【2022年】第26回マーキュリーカップの傾向と対策と予想と。
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第26回マーキュリーカップ

ジャパンダートダービーは本線馬券を三連複にしていたので無難に的中
実に交流重賞12戦ぶりに当たった(・ε・;)

とはいえブリッツファングが馬券内は外さないだろうと鉄板軸にして買っていたけどヒジョーに危なかった…。

そして5連複なら1点だった。
たまにある完璧予想だけど、5連複って3連複より意外と簡単そうだったりする。
特に地方交流重賞だと5強8弱みたいなことが結構あるので、本命サイドだと3連複より配当低いことも普通に起きそう。


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盛岡ダート2000m-傾向

直線のポケットからスタートしての1周戦
見るからに紛れのないコース設定
スタート直後に勾配1.5mほどの坂がありペースが落ち着くことが多い。
インコースを走りたい外枠の馬がスタート直後から内に寄せてくるので、中途半端な出脚の中枠の馬は挟まれる危険性がある。
盛岡競馬場は1~2コーナーや向正面も上り坂になっていて、3コーナーは下り坂、直線は再び上り坂となるレイアウトで力のある馬が有利
盛岡競馬場2000mコース図
空撮画像:グーグルマップ

盛岡競馬場のサイトでコースからの写真が見れるけど、勾配はそこまで激しくない。
http://www.iwatekeiba.or.jp/guide/moriokakeiba/oro_06


マーキュリーカップ-過去10年の傾向

一線級は来ずともJRA勢が圧倒
基本的にトップレベルのダート馬は出て来ないけれど、それでもJRA勢が圧倒している歴史


4番人気までは満遍なくやって来る
4番人気までの複勝率が順に70%、60%、50%、60%と非常に平たくなっている。

しかし5番人気からは20%、30%と低くなり、7番人気以下は全然来ない。

1~4番人気と5番人気以下の間にかなり高い壁が存在する。


中央馬の前走着順は気にしない
過去10年で前走9着以下の馬が8頭も馬券に絡んでいる。

2021年マスターフェンサー(1着)前走:平安S 11着
2020年デルマルーヴル(2着)前走:フェブラリーS 15着
2017年クリノスターオー(3着)前走:平安S 14着
2016年ストロングサウザー(1着)前走:平安S 9着
2015年トウショウフリーク(3着)前走:アンタレスS 12着
2014年クリソライト(2着)前走:大沼S 11着
2013年ソリタリーキング(1着)前走:平安S 9着
2013年シビルウォー(3着)前走:ジャパンCダート 9着

平気で2桁着順から巻き返してくる。
平安ステークス大敗なんてもはや好走ローテと言ってもいいレベル。


地元の利は殆どない
岩手所属馬は苦戦。
2020年のランガディア(6番人気3着)が2001年のトーホウエンペラー(2番人気3着)以来20年ぶりに馬券になった。
そもそも岩手競馬は中距離馬に厚い競走体系になっていないので、今年は該当場不在だけれども岩手中距離で圧倒的な成績を収めていたとしても疑う必要がある


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 9勝:1勝
連対圏 18頭:2頭
複勝圏 27頭:3頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×1回、3連複×1回、3連単×3回(6桁配当×2回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×5回、3連複×6回、3連単×0回


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬はナシ


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝621円130円2,720円
馬連3,127円220円18,670円
三連複4,674円340円23,090円
三連単37,556円1,190円179,810円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気41240%50%70%
2人気24020%60%60%
3人気0320%30%50%
4人気32130%50%60%
5人気0020%0%20%
6人気10210%10%30%
7人気0000%0%0%
8人気0000%0%0%
9人気0100%10%10%
10人気以下0000%0%0%


マーキュリーカップ 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で3例

馬名所属着順人気
2020年ランガディア岩手3着6人気
2016年タイムズアロー船橋2着9人気
2015年ユーロビート大井1着6人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1ヴァケーション[岩手]
何気にGI馬
ただその後の南関東では9戦して1勝も出来ず。
3歳以降は地方のOP特別で勝ったり負けたりレベルの馬。


2テリオスベル[JRA]
前走は展開一本の逃げ切り勝ちとはいえ、次走でプロキオンSを勝ったゲンパチルシファーを3着、3着に入ったサクラアリュールを2着に下している。

今回の不安点は同形がかなり多いこと。
前走か前々走で逃げている馬だけでノーヴァレンダ、メイショウカズサ、バーデンヴァイラー、メイショウフンジンと他に4頭もいる。

プラス材料はJRAのOP特別を勝っているのに52kgで出られるお得すぎるレギュレーション。


3ギガキング[南関東]
盛岡は南部駒賞とダービーGPの重賞2勝を挙げた舞台
それを含めて重賞4勝。

ただトップレベルの重賞となると手が届いていなくて、力量とすると南関東の安定G3レベル。

今回の強調点は展開利
逃げ馬が多数存在していて、好位の内からそれを見ながら進められるのは絶好のレース展開。

それで上がりがかかる展開になってくれれば一発ある。


4ノーヴァレンダ[南関東]
ヴァケーションの前の年の全日本2歳優駿を勝っているGI馬

6歳にして復活して重賞2連勝中
川崎、船橋の長距離ダートで盛岡とは砂質がかなり違うのは懸念点。

南関東所属の長距離ホースとマーキュリーカップだとユーロビートの激走が記憶に新しいので盛岡と全く繋がらないわけではないだろうけど、今の船橋の砂は本当に重くて、不良馬場のダイオライト記念の勝ち時計は良馬場だった去年より2.7秒も遅かった。

