【2021年】第57回関東オークスの傾向と対策と予想と。
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第57回関東オークス

最近馬券がゲロ吐くレベルで当たらない…。
東京ダービーもブライトフラッグ軸の3連複を買っていて、めっちゃ手広く流していたのに2着のギャルダルが抜けてドボン。
ギャルダルて(・ε・;)

どうやったら買えるのかと調べてみたら調教が相当に良かったらしい。
とはいえそれをレース前に知っていても馬柱見てギャルダルは買えんわ…。

競馬はどのファクターが一番大事だったのかレースごとに違うから難しい…。
格より調子と言ってみたり、八分の出来で実力馬が楽勝したり、展開一本で逃げ馬が残ったり、追い込み決着になったり。。。


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川崎ダート2100m-傾向

2コーナー過ぎの一番深い所からスタート
最初のコーナーまでの距離は約400mあり十分に先行争いが行える。
コーナーを6回も回るので必然的にペースが遅くなることが多く、1周目のゴール前直線は見た目でもわかるほどペースが落ちる。
直線一気を決めるのは難しく脚質や仕掛け所が重要。
騎手の経験と力量が問われるコース
川崎競馬場2100m見取り図 空撮画像:グーグルマップ


関東オークス-過去10年の傾向

勝つには四角3番手以内
過去10年で勝ち馬の4コーナーでの位置取りは先頭×6頭、2番手×1頭、3番手×3頭
4コーナーで先頭集団に取り付いていないとどうしようもない。


勝利に近いのは圧倒的に中央勢も馬券内なら地方馬もやれる
過去10年で9勝対1勝とJRA所属馬が圧倒しているけれど、2、3着ならば10頭と10頭で完全に互角。
データ的には1着欄にはJRA所属馬をマークして、2、3着には地方馬も散らして買うのが良さそう。


大敗する中央馬がいる
古馬の交流重賞は中央馬で上位独占がいつものパターンだけれども、3歳牝馬のダート2100mという珍しい条件の関東オークスは毎年のように大敗する中央馬がいる。

JRAでは3歳ダート路線があまり整備されていないこともあり、ダート適性、あるいは長距離適性がない馬が出てくることが結構あるので、中央馬の見極めがかなり大事なレース。
それが難しいんだけれども。


配当傾向-バランス-
堅め、中荒れ、大荒れと満遍なく出ているバランス傾向
3連複で言うと過去10年で3桁配当が2回、4桁配当が6回、万馬券が2回

3歳馬で毎年違った馬が出てくる上にJRAも実力牝馬が出てくる時と出てこない時があって、その見極めが難しい。


1番人気馬には地雷も混じっている
過去10年の1番人気は全てJRA所属馬。
その中には人気に応えてその後も重賞戦線で活躍した馬もいれば、重賞で1番人気に支持されるような馬ではなかったのも何頭か混じっている。

参考までに活躍できなかった馬の1頭である去年の1番人気馬セランはその後2勝クラスを5戦して勝てていない。

過去10年の関東オークス1番人気馬の単オッズと成績

セラン(単3.3倍)5着
マドラスチェック(単2.1倍)2着
ララプリムヴェール(単1.8倍)6着
クイーンマンボ(単1.9倍)1着
アルセナーレ(単2.7倍)3着
アルビアーノ(単1.4倍)4着
エスメラルディーナ(単1.8倍)1着
オメガインベガス(単1.9倍)2着
オールドパサデナ(単2.1倍)13着
カラフルデイズ(単3.2倍)1着


南関牝馬2冠馬は通用する
浦和桜花賞と東京プリンセス賞の南関東牝馬2冠馬は2000年代で4頭誕生していて、3冠目の関東オークスでチャームアスリープが1着、アクアリーブルが2着、トーセンガーネットが3着と完璧に通用している。

唯一出走しなかったネフェルメモリーは東京ダービーに出走して4着。

例外として2001年のナミも桜花賞と東京プリンセス賞の2冠馬なのだけれど、この時代は桜花賞➡関東オークス➡東京プリンセス賞の順番だったのでノーカウント。ちなみに関東オークスは5着だった。


