【2022年】第24回黒船賞の傾向と対策と予想と。
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第24回黒船賞

名古屋大賞典を本線で当てて、かつてないほど絶好調の公営重賞路線。
ここも勢いに乗っていきたいところだけどピンシャン回避でガチガチの結果になりそうな予感。

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高知ダート1400m-傾向

基本的に交流重賞はその競馬場が誇る一番フェアなコースで行われる。
高知1400mもその例に漏れず、引き込み線からスタートして最初のコーナーまで十分に距離がある1周戦
形状としては3コーナーからのカーブが緩く捲りを打ちやすい。
直線が200と短いこともあり勝負所は3~4コーナー。ここでスピードを落とさず上がっていける馬が強い。
◎先行有利
◎外枠若干有利
高知競馬場1400mコース図 空撮画像:グーグルマップ


黒船賞-過去10年の傾向

単勝平均2,642円
交流重賞の過去10年平均ではぶっちぎりで高い数値だけれど、これは2018年のエイシンヴァラー(9番人気 234.3倍)が1頭で引き上げたモノ。

その次の高配当が570円。

馬連も過去10年で7回が3桁配当。
エイシンヴァラーが勝った年を除けば11.8倍が最高配当。

勿論、大荒れの可能性はあるけれど、堅い決着で収まる可能性の方が圧倒的に高い傾向のレース。


1番人気の信頼度イマイチ
堅い決着と矛盾しているようだけど1番人気馬の勝率30%、複勝率60%は交流重賞としてはかなり低い。
人気馬の組み合わせで決まることが多いけど、倒幕を志した坂本龍馬のお膝元だけに大勢に支持される1番人気馬を信頼しすぎるのは危険?


逃げ馬受難
小回りコースなのに逃げ切りが少ないレース
一度も先頭を譲らずに逃げ切ったのは2020年のラプタスで2頭目(もう1頭は2012年のセイクリムズン)

去年はグリムが先手を取ったが4コーナーまで持たずに失速した。


前走フェブラリーS組が好成績
当然だけれど前走でフェブラリーSを選んでいるような馬は強い。

とはいえなんでもかんでも来るわけでもなく直前のフェブラリーSで4着だったワンダーリーデルは馬券外まで飛んだ。状態の良し悪しや高知適性もあるのでなかなか難しい。


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 9勝:1勝
連対圏 19頭:1頭
複勝圏 26頭:4頭


過去10年で万馬券になったのは…
単勝×1回、馬連×1回、3連複×1回、3連単×3回(6桁配当×1回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×7回、3連複×4回、3連単×1回


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は
2020年優勝「ラプタス」
2019年優勝、2020年3着「サクセスエナジー」


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝2,642円150円23,430円
馬連3,492円140円29,650円
三連複2,948円220円14,200円
三連単34,707円700円290,640円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気33030%60%60%
2人気43240%70%90%
3人気13110%40%50%
4人気0150%10%60%
5人気10210%10%30%
6人気0000%0%0%
7人気0000%0%0%
8人気0000%0%0%
9人気10010%10%10%
10人気以下0000%0%0%


黒船賞 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で4例

馬名所属着順人気
2021年モジアナフレイバー大井3着4人気
2018年エイシンヴァラー兵庫1着9人気
2018年ブルドッグボス浦和3着2人気
2015年タガノジンガロ兵庫3着5人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1ダノングッド[高知]
東海、兵庫、高知の重賞では強いけど全国区となると…。

JRAの重賞と地方交流重賞では過去10戦して一度も馬券内に入ったことがない。

その殻を大した斤量優遇もない別定重賞で10歳にして打ち破れるかといえばヒジョーに厳しい。


2メイショウオオゼキ[愛知]
交流重賞マニアにはおなじみの12歳馬。
ちゃんと走ってお金を稼いでいる。立派。


3イグナイター[兵庫]
兵庫GTでテイエムサウスダンとラプタス相手に0.3秒差の3着好走。
ただあのレースはかなりの斤量差があって、テイエムと6kg、ラプタスとは7kgもの斤量差があった。
他のJRA馬、4着ワイドファラオとも5.5kg、最下位ヒロシゲゴールドとも5.5kgの差があって、イグナイターの52kgはかなり恵まれていた。

