4桁配当になったのはたったの一度だけで、それも1,760円
3連複も過去10年中9回が1,100円以下の配当で、1回だけ9,670円と配当が跳ねたのはオールブラッシュ、サウンドトゥルー、コスモカナディアンで決まった2017年
交流重賞で時折ある人気薄馬の3着激走も無く、3連単が万馬券になったのもこの年だけ。
1番人気の連対率100%
2004年から16年連続で1番人気が連対中最後に連対を外れた1番人気は2003年のアッパレアッパレ
なんとも微妙ですね!
冬のGI好走組が強い
当然といえば当然だけどJBCクラシック、チャンピオンズカップ、東京大賞典で好走した馬はこのレースでも強さを発揮する。今年の該当馬は少なくJBCクラシック優勝、チャンピオンズC 4着の「チュウワウィザード」1頭のみ
JRA馬 vs 地方馬は?
中央馬 | 地方馬 | |
---|---|---|
勝利数 | 9勝 | 1勝 |
連対圏 | 18頭 | 2頭 |
複勝圏 | 25頭 | 5頭 |
過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×0回、3連単×1回(6桁配当×0回)過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×9回、3連複×7回、3連単×2回3連複から3連単のアップ率
6.17倍(過去10年)リピーターが強い地方交流重賞
今年は過去の優勝馬が3頭も出走2019年覇者「ミツバ」
2018年覇者「ケイティブレイブ」
2017年覇者「オールブラッシュ」
ケイティブレイブとオールブラッシュは去年の2、3着馬なので近年このレースで実勢を残した馬が勢揃いしている。
過去10年の平均配当
券種 | 平均配当 | 最低配当 | 最高配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 384円 | 100円 | 1,820円 |
馬連 | 571円 | 140円 | 1,760円 |
三連複 | 1,449円 | 200円 | 9,410円 |
三連単 | 8,950円 | 880円 | 70,890円 |
過去10年の人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1人気 | 7 | 3 | 0 | 70% | 100% | 100% |
2人気 | 1 | 1 | 4 | 10% | 20% | 60% |
3人気 | 1 | 4 | 3 | 10% | 50% | 80% |
4人気 | 0 | 1 | 1 | 0% | 10% | 20% |
5人気 | 1 | 1 | 0 | 10% | 20% | 0% |
6人気 | 0 | 0 | 2 | 0% | 0% | 20% |
7人気以下 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% | 0% |
川崎記念 地方馬成績
地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で5例1勝 2着1回 3着3回
年 | 馬名 | 所属 | 着順 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2015年 | サミットストーン | 船橋 | 3着 | 6人気 |
2012年 | フリオーソ | 船橋 | 3着 | 2人気 |
2011年 | フリオーソ | 船橋 | 1着 | 1人気 |
2011年 | ボランタス | 川崎 | 3着 | 2人気 |
2010年 | フリオーソ | 船橋 | 2着 | 3人気 |
独断と偏見に満ちた出走馬レビュー
1ケイティブレイブ[JRA]
結果的に浦和記念圧勝からの東京大賞典の敗北は上積みがなかったということ。開腹手術明けなので万全の仕上げで挑んだのが浦和記念で、東京大賞典はお釣りがなかった。
浦和記念では今回3、4、5番人気のどれかになりそうなアナザートゥルース、デルマルーヴルを破っているし、川崎記念は好相性のレース。
誰が見てもここでは力量上位。東京大賞典からの回復と上積みが鍵。
2ミツバ[JRA]
前から何度も書いてるけど、この馬はわからん(ドキッパリ!)3アナザートゥルース[JRA]
この馬の取捨を検討する時にまずデルマルーヴルとの後先を決めることになると思うのだけど、すでにそれが難しい…。浦和記念では0.2秒先着して、名古屋GPでは逆に0.3秒の先着を許した。
年が明けて斤量差が当時の2kgから1kgに詰まったので、その点では明確にこちらがプラス
ただデルマは明け4歳で成長力も加味すればドッコイドッコイ?