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 9勝:1勝
連対圏 15頭:5頭
複勝圏 19頭:11頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×2回、3連単×5回(6桁配当×1回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×4回、3連複×2回、3連単×0回


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝563円190円2,110円
馬連2,430円360円8,120円
三連複5,318円490円13,850円
三連単30,920円2,240円104,200円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気33130%60%70%
2人気51150%60%70%
3人気11210%20%40%
4人気12010%30%30%
5人気0210%20%30%
6人気0010%0%10%
7人気0100%10%10%
8人気0020%0%20%
9人気以下0000%0%0%


関東オークス 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で11例

馬名所属着順人気
2020年アクアリーブル船橋2着4人気
2019年トーセンガーネット船橋3着2人気
2018年ゴールドパテック川崎2着5人気
2018年クレイジーアクセル船橋3着3人気
2017年ステップオブダンス船橋3着6人気
2016年ミスミランダー船橋2着7人気
2015年トーセンマリオン浦和3着8人気
2014年トーコーニーケ兵庫2着5人気
2012年アスカリーブル川崎1着3人気
2012年シラヤマヒメ船橋3着8人気
2011年マニエリスム船橋3着2人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1ランスオブアース[JRA]
兵庫CS 3着からの関東オークス参戦は何気によくあるケースだったりして、2017年のクイーンマンボが1着、2015年のポムフィリアが2着、2014年エスメラルディーナが1着と3頭が出走して3頭とも結果を出している。

ただ今年の兵庫CSは過去10年でダントツの遅いタイムでレースレベルは少し疑問。
とは言えこの馬の実績が今回のメンバーでトップレベルなのは間違いない所。

しかし川崎2100mはコーナーがきつい上に1周半もするかなりトリッキーなコースなので、その経験のないこの鞍上は確実にマイナス。


2レディブラウン[川崎]
前走は6頭立てで逃げるもマークされたウワサノシブコに完敗。
今回あんなに楽なレースは絶対できないと考えると買う理由がない。


3ネイバーアイランド[金沢]
言うてはなんだけれど、石川ダービーなんて中央未勝利と変わらないレースレベル
そこで4.5秒差8着ではドモナラズ。


4グロリオーソ[大井]
ここでやれる手応えを陣営が持っているのであれば、東京プリンセス賞の後に水沢に遠征なんてしないんだよなぁ。
しかも負けてるし…。


5リフレイム[JRA]
日本に来ている少ない産駒の中からダノンファラオやカフェファラオのダート重賞勝ち馬が出ている米三冠馬アメリカンファラオ産駒。

ダノン、カファの両頭も重賞では一度も連勝していなくて必ず負けを挟むので、最近勝っていない(エネルギーを使っていない)というのはもしかしたら良いのかもしれない。
ダノンファラオは伏竜S 6着、兵庫CS 2着、鳳雛S 14着というローテーションでジャパンダートダービーを制覇したので、リフレイムにももしかしたらの期待感はある。

とはいえダノンファラオは馬を使いながら仕上げる手腕に定評のある矢作厩舎で、リフレイムとは厩舎力に違いがあるけども。


6ヴェルドーン[JRA]
中央ダートOP勝ちはこのレースに出てくる中でかなり胸を張れる実績。
関東オークスでは過去10年で4頭しか出走していない。

3歳春のダートOP特別は牡牝混合レースしかないし、そこを勝ってきた馬ならば関東オークスでの成績も伴っているのかと思ってしまうけど、何故だか知らないけどそこまで成績は宜しくない。
勝ったのはホワイトフーガだけで、マドラスチェックが2着。
ディーズプラネット(4着)とメイショウヒサカタ(8着)は馬券外に飛んでいった。