過去に速いダートでは結果を残せていない馬なので、休み明けで軽い盛岡ダートへの適性がどうなのか。

他馬が殆ど54kg以下で出れる中でメイショウカズサと2頭だけ斤量が重いのも可哀想。


5サンレイファイト[岩手]
落ち目の岩手転入で馬主も変わっている。買い要素なし。


6メイショウカズサ[JRA]
去年は重賞3勝も今年は2戦して完敗&惨敗

佐賀記念は+27kgと明らかに調整失敗が敗因で、1ヶ月半では立て直しが効かずダイオライト記念はもっと酷い成績に終わった。

過去4~5ヶ月の休養を2回取っていて、休み明けは11着と15着。
休み明けの成績も良くない中でどれだけ立て直してきたのか半信半疑。

しかも前売り単勝2番人気、馬連で見ると4番人気
唯一の斤量58kgだし、かなり高い支持を集めるなら来たら諦めと割り切るのも有りか。


7ユアマイラブ[愛知]
今回の愛知からの遠征はこの馬だけだった。
馬主欄には想像通りの名前。


8バーデンヴァイラー[JRA]
前走アンタレスSは大敗したけれど、その前の2勝C、3勝C、OP特別の3連勝は単勝オッズ1.3倍、1.6倍、1.6倍と素質をかなり高く評価されている馬

途中でレースをヤメたがる悪癖があるらしく、マーチSの大敗には目を潰れなくもない。
ただ一度楽を覚えてしまったので、またヤメてしまう可能性もなきにしも在らず。

福永が乗っては3戦2勝だけど、勝った2戦は逃げ切り勝ち
負けた大府特別(2勝C)は3番手から伸びきれずに前2頭を捕まえられなかった。

その時のコメント
「ペースが速い中、前を射程圏に入れて、3番手でやりたい競馬はできました。3、4コーナーで追走が怪しくなりましたが、最後は伸びるというよりなだれ込むような形でした。まだ成長途上の馬で、今後はタフなレースへの対応力が課題になると思います」

前を捕まえられずに負けたという所に控えた場合の不安が少し残る。
そして囲まれない競馬をしたいという調教師コメントを完璧に履行するのはなかなか難しいミッションだ福永。


9ケイアイパープル[JRA]
前走で平安Sを使っていた馬は2桁着順の惨敗でもバンバン飛んでくるのに、この馬はなんと2着!

通常のマーキュリーカップなら鉄板レベルの実績。

ただ状態イマイチを公言していたクリンチャーに差された名古屋大賞典や、59kgのオメガパフュームに手も脚も出なかったアンタレスSを見ると明確にGIレベルの馬と力差があるのは間違いない所。

JpnIIIのここなら間違いなく本命級ではあるけど、今年は珍しく地方、中央とも実績馬が揃ってかなりの豪華メンバーで確勝とまでは言い切れない。


10メイショウフンジン[JRA]
近3走は逃げているけど、好走パターンは4角3番手以内なので、逃げなくても競馬はできる。

メイショウカズサが万全の状態ならメイショウフォーメーションでこの枠からでも無理矢理行って展開を作るパターンもありだけど、正直カズサをサポートしても走ってくれるのかわからない以上は、この馬も自分の事だけ考えて控えそう。

何が何でも逃げるというコメントが出ているけど、競馬で鵜呑みにしたらいけないコメントNO.1
そんなコメントを出して他馬を牽制しないと逃げられないってことだからね。


11マイネルアストリア[岩手]
JRA 2勝クラスは岩手の交流レースで突破。
3勝クラスに上がって3戦して16着、14着、12着と惨敗しての岩手転入。
転入時に楽天オークションに出していないだけラフィアンの勝負気配は高い!?


12エルデュクラージュ[南関東]
燦然と輝く川崎記念2着の実績だけど、あのレースは1強チュウワウィザードとそれ以外の馬という分かれ方。
3着ヴェルテックスで以下ブラックアーメット、カジノフォンテン、ヒロイックテイル、デルマルーヴル、ロードゴラッソ…。
とてもGIレースの結果には見えない。

馬券内ならノーチャンスとは思わないけど、前走OP特別で負けていて厳しいのは間違いない。


13レールガン[岩手]
レールガンチャンス!ズダダダダ
驚きの大駆けでオーロを燃やすか。


14サトノディード[南関東]
中央3勝クラスを勝っているけど前後の成績を見れば大駆けしただけ。
オープンに上がって16着、16着で地方移籍。
地方重賞で3着あればいいレベル。


マーキュリーカップ-前日予想

逃げ馬が揃ってハイペース必至!

と言われている時に限ってあっさり隊列が決まるのが競馬あるある。
テリオスベルの楽逃げも可能性としてはかなりありそう。
メイショウ2頭は控えてくれそうだし、ノーヴァンレンダとは内にいるだけ有利、バーデンヴァイラーだけはちょっとわからない。

バーデンヴァイラーが絡んで来なければテリオスベルの残り目は普通にアリエール。
日曜の福島メインを勝った江田照男が盛岡メインも勝ったりして。

◎ケイアイパープル
○バーデンヴァイラー
▲テリオスベル
△ギガキング

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