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第21回JBCスプリント
去年のJBCスプリントはサブノジュニアを大きく取り上げて大ヒットのはずだったのに、2着のマテラスカイをビタイチ買っていないという大失態。去年の失態と取り返したいJBCスプリント。
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金沢ダート1400m-傾向
直前入った少し先からのスタートで1コーナーまでの距離が200m以上あり、外枠からでも無理なく好位置を確保できる程度の距離がある。なお、金沢競馬は内の砂が深くて、11月1日のレースを見ても内5頭分くらい開けて走っている。

JBCスプリント-過去10年の傾向
JBC競走で一番波乱傾向
過去10年で三連単100万馬券が一度、10万馬券が2度出ている。単勝配当も10倍以上の馬が4回勝っていて、最高配当は2019年ブルドッグボスの71倍。
基本的にトップホースの集うダートのBIGレースは堅いレースが圧倒的に多い傾向になるのだけど、短距離路線は久しく群雄割拠ということもあるのか大荒れも十分のデータになっている。
JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 8勝:2勝連対圏 17頭:3頭
複勝圏 23頭:7頭
過去10年で万馬券になったのは…
馬連×1回、3連複×3回、3連単×4回(6桁配当×2回、7桁配当×1回)過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×6回、馬連×5回、3連複×2回、3連単×0回リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は2020年(大井)の優勝馬「サブノジュニア」過去10年の平均配当
券種 | 平均配当 | 最低配当 | 最高配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 1,277円 | 170円 | 7,100円 |
馬連 | 1,848円 | 260円 | 12,510円 |
三連複 | 19,171円 | 560円 | 146,920円 |
三連単 | 184,748円 | 4,750円 | 1,497,730円 |
過去10年の人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1人気 | 2 | 5 | 0 | 20% | 70% | 70% |
2人気 | 3 | 2 | 1 | 30% | 50% | 60% |
3人気 | 2 | 0 | 3 | 20% | 20% | 50% |
4人気 | 1 | 0 | 3 | 10% | 10% | 40% |
5人気 | 0 | 1 | 2 | 0% | 10% | 30% |
6人気 | 1 | 1 | 0 | 10% | 20% | 20% |
7人気 | 0 | 1 | 0 | 0% | 10% | 10% |
8人気 | 1 | 0 | 0 | 10% | 10% | 10% |
9人気 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% | 0% |
10人気以下 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 10% |
JBCスプリント 地方馬成績
地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で7例年 | 馬名 | 所属 | 着順 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2020年 | サブノジュニア | 大井 | 1着 | 8人気 |
2020年 | ブルドッグボス | 浦和 | 3着 | 3人気 |
2019年 | ブルドッグボス | 浦和 | 1着 | 6人気 |
2019年 | トロヴァオ | 大井 | 3着 | 11人気 |
2018年 | キタサンミカヅキ | 船橋 | 3着 | 5人気 |
2017年 | ブルドッグボス | 浦和 | 3着 | 3人気 |
2014年 | サトノタイガー | 浦和 | 2着 | 6人気 |
独断と偏見に満ちた出走馬レビュー
1リュウノユキナ[JRA]
補欠繰り上がりで出走が叶ったので、確約されていた場合と比べて仕上がり状態はどうなのかは若干気になる所。勿論悪い状態でないのはわかっているけど、本命にするなら絶好調を期待したいし。
この馬の不安点はコーナー4つと1400mの距離と最内枠。
全てを克服する可能性もあるし、いくつかは克服できない可能性もある。
2モジアナフレイバー[南関東]
今年はJBCスプリントに出るとかなり前から公言していて、去年までは王道路線を歩んできていたけど、今年は黒船賞、川崎マイラーズ、マイルGPとここを睨んだローテーションを貫いてきた。ある意味で今年の集大成の一戦なので、勝負度合いならメンバー中一番と言えるかもしれない。
川崎マイラーズは出遅れて大楽勝、マイルGP3着は早めに先頭に立ちすぎた誤算。
3サブノジュニア[南関東]
去年の優勝馬ただ今年は斤量を背負わされるレースが多くあったこともあってか5戦して未勝利。
1600m戦でも快勝していた馬だし、距離は問題ないと思うけれど、金沢コースがフィットするとはどうにも思えない。
去年は厚く買っていたけれど、今年は軽視。
4アランバローズ[南関東]
本質は快速タイプなのに東京ダービーを勝った実力馬。前走は先手を取った後は競りかけられなかったのに、テイエムサウスダンに直線に入る前にあっさり交わされてしまった。
今回はモズスーパーフレアという快速馬がいて、芝レース並のスタートを切って来られたら逃げ争いに敗れる可能性が高い。
先手が取れるなら怖いけど、モズに行かれるようならその時点で厳しい。
そのモズスーパーフレアは去年のJBCスプリントはダッシュが付いていなかったのだけど、あれはダートのせいだったのか…?