しかし今回は斤量面の優遇がなくなってラプタスとはたったの1kg差になってしまった。

そこまでテンに速くないので今回は控えることになりそうで、斤量56kgを背負って差しに回ってJRA勢相手にどこまで来るか。


4トーラスジェミニ[JRA]
1400mもダートも初めての七夕賞馬。

高知に移籍したから出走してきたのかと思ったけど、JRA在籍のままでのエントリー。

鞍上も現地調達だし、やる気も勝負気配も血統からのダート適性も何も感じない。

馬主が兵庫県の眼科医なので園田に出るならまだわかるけども、なんでここ出てきたし。


5サクセスエナジー[JRA]
黒船賞は2019年優勝、2020年3着、2021年5着と着順を落としてきているサクセスエナジー(4年連続4回目)

ただ去年は5着の後にノドの手術をしているので敗因は明確。喉手術が明けてから東京盃を勝っているし、戦力ダウンはない。

今回は主戦の松山弘平が落馬負傷で短期免許で高知にいた吉原にスイッチ。色々とアレだけど、騎手としての腕は間違いない。人込みで怖い1頭。


6ラプタス[JRA]
GⅢの交流重賞なら【4.1.1.1】の超安定勢力
しかも今回は57kgで出られるおまけ付きで馬券から外れるのは想像できない。

交流GⅢで1回だけ10着と着外になったレースは浦和のオーバルスプリント
1番枠で少し出負けして方針が定まらない内に一気に外枠勢に来られて後方まで下げざるを得なくなったレースで敗因は明確で再現性リスクも低い。

馬券の軸ならこの馬が一番安定という感じがするけど、確勝レベルではないのが難しいところ。


7サンライズナイト[高知]
JRA3勝クラスからの高知転入で安定勢力に。
ただ重賞では明らかに足りない。


8グレートコマンダー[愛知]
エンプレス杯はナラ姐さんに1.8秒も差をつけるワンサイド勝利の12着。

どうにも牡馬っぽい名前だけど、セクシーコマンドーがいるならグレートコマンダーがいてもいいか。


9ピンシャン[出走取消
ダートOP特別を2勝しているけれど、どちらもかなり楽なペースで行かせてもらえたので評価は微妙。
特に前走は酷くて、外から来た3頭が川田のご機嫌を伺いながら控えて「どうぞ行ってください」とばかりの接待逃げ。

さらに鞍上が川田将雅で必要以上に買われると考えると、展開的にも馬券的にも美味しくない。

この馬を消して配当アップだと目論んでいたのに残念出走取消。

かなりの確率で人気だけ吸って飛んでいく予定だったのに本当に残念ぜよ…。


10ナラ[笠松]
ついこの間川崎にいたと思ったナラ姐さん、今回は高知に降臨。

頑張ってほしい。


11ヘリオス[JRA]
逃げなくても競馬は出来るけれど、OP2連勝は逃げ切り勝ち。

今回イグナイターとピンシャン(出走取消)という逃げ馬がいるけれど、この2頭はテンがそれほど速くない。ラプタスはそこまで強硬にハナを主張しなさそう。

大外枠でも武豊がハナを希望すれば行けそうだけど、根岸Sではインの4番手でも余裕で我慢出来ることを証明してしまったので、逃げるのかどうか展開予想が実に難しい。

府中ダートで走るなら9割方ヘリオスが勝つと思うけど、ここは南国土佐の別世界。小回りかつ右回りで砂が深いダート適性はやってみないとわからないぜよ。

右回り自体は4勝しているので問題ないだろうけど、8戦連続で東京ダートを使っている理由もあるだろうから、ベストではなさそうぜよ。


12モズヘラクレス[高知]
3走前の大高坂賞で重賞初制覇。

地方在籍馬としては6歳でまだまだヤングだし、この後の高知の覇権を握る可能性もあるかと思ったけど、あまりにパッとしないここ2走では手が出ない。


黒船賞-前日予想

人気だけして来ないと思っていたピンシャンがいなくなって馬券的テンションはダダ下がり。

ヘリオスとラプタスの2強に吉原のサクセスエナジーがどこまで食い込んでくるのかだけが焦点のレース

4番手のイグナイターは地力で席に座るのは難しいと思うけど、ヘリオスやサクセスエナジーが勝手に負けてくれた時に3着に浮上するのはこの馬ぜよね。

前日予想の本命はヘリオスだけど、パドックを見てから馬券は買いたい。

◎ヘリオス
○ラプタス
▲サクセスエナジー
△イグナイター


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