4デルマルーヴル[JRA]
海外遠征を含めて全12戦しての最低着順が4着と高値安定タイプよくわからないUAEダービーを除けば今回が過去で一番強い相手だろうけど、いうてチュウワウィザード以外は浦和記念レベル
鞍上のO.マーフィーはJRAでは今週の騎乗が最後
そしてデルマルーヴルでは浦和記念で1番人気を裏切って馬券外に飛んでいるリベンジの舞台
3流騎手の奮起に期待すると大体裏切られるのだけど、一流騎手の奮起は怖い。
5キタノイットウセイ[笠松]
北海道の馬かと思えばそんなこともなく、では馬主の名前に北が入るのかと思えばそんなこともなく。と思ったらデビュー時の馬主が北所直人さんだったのでキタ入ってました~
ペイシャの冠でお馴染みのオーナーだけど「キタノ」もたまに使っているらしい。
勉強になりましたね?
6コウエイワンマン[愛知]
川崎記念にありがちな1周目の段階ですでに離れた後方馬群に集う馬達確実にその軍団の1人でしょうね。
7モズオトコマエ[北海道]
道営TOPのスーパーステションに1.1秒差3着、道営記念馬リンノレジェンドに0.4秒差の3着こんな所に出てこないでちゃんと賞金稼げそうなレースに出ればいいのに。
8オールブラッシュ[大井]
2017年のチャンピオンにして、去年も0.5秒差の3着と川崎適性は抜群前走の報知オールスターカップも見事に勝ち切った。
この馬の好走パターンは「逃げ」か「四角先頭」だけなので、馬券になる時は必ずこの2つのどちらか。
ヒカリオーソはともかく、ケイティブレイブに前へ行かれたらその瞬間に9割終わり。
9ヒカリオーソ[川崎]
逃げれば格好の目標、抑えたら味が出ない。勝ったレースは絶好のスローで展開が向いたレースが多く、交流GIで通用するほどの強さはない。
10メイプルブラザー[JRA]
JRAでのOP実績はOP特別での2着1回と3着が2回のみ脚質も後方一手で川崎長距離にフィットしない。
プラス要素を探せば小倉で良績を残しているので小回りコースは得意そう。
左回りも2勝を挙げているのでまあ悪くない。
11ミューチャリー[大井]
御神本はたった1回の敗戦でケイティブレイブを降ろされたのか、ミューチャリーを選んだのか。それが問題だ。
JDD3着で交流GIでも通用する下地はあるけど、気になるのは全日本2歳優駿
その前の鎌倉記念が破格の圧勝(リンゾウチャネル、グラビテーション、ヒカリオーソ、リンノレジェンドを問題にしなかった。)
これは久しぶりに地方から凄いのが出てきたと思ったけど、スタートとか敗因は色々とあれど全日本2歳優駿でJRA勢相手に全く通用しなかった。
対デルマルーヴル2戦2敗
前走は格の違いを見せる楽勝だったけど鎌倉記念のようなスペシャルな輝きはなし。
馬券になるならハイペースになった時か(期待薄)、スローペースからの捲り
でも川崎記念で一番ペースが上がるのが残り800-600mの区間。
向こう正面で番手を挙げてトップスピードで3コーナーに突っ込み、そのままJRA勢相手に最後まで伸び負けないほど強いのかと言われるとかなり疑問
基本的に前受けする馬が圧倒的に有利なレース
12チュウワウィザード[JRA]
このレースに出走する中では唯一、現在のダート界での最上位グループに所属している馬チャンピオンズカップでインティを交わしていれば超絶ド本命で良かったと思うけど、あと一歩足りなかったあのレースだけが若干引っかかる。
超絶までは付かないド本命。
川崎記念-前日予想
チュウワウィザードが1枚抜けていて、相手は団子状態まともならケイティブレイブがこれまた1枚抜けているけど、保障がなさすぎる上に旨味が少ない。
逆襲のオイシン・マーフィーに期待して対抗はデルマルーヴル
◎チュウワウィザード
○デルマルーヴル
▲アナザートゥルース
あとはケイティブレイブとよくわからないミツバを3連単要員としてマーク
本線は儲かるように、後は元でいいかな馬券!