先手争いを読むのだけで難しい。
5サンライズノヴァ[JRA]
2019年の南部杯を好騎乗で勝ったコンビで臨んできた。しかし盛岡は中央並の軽い馬場なのに対して金沢は地方競馬特有の重いダート。
船橋ですらダメなのに、金沢はもっとダメに決まっている。
コーナー4つも不安点だし、多分来ないので吸えるだけ人気を吸っていただきたい。
6ニュータウンガール[愛知]
普通の交流重賞ならこの馬が8番人気くらいになるメンバー構成になると思うのだけど、今回は11番人気か最低人気が濃厚。レベルの高い一戦。
7モズスーパーフレア[JRA]
去年のJBCスプリント4着以来のダート戦その去年はダートが気になったのか、2番枠から半馬身ほどスタートダッシュが付かない形。
枠が内だったのが奏功したとはいえ、その状況からノブワイルド、マテラスカイを向こうに回してて先手を取ったスピードは芝のGIホースの貫禄だった。
しかし今回の逃げのライバルは内にいるアランバローズ。
鞍上の左海誠二は南関東で一番退かない男と言っても過言ではない。
アランバローズが逃げるつもりでいるならば、どんなに競りかけようと左海は聖帝サウザーのように退かぬので、これをパスして逃げるのは勝因にも敗因にもなり得る。
控えるにしろ、行ききるにしろ、去年以上に難しいレースになる。
もし去年みたいなスタートになってしまったら諦めて2番手から競馬した方が絶対に良いと思うけど、松若は左海が聖帝のように退かぬ男だと知っているのかがわからない。
8フランシスコダイゴ[南関東]
最近は超短距離でしか馬券になっていない。1400mですら長い。9サクセスエナジー[JRA]
コースが違うとはいえJBCスプリントは2年連続で出走してともに2桁着順の惨敗。最近連続で好走することが少なくて、前走の快勝が逆に不安。
とはいえ得意の小回りコース、1400mもベスト、前を見ながら行ける枠番も最高と加点の方が大きい。
そしてこれは加点になるのか知らんけど、金沢はオーナーの地元らしい。
10ベストマッチョ[南関東]
ここの所、重賞で支持を集めては人気を裏切り続けている8歳馬。調子なのか衰えなのかはわからないけど、ここでは手が出ない。
優位点としては1400mはベスト距離。
11クリノフウジン[兵庫]
前走は中央からの移籍初戦を快勝(ただし5頭立て)12レッドルゼル[JRA]
ドバイ帰りの前走は多少安全運転の雰囲気も有りつつ差し届かずの3着。一叩きして前走以上の状態で出てくるであろうことは間違いない所。
ただ後ろから行く脚質で、大外枠。殆どミソッカスがいないメンバー構成。
前走同様に10番手くらいから行くのであれば、ただでさえ皆が5頭分くらい外を回っているので、勝負所で追い上げていくのに相当な距離ロスが発生しそう。
馬券内なら馬の実力だけで来れるだろうけど、勝ち切るには川田の好騎乗が絶対に必要。
JBCスプリント-前日予想
年頭からJBCスプリントを目標にする馬はあまり多くないと思うけど、それを掲げて予定通りに進んできたモジアナフレイバーの激走に期待。相手は正直難しすぎるので手広く買いたい。
この後のJBCクラシックが難しい上に配当にも期待出来ないので、ここが私のメインレース。
◎モジアナフレイバー
◯レッドルゼル
▲モズスーパーフレア
△サクセスエナジー
△リュウノユキナ
△アランバローズ
