【2022年盛岡】第22回JBCスプリントの傾向と対策と予想と。
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第22回JBCスプリント

過去最高レベルではないのかと思うほどのメンバーレベルの高いJBCスプリント

ダート1200mのGIは国内ではこのレースしかないので、目標が先にいくつもあるクラシックとは違って勝負気配も高く相当にハイレベルな一戦になりそう。


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盛岡ダート1200m-傾向

向正面の引き込み線からスタートするワンターン戦で枠順の有利不利が出にくいレイアウト
スタートしてから3コーナーまでは緩やかな上り坂、3コーナーから4コーナーで3m以上下って、直線残り150mからは再び上り坂となる。
逃げ先行馬はハイペースのまま下り坂の3コーナーに突入すると最後の直線で苦しくなる。
盛岡競馬場1200mコース図 空撮画像:グーグルマップ


JBCスプリント-全21回の傾向

クラシックより圧倒的に波乱含み
過去10年で三連単100万馬券が一度、10万馬券が2度出ている。

単勝でも10倍以上の馬が4回勝っていて、最高配当は2019年ブルドッグボスの71倍。

基本的にトップホースの集うダートのBIGレースは堅いレースが圧倒的に多い傾向になるのだけど、短距離路線は久しく群雄割拠ということもあるのか大荒れも十分のデータになっている。


3連系のガチガチ馬券は避けたい
馬連は13回が一桁配当となっているが、三連複は21回中3回しか3桁配当が出ていない。

上位人気馬を組み合わせた3連複、3連単馬券は配当と出現率が明らかに割に合っていないので、来たらしょうがないと初めから諦めてしまうのも一考か。


最近の地方馬侮るなかれ
交流重賞のご多分に漏れずJBCスプリントも中央勢が圧倒的に強かったけれど、近年は地方馬の台頭が目立つ。

2017年から2020年まで4年連続で馬券内。
去年もモジアナフレイバーがハナ差の4着に善戦した。

馬券的には地方馬に妙味あり。


3歳馬は勝利あるも出走少なし
JRA所属3歳馬の全成績は【1-1-0-4/6】

連対か掲示板に乗らないかの極端な二択になっている。
地方馬ではフレアリングマズルが2001年のJBC初開催で3着に入っている。

ファンタジスト(5人気10着)
スーニ(1人気1着)
スマートファルコン(3人気2着)
グレイスティアラ(6人気6着)※
アグネスジェダイ(3人気8着)
ココモキング(2人気9着)
━━━━━━━━━━━━━━━
フレアリングマズル(8人気3着)

※2006年はJBCマイルとして施行。


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 19勝:2勝
連対圏 37頭:5頭
複勝圏 52頭:11頭


JBCスプリント 万馬券回数
馬連×3回
3連複×5回
3連単×9回(6桁配当×4回、7桁配当×1回)


JBCスプリント 3桁配当率
単勝×16回(76.1%)
馬連×13回(61.9%)
3連複×3回(14.2%)
3連単×0回(0%)


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は去年優勝「レッドルゼル」


JBCスプリント 平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝930円120円7,100円
馬連3,060円240円19,130円
三連複15,006円560円146,920円
三連単135,083円1,780円1,497,730円


JBCスプリント 人気別成績

人気1着2着3着勝率複勝率
1人気105047.6%71.4%
2人気46119.0%52.4%
3人気34414.3%52.4%
4人気1094.8%47.6%
5人気0220%19.0%
6人気1224.8%23.8%
7人気1114.8%14.3%
8人気1014.8%9.5%
9人気0100%4.8%
10人気以下0010%4.8%


JBCスプリント 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは全21回で11頭

馬名所属着順人気
2020年サブノジュニア大井1着8人気
2020年ブルドッグボス浦和3着3人気
2019年ブルドッグボス浦和1着6人気
2019年トロヴァオ大井3着11人気
2018年キタサンミカヅキ船橋3着5人気
2017年ブルドッグボス浦和3着3人気
2014年サトノタイガー浦和2着6人気
2010年ナイキマドリード船橋2着6人気
2008年アルドラゴン兵庫3着7人気
2005年ハタノアドニス船橋2着9人気
2001年フレアリングマズル大井3着8人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1レッドルゼル[JRA]
去年のJBCスプリント覇者。

この豪華メンバーでも疑いないトップレベルホースだけど、問題は最悪の1番枠。

しかも今回は交流重賞には絶対いる添え物みたいな馬がいないので、直線までに捌いてくるのも一苦労ありそう。

進路が開くか開かないかは完全にやってみないとわからない要素なので、馬券を買う側としてはヒジョーに難しい。


2コパノフィーリング[南関東]
ついこないだ園田で馬券を買った記憶があったので出走表を二度見した。
んでもカレンダーを見たら丁度2週間空いているのでそこまででもなかった。

地方競馬では強いスプリンターだけど、地方馬同士で勝ったり負けたりのレベルではさすがにハードルが高い。
メンバー揃いすぎぃ…。


3キラットダイヤ[岩手]
近5走で1秒差以上の勝利が4回もある。
しかも全て1200m以下の短距離でぶっ千切っているので盛岡ではスピードの絶対値が違っている。

ただJRAでは2勝クラスで完全に頭打ちだった。


4ラプタス[JRA]
全て1400mの交流重賞(GⅢ)を4勝。

1200mにも全く適性がないわけでもないので、例年のJBCスプリントなら抑えに入れておこうかと少しは悩む所だけど、今年はメンバーが強すぎて迷わずオミット。

くっ!! スピードが足りない!!


