【2021年】第34回MC南部杯の傾向と対策と予想と。

第34回MC南部杯

9月の交流重賞全敗で、10月も東京盃、レディスPといいとこナシ。

競馬口座のお金が恐ろしい勢いで減っているのでそろそろ補充しないと秋のGI戦線を戦えない！

そんな事情もあって、なんとしても当てたい南部杯。

投票サイト別のポイント還元率と特典

盛岡ダート1600ｍ-傾向

2コーナー手前の引き込み線からスタートしてワンターンの競馬
芝スタートとオールダートの違いはあるが東京ダート1600ｍに近いコースレイアウト
スタートしてから3コーナーまで700ｍもあるのでペースが落ち着きやすく逃げ先行有利
ゲートを出て200ｍほどして少し左に曲がるので逃げたい馬は内枠が良いが、全体的な傾向としては有利不利はない

MC南部杯-過去10年の傾向

勝率60％、連対率80％、複勝率90％と圧倒的好成績
2006年のシーキングザダイヤが4着に敗れてから13年連続で馬券内だったけれど、去年のサンライズノヴァが4着で久しぶりに馬券を外した。


基本的に上位人気は50％前後の複勝率となっていることが多い交流重賞で勝率0％、複勝率20％は相当に悪い。
人気が走るわけではないとはいえ、1番人気に推される馬とはかなりの壁を感じる。

去年の3番人気はゴールドドリーム（C.ルメール）で見せ場なく6着敗退。


過去10年で3連単が万馬券になったことが3回しかないけれど、内2回が10万馬券。
過去10回から漏れたけど2010年はグランシュヴァリエが激走して100万馬券になっている。


勝利数 10勝：0勝
連対圏 20頭：0頭
複勝圏 30頭：0頭


馬連×1回、3連複×2回、3連単×3回（6桁配当×2回）


単勝×9回、馬連×6回、3連複×5回、3連単×1回


今年の該当馬は2020年優勝、2019年2着の「アルクトス」と2019年優勝「サンライズノヴァ」

過去10年の平均配当

過去10年の人気別成績

MC南部杯 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回でナシ

独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1インティ［JRA］

東海Sで逃げたけど武豊をもってしても難しい面を出して失速。
その後の2戦は今のインティに逃げは向かないと感じたのか追い込みで味のある競馬。

前走のかしわ記念はゲートと同時に首を振って出遅れたのだけど、馬が嫌がったのか、武豊が行かないようにわざと引っ張ったのかが不明で調べてみたら、レース後コメントで「元々行く気はなかったが、出遅れてもったいなかった。」とコメントしていた。

今回は手の内に入れている武豊が凱旋門帰りの隔離期間で乗れずに岩田望来が初騎乗。
しかもインティにはかなり難しそうな1番枠。
重賞未勝利の鞍上にはまだ荷が重そう。

2チスジ［岩手］

鞍上は菅原辰徳
間違いなく親父は巨人ファンでしょう。

3サンライズノヴァ［JRA］

優勝した2019年は金沢のアイツが好騎乗でまさかの先行しての抜け出し。JRA試験で門前払いされる人間性はともかく騎手としての腕は認めざるを得ない。

去年は松若が乗って雨が降る前残り馬場で四角1～3番手の馬を捕まえきれず4着。敗因は明確。

左回り盛岡の軽いダートはこの馬に合うはずで、去年みたいな馬場にならなければ圏内有望。
鞍上も大井の交流重賞2連勝の松山弘平と心強い。

4リリーモントルー［岩手］

JRAから移籍して3連勝も岩手ですらオープンの壁

5ユノートルベル［岩手］

この名前はどこで切るのが正しいのか？
調べたらフランス語で「Une Autre Belle」ということなので、ユノ・ートル・ベル？
ートル？？？

ちなみに意味は「もう1人の美女」
言うまでもなくこの馬じゃない方の美女は母のトウホクビジンですな。

6パンプキンズ［岩手］

かぼちゃ達。

7レールガン［岩手］

レールガンチャンス（ズダダダダダ）

8ワークアンドラブ［大井］

交流重賞は去年のJBCクラシックで6着、東京大賞典で10着。
今年のかしわ記念で10着。

控えても競馬は出来るタイプだけれど、勝っているのは逃げた時か、四角先頭で回ってきた時でマイペースでの逃げがベストのタイプ。

そして今回のメンバーを見渡すとJRA勢に確固たる逃げ馬が不在。
最内枠に入ったインティとワイドファラオが可能性あるけど恐らくは来ない。ヒロシゲゴールドはじっくり溜めるとコメント。