他の実績馬としては3歳以降に芝重賞を勝っていたアルビアーノが4着、芝OPを勝っていたエスメラルディーナが1着、ティルガが4着となっている。

過去の傾向ではJRA500万勝ちの実績があれば十分勝ち負けになるレース。


この馬だけで見ると前走の鳳雛ステークスはUAEダービー4着のタケルペガサスに完勝していて高評価。
ただタケルペガサスはスタートで派手に躓いたので0.5秒差ほどの力の差はない。
タイムの1分52秒2は最終の2勝クラスよりも0.1秒速かった。


7ケラススヴィア[浦和]
データからは関東オークスで完全に通用する南関東牝馬2冠馬

東京プリンセス賞の勝ち馬だけを取っても、過去10年で4頭が出走して4頭とも馬券になっている。
ちなみに関東オークスに出なかった東京プリンセス賞の勝ち馬5頭(グラヴィオーラは故障)は東京ダービーへ向かって全て馬券外に散っている。

牡馬相手とは言え賞金も高く地方馬しか出れない東京ダービーという選択肢もある中で中央馬相手の関東オークスに出てくるというのは、それだけ陣営が距離適性や潜在能力に自信を持っている証拠と言えるのかもしれない。

東京プリンセス賞の勝ちタイムも過去10年の関東オークスで馬券になったマニエリスム、アスカリーブル、トーセンガーネット、アクアリーブルよりも速い。
馬券内は有望。あとは勝てるのか、どうか。

ちなみに短距離色の強いサウスヴィグラス産駒は関東オークスで10戦1勝着外9回
唯一の勝利馬はタイニーダンサー(母父アサティス)
平均人気は7.7で、平均着順が7.5と人気なりの成績になっている。


8ディアリッキー[船橋]
Dr.コパの息子の馬でディアリッキーという名前ならコパノリッキー産駒だろうと普通は思いますよね? とまずは言いたいホッコータルマエ産駒。

対ケラススヴィア3戦3敗。
しかも0.7秒、0.8秒、1.4秒と走るたびに着差を拡げられている。
机上の予想では買うにしても3連単でケラススヴィアの下にだけマークしておけばいい馬。

ただ今回はケラススヴィアもJRA勢相手の大一番となるので、強敵相手に勝ちに行って今まで通りにはならない可能性も大いにある。
そんな時にケラススヴィアが失速して、無欲のこちらがどさくさまぎれの2、3着に飛び込んで来るなんてのも競馬ではよくあるお話。


9ベルヴォーグ[JRA]
去年ダート長距離の交流重賞でよく馬券になっておられたマスターフェンサーと同じジャスタウェイ産駒なら2100mは問題なしか。

未勝利勝ちは0.9秒差、1勝クラスでは豪快な追い込みで勝利。
勝つ時は強いけど7戦して8着以下が3回もある落差の激しいタイプ。

馬券を買うなら今年の日本ダービートレーナーの厩舎力に期待、買わないならやらかしてくれることに期待。

私はどちらにも思いきれないので、微妙に買います⬅


10スセリヒメ[川崎]
6頭立ての前走でウワサノシブコ、レディブラウンの影も踏めない全力の3着ではね…。


11ウワサノシブコ[浦和]
ユングフラウ賞でケラススヴィアに土を付けた馬。
桜花賞に出れなかったからってことなんだろうけど、ここで本気の勝負をするのであれば明らかに前走は余計な気がする。

ただ前走はかなり楽な競馬で、レディブラウンをマークして抜け出しただけの完勝なので、それほど疲れが残るレースではなかった。


12サンシェリダン[高知]
高知から遠征のマコトスパルビエロ産駒
お父さんに馬券的な良い思い出はないけれど、娘には頑張ってほしい。


関東オークス-前日予想

5頭の競馬なのはほぼ間違いない所だろうけど、順番を当てないと儲からないのが交流重賞の難しい所。
これがずっと馬券を買ってるのに一向に上手くならないんだよなー。

◎ケラススヴィア
◯ヴェルドーン
▲リフレイム
△ベルヴォーグ
△ランスオブアース


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