5イグナイター[兵庫]
休み明けの南部杯は大健闘すぎる4着。
施設を考えると地方馬の休み明けでもっと負けると思っていた。

ただ初めての1200mはかなり微妙。
1400mベストなのは当然として、その後の距離適性の天秤は完全に千二よりマイルの方に傾いている。

それでも今年は想像を超えた強さをずっと見せてくれているので、希望も込めて馬券の片隅には入れておきたい。


6ダンシングプリンス[JRA]
前走の敗因は出遅れ
しかしゲートは普通に出ていた。どうも1歩目で滑ったとのことで、今回も出遅れる心配は殆どしなくてなさそう。

先行争いが相当に激化しそうな今回はどう立ち回るかで着順も大きく変わってきそう。
あとはサウジから帰ってきて、冬ほどの迫力がないのもちょっと気になる所。

三浦皇成、ディアドムス以来のGI制覇なるか?


7プライルード[南関東]
期待の穴馬
こんなに人気がなさそうとは思わなくて、胸キュン中。

春のクラシック路線ではなんてことない成績だったけど、陣営は本当は短距離を使いたいようなことをその時点で言っていた。

スプリント路線に転向してからの重賞連覇はスピードの違いを見せる圧勝劇。

謎にJBCスプリントだけ3歳馬が1kgしか貰えない規定になっているのだけど、逆に考えればこの路線が一番通用するということ。

実際にJRAの芝重賞でも3歳馬が勝つのは短距離が多いという傾向が出ている。

アフター5スター賞の鮮やかな勝ちっぷりを見ても期待しかない。


8ヘリオス[JRA]
南部杯は本命にしていたけど展開一本の2着。
あれだけ上手く行っていたのに、最後に差されてしまう辺り実にヘリオス。

1200mは条件クラスで3勝を挙げていて十分に守備範囲内だけど、オープンに入ってからは1400mを中心にチョイ長めを使っていた。

展開利が全く見込めない今回は先行してどこまで粘り込めるか。


9ワールドリング[南関東]
南関東のスプリント重賞で2勝しているけど、GIを勝つほどの爆発力は持ってない。


10キモンルビー[南関東]
この馬はかなり気性が難しいらしく、習志野きらっとスプリントで同馬主のコパノフィーリングに競りかけて潰しに行ったのは「何してんねん御神本」とちょっと面白かった。

スピード能力自体はあるので、気性の難しさを初騎乗の無垢さで矢野が上手くスピードに転化してきた時にはワンチャンある。


11ティーズダンク[南関東]
前走は休み明けで100%でないのは陣営も認めていた部分。

となれば2戦目で全開を望みたいけど、1200mってどうなのさ?

まずは地方馬同士のスプリント重賞にでも使っておいてほしかった。

そもそもOPに上がってからただの一度も1200m戦を使っていないってことは、スプリント戦に手応えを感じていない証拠なのではないかと。


12リュウノユキナ[JRA]
前走同じコースの重賞で2着。

ただ東京盃に使うつもりだったのが選出漏れしてしまったり、クラスターCも急遽の乗り替わりだったりと近走のリズムが悪い。

ハッキリと力が落ちているわけじゃないけど、この馬のピークは明らかに去年の前半だった。


13テイエムサウスダン[JRA]
東京盃は未勝利戦以来ならほぼ初めてと言っていいスプリント戦
しかも転厩初戦で休み明けの+14kgはわかりやすく100%の出来ではなかった。

当然シメシメと思って馬券から外してオーロラテソーロとレッドルゼルの馬券を買い込んでいたわけだけど、仕上がり途上の状態でオーロラテソーロとは力の違いしか見えなかった…。

直線早め先頭に立った東京盃を見るにスプリント戦も全く問題ナシ。


14スマートダンディー[JRA]
東京盃はスタートを上手く出なかったけど、例え出ていても4着だった感。

邪魔する者のいない大外枠。
ゲートをちゃんと出て中団に付けて真一文字に伸びてくるだけ。

あとはペースがどれだけ速くなってくれるか。


JBCスプリント-漢の予想

ここは地方馬プライルードで狙っていくぅ!
相手は2強が有望だとは思うけれど、抜けたら悲しいのである程度広めに。
勝負はテイエムとの馬連、ワイド。
1、2番人気の3着は全21回で1例しかないので、テイエムとレッドは3着欄からオミットして3連単で少しの夢を見る。

◎プライルード
◯テイエムサウスダン
▲レッドルゼル
△スマートダンディー
△イグナイター
△リュウノユキナ
△ダンシングプリンス

blogmura

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