マイペース逃げに持ち込めれば、勝つのまでは厳しくても馬券内の芽はある。

9シゲノブ［岩手］

これも巨人ファンか？
個人的にはシゲノブと言われたらフサコだけんども。

10ワイドファラオ［JRA］

去年の7着馬

全戦で上がりタイム1位を出したことがない馬で、時計が速い盛岡ダートはあまり合わなそうだけれど、今年の盛岡ダートは去年より全体的に1秒以上時計が掛かっている分だけ今年の方が良さそう。

とはいえ実力、実績十分なのでノーマークには出来ない。

京都大賞典であわやの3着だったキセキに先着した直前調教の動きも良く見えた。

11ステーロ［岩手］

外れ馬券を投げステーロ

12ドラセナ［岩手］

盛岡1戦1勝
岩手の鬼の可能性が微レ存。

13エアスピネル［JRA］

アルクトスの2着だったさきたま杯の敗因はコース取り。
インでロスのない進路を取ったけど、小回りの浦和の場合は前に数頭いるだけで進路がなくなることがよくある。

外から勢いを付けて4コーナーを回ってきたアルクトスに対して、エアスピネルが迷いのないトップスピードに乗れたのは短い直線に入ってから。
完全に田辺の方が上手（うわて）だった。

今回は2kg差あった斤量が同斤になるけど、元々アルクトスにはチャンピオンズCやフェブラリーSで先着している。広いコースなら浦和のリベンジも十分。

14ヒロシゲゴールド［JRA］

千二、千四が主戦場でマイル戦は初めて。
2歳のもちの木賞（1800ｍ）12着以来の長距離戦。
特にここ11戦連続で千二を使っているのでスタミナ面は相当に気になる。

クラスターカップ、3年連続馬券内の盛岡実績を胸に出走
ただ馬券にはなってるけど、一度も勝ってないのもまた事実なのよね…。

しかしながら直前に大井で適距離の東京盃があったのに登録もせずにスルーしての来盛
間違いなく我々よりもヒロシゲゴールドのことを知っている陣営の勝算に乗ってみる手はある。

15ソリストサンダー［JRA］

武蔵野S2着、かしわ記念2着の実績はともに左回りのマイル戦が舞台。

しかし盛岡は、差し込めず8着だったフェブラリーSと同じくらい時計が出る舞台なので、なかなか前が止まらない中で全馬を差し切るのはなかなか至難。

16アルクトス［JRA］

去年の南部杯覇者にして、前走下したエアスピネルとの2kgがなくなって今回は同斤量

しかも1ヶ月も空かない連戦となるJBCへは行かず、ここメイチと表明。

小回り金沢の1400ｍを見越してさきたま杯を使ったと、栗田調教師が勝利コメントで言っていたけどどうやら心変わりしたらしい。

プラス材料の方が圧倒的に多いのに、1番人気濃厚でも断然人気にまではならずオッズは美味しそう。

とはいえ絶対視出来ない競馬ファンの気持ちもわかる。オッズは周智の結晶と言うしね。

MC南部杯-前日予想

盛岡の天気はYahooの競馬場天気だと曇りのち小雨予想。日曜もダートは稍重だったのでパサパサのダートではなさそう。

推定勝ちタイムは1分35秒台。
マーキュリーカップで去年より2.7秒（ともに良馬場）、クラスターカップで2.6秒（ともに良馬場）も去年より遅かったことを考えると、よほどの雨が降らない限り1分34秒台は考えづらい。

ここは本線で勝負したいと思って予想していたけど、結局自信満々の本命印は打てなかった。
来そうな馬は限られているけれど、順番を当てるのは相当に難しい。

なので馬券は3連複本線に、夢を込めた3連単で勝負。

◎アルクトス
◯エアスピネル
▲サンライズノヴァ
△ソリストサンダー
△ワークアンドラブ
△ヒロシゲゴールド

本命は迷ってアルクトス。
本当はエアスピネルを狙っていたのだけど、1勝クラスに遅れた調教がどうにも気に入らなかった。
元々調教駆けするタイプではないにしても、本命にするには心もとない感じがしてしまった。

本命対抗黒三角で1～3番人気だろうけど、前売りの3連複で7.9倍付いてるなら悪くない。
配当的にはワークアンドラブの激走に期待。

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