【2021年】第71回全日本2歳優駿の傾向と対策と予想と。
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第71回全日本2歳優駿

12月の交流重賞はクイーン賞を当てて幸先良し子ちゃん。
この勢いに乗って全勝、交流重賞収支の大逆転を目指したい所存。
ボートレースグランプリより、競馬に全力だ!


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川崎ダート1600m-傾向

直線のポケットからスタートして1コーナーの入りまでの距離は十分
基本的にはフェアなコースで殆ど気にしなくてもいいが、若干内を見ながらいける外枠が有利な傾向がある。
コーナーはスパイラルカーブを採用していて3角での入りが厳しく、4角の出が緩い。
川崎競馬場1600mコース図 空撮画像:グーグルマップ


全日本2歳優駿-過去10年の傾向

そんなに荒れない
評価が固まっていない時期とはいえ単勝で10倍以上付いたことはなく、馬連の最高配当も65倍、3連単も6回が100倍以下でとんでもない馬が来ることは少ない。

穴馬券を狙うならばセオリー通りに3着荒れ狙いがベター。


地方馬も戦える
過去10年で3勝、2着2回、3着5回
JRA勢の方が分が良いのは確かだけれど、地方馬も馬券に絡んできている。

ただし、馬券内に入った地方馬の所属は北海道か南関東に限られていて、他地区の馬は基本的には厳しい。
とはいえ2009年に笠松のラブミーチャンが勝っているので、全くのノーチャンスではない。


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 7勝:3勝
連対圏 15頭:5頭
複勝圏 20頭:10頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×3回、3連単×4回(6桁配当×1回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×10回、馬連×5回、3連複×2回、3連単×0回


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝376円110円880円
馬連1,692円220円6,500円
三連複9,671円560円55,020円
三連単47,468円1,040円285,290円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気51250%60%80%
2人気14010%50%50%
3人気21220%30%50%
4人気0110%10%20%
5人気21120%30%40%
6人気0110%10%20%
7人気0100%10%10%
8人気0020%0%20%
9人気0010%0%10%
10人気以下0000%0%0%


全日本2歳優駿 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で10例

馬名所属着順人気
2020年アランバローズ船橋1着2人気
2020年ランリョウオー浦和2着6人気
2019年ヴァケーション川崎1着5人気
2019年ティーズダンク浦和3着9人気
2017年ハセノパイロ船橋3着6人気
2016年ローズジュレップ北海道3着3人気
2015年アンサンブルライフ浦和3着5人気
2013年ハッピースプリント北海道1着1人気
2013年サーモピレー船橋3着8人気
2012年ジェネラルグラント船橋2着7人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1セキフウ[JRA]
兵庫JGの勝ち馬は過去10年で8頭が全日本2歳優駿に出走して【1.1.1.5】と成績はあまり芳しくない。

ただレース創設の1999年以降で出すと【4.4.3.8】と一気に見栄えが良くなる。

この10年の不振をたまたまと見るか、トレンドから外れてきているかと見るかで受け取り方が変わってきそう。

そして今年の兵庫JGの勝ちタイム1分29秒7は、稍重馬場だったのにも関わらず1999年の創設以来で二番目に遅い勝ち時計。
一番遅かったのは地方馬モエレソーブラッズが勝った2005年で、この年は後から見るとJRA勢に全く素質馬がいなかった。

そんな2005年に次ぐ遅い時計で勝った馬を高評価しにくい。


2プライルード[大井]
徐々に距離を伸ばしているとはいえ短距離志向の臨戦過程。
キャロットファームの見立てが間違っているはずがないので、ベスト距離でないのは間違いなさそう。
その上で戦績も微妙と来れば馬券からは外す一手。

ただ専門紙の評価によると調教がかなり良いらしい。状態の良さというファクターだけで馬券に入れるか否か。


3ナッジ[北海道]
前走は最後に内に入ってしまったのもあるんだろうけれど、勝ったアイスジャイアントとは素質の違いを感じざるを得ない2着。

前走地元で今回遠征なので、直前の調教も前走に比べて軽め。
大きなモノではないとはいえその分の戦力ダウンもありそうで…。


4ノブレスノア[浦和]
小久保厩舎でノブから始まるとTUBEの馬だと思いきやトーセンの馬という意外性。
ハイセイコー記念を勝っているけれど、鎌倉記念で負けた馬が集まったレースでタイムも含めてレベルが一段落ちていた重賞。
大物感も感じないし森泰斗が最高に上手く乗って3着まで。


