【馬主プロファイル】名古屋競馬株式会社の本業や活躍馬、馬主実績など
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名古屋競馬株式会社の本業など

名古屋競馬株式会社はJRA(日本中央競馬会)がレースで使用している中京競馬場を所有・管理している企業。

名称は名古屋競馬株式会社でも、愛知県弥富市にある名古屋競馬場は持っていない。2022年に弥富へ移転する前の名古屋競馬場とも無関係となっている。

2002年までの中京競馬場は地方競馬のレース場としても貸し出されていて、中央競馬の他に愛知県競馬主催の地方競馬も行われていた。オグリキャップも地方馬として中京コースを走ったことがある。

競馬場の主催者と所有者が違うのはJRAでは中京競馬場だけだけれど、地方競馬や競輪などでは普通にあることで、南関東競馬では主催者と所有者が同じなのは浦和競馬場だけで、川崎競馬場と船橋競馬場は「株式会社よみうりランド」の所有。大井競馬場はサマーランド等も運営する「東京都競馬株式会社」の所有となっている。

「東京都競馬株式会社」は伊勢崎オートレース場も所有していて、「株式会社よみうりランド」も船橋オートレース場を所有していたが、2016年に廃止されている。


名古屋競馬株式会社の馬主歴

馬主としての歴史は物凄く古く、1949年生まれのミスアイチが初所有馬。

その頃から馬主としての活動は途切れることなく続いていて、近年は毎世代1~3頭をコンスタントに所有し続けている。


名古屋競馬株式会社の活躍馬

1950年代から馬主になっているけれど、所有馬がJRAの重賞を制したのは2013年共同通信杯のメイケイペガスターが最初。

最近では言わずと知れたメイケイエールが大活躍。

そしてメイケイダイハードも2020年の中京記念を超大穴の18番人気で勝っている。お膝元の中京競馬場にて超人気薄で激走しているあたりがご当地馬主の怖い所。

なお交流重賞を入れると、1997年にグリーンサンダーが佐賀記念を勝っているのが重賞初制覇。


名古屋競馬株式会社の高額落札馬

市場購入馬で一番高額なのはメイケイバートン(父ミッキーアイル、母テイラーバートン)。2020年のセレクトセールで3850万円。

以下
メイケイフウジン(父ヘニーヒューズ)が3780万円
メイケイヘリオス(父バゴ)が3570万円
メイケイカガヤキ(父ルーラーシップ)が3456万円
と続く。

活躍馬ではメイケイペガスターが2011年セレクトセールで3150万円。


メイケイエールが2019年セレクトセールで2808万円となっている。

メイケイエールに関しては馬主として牡馬を購入希望だったが、武英智調教師がセレクトセールでメイケイエールを一目見て気に入って、当初の予算より高額でしかも牝馬だったにも関わらず購入したというエピソードがある。


名古屋競馬株式会社と関係が深い競馬関係者

中京競馬場が西側の所属というのが関係しているのか、所有馬は1頭の例外もなく関西の厩舎の所属となっている。

これはプラダリアやボンセルヴィーソでお馴染みの愛知のご当地馬主・名古屋友豊も全く同じだったりする。



メイケイの馬は中京競馬場で買いなのか?

ご当地馬主と聞いて気になるのは、当該競馬場で買っていれば馬券で儲かるのか?

そこで2010年以降のメイケイ馬の競馬場別成績をターゲットで出してみた。
結論:メチャクチャ儲かる!

ただこれは中京記念のメイケイダイハード(単勝163.0倍、複勝32.2倍)が全ての数値を混沌の渦に巻き込んでいて、他の馬が全て3着以下に負けていると仮定しても単回値440円、複回値87円と平均以上になってしまう。

なのでデータ的な信頼度は相当に微妙だけれど、現実として2010年以降に中京競馬場でメイケイの馬をベタ買いしていたらメチャクチャ儲かっていたのも事実ッ!


名古屋競馬株式会社の命名傾向

冠名はメイケイ(名競)

メイケイの歴史は古く、1960年には所有馬に「メイケイ」と名付けていた。

その後メイケイが冠名になったが何があったのか一旦ヤメて、1970年代後半から1990年代にかけては「グリーン」の冠名を使用していた。

そして1997年産のメイケイシラオキ(父サンデーサイレンス!)から満を持して冠名メイケイが復活した。


名古屋競馬株式会社の勝負服

<緑、青袖、白山形二本輪>


勝負服作成サイト:勝負服チェッカー


関連リンク

名古屋競馬株式会社


※本記事は更新日(2022/10/30)時点での最新情報となっています。

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