5コンバスチョン[JRA]
兵庫JGの2着馬は過去10年でこのレース【0.0.1.4】
着外には4着馬が2頭含まれているので、5頭で3着1回、4着2回と考えると悪くはないけど、やはり前哨戦の負けで勝負付けは済んでいる感。

レースとしても誰もいない外から末脚を伸ばしてきたのに、一旦ブレーキ踏みつつ狭いところを抜けてきたセキフウに負けていて印象はかなり良くない。

主戦騎手が別の馬に乗るのもマイナス点。
ヤマボウシ賞で0.1秒差の2着に下したケルンコンサートがその後1勝クラスで2戦着外なのもマイナス点で、10着だったオキザリス賞ではここにも出てくるドライスタウトに2.7秒差を付けられている。


6ナインバイパー[川崎]
前走OP特別を4馬身差で快勝しているけれど、勝ち時計は1分45秒7。
100mしか違わない鎌倉記念と11秒8も違うタイムではレベルが低すぎる。


7バウチェイサー[兵庫]
園田の名門新子厩舎の所属馬だけれど、道営時にすでに壁に当たっている感。


8カイカノキセキ[JRA]
母カイカヨソウは道営時に2歳重賞を2勝、南関東でも重賞4勝の実績馬。
初子のカイカセンゲン(父ネオユニヴァース)もロジータ記念で親娘制覇を達成。

父キンシャサノキセキもサクセスエナジーを筆頭に産駒成績上位にダート馬がズラリと並ぶ完全なるダート種牡馬。

問題は初ダートだけ。
チャンピオンズカップでソダシが人気になって飛んでいったけど、初ダートでGIというのは血統が良くてもなかなかの鬼門。

このレースでは過去10年で初ダートだった中央馬は1頭だけで、メイソンジュニアが6番人気で5着。
他にダート経験はあっても勝ったことがなかった馬が4頭いて、兵庫JG 2着の馬も2頭混じっているけれど、こちらも最高4着とすべて馬券外になっている。


9アイスジャイアント[JRA]
JBC2歳優駿には同じ吉田勝己名義でシャルフジン(2番人気)も出ていたけど、やはり素質馬は中央に預けるのか、3番人気だったこちらが勝利。

デビュー2戦目で道営3連勝中だったナッジ以下に快勝。
先行勢壊滅で流れが向いたのは確かだけれど、差し追い込み勢の中で1枚抜けて強かったのもまた確か。

コンバスチョンというお手馬も出てきた三浦騎手がアイスジャイアントを選んだのも納得。


10ドライスタウト[JRA]
前走は空馬が目の前にいる難しいレースだったけれど、抜け出した後は大楽勝。

勝ちタイム1分23秒4も最終レース(2勝クラス)のブッチーニが出した1分24秒5より1.1秒も速くタイムの裏付けも十分。

翌日の銀嶺ステークス(3勝クラス)でもケイアイターコイズの勝ち時計が1分24秒4止まりなので、ドライスタウトは現時点ですでに古馬ダートOP級の能力を見せているとも言える。


11シルトプレ[北海道]
鎌倉記念は今年の南関東2歳重賞では一番レベルが高かった。
残り800m付近から一気にペースが上がって息の入らない流れを2番手から押し切った内容は高評価。
地方馬ではこの馬の馬券内の可能性が一番ありそう。


12マリンスカイ[高知]
高知は地方競馬として売上は一流の域に来ているけれど馬の質はまだまだ。
地元で圧勝続きとはいえ、交流GIではさすがに厳しい。


13ライアン[浦和]
この馬の名前を見る度に大川慶次郎の声が聞こえてくるのは今や古参競馬ファン。

レースを見ると前にいる馬を抜きに行き、後ろの馬には抜かせない勝負根性は相当なモノ。
ただ直線でよれたりとまだ未完成な部分も見える。

ここで一旦壁に当たりそうな気もするけれど、混戦になれば面白い。


14モリデンブラック[北海道]
盛岡のジュニアグランプリを勝っているけれど芝のレース。
ダートはデビュー戦のみの1勝では手が出ない。



全日本2歳優駿-前日予想

アイスジャイアントとドライスタウトの素質が抜けている。
紛れがなければほぼこの2頭で決まりそうなレース。
ただ川崎はトリッキーなので、何があるかはわからない。
自信はあってもぶち込んでいいのか悩む。それが川崎競馬劇場。

◎アイスジャイアント
◯ドライスタウト

△シルトプレ
△ライアン


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