【2022年盛岡】第12回JBCレディスクラシックの傾向と対策と予想と。

第12回JBCレディスクラシック

今年はかなりメンバーが揃って面白そうなJBC。
まずは女王ショウナンナデシコが登場するレディスクラシックを仕留めたい。話はそれからだ！

投票サイト別のポイント還元率と特典

盛岡ダート1800ｍ-傾向

1周1600ｍの盛岡コースをゴール板の200ｍ手前からスタートする1周戦

ホームストレッチからのスタートとなるので、繊細な馬は歓声に驚いてしまうことがある。

盛岡競馬場は1～2コーナーや向正面も上り坂になっていて、3コーナーは下り坂、直線は再び上り坂となるレイアウトで力のある馬が有利となっている。

JBCレディスクラシック-全11回の傾向

馬券の軸という点で1番人気馬は物凄く信頼できる。

過去11年で【4-3-3-1】となっていて馬券外に飛んだのは2017年のホワイトフーガ（単1.7倍／11着）だけとなっている。

ただし複勝率は90％オーヴァーあっても勝率は36.3％程度しかないので、頭固定にするのはリスクが伴う。

2020年も1.3倍のマルシュロレーヌが3着になったりしている。

データからの推奨馬券としては1番人気馬を軸にした3連単マルチ


レディスクラシックの馬連配当を近い方から列挙していくと…

19.7倍
19.7倍（2021年と同一配当）
10.1倍
20.9倍
42.9倍（過去最高）
11.0倍
5.7倍
18.4倍
3.3倍
1.5倍
1.3倍

最近は上位人気馬同士で決まっていることが少なく、10～20倍台のオッズに妙味あり。


JRAの3歳馬に絞っての全成績は【1-0-1-8】
競走中止が1例あるとはいえかなりの苦戦傾向。

唯一勝ったのは翌年も連覇したホワイトフーガ（4番人気）。

3着に入ったのは2011年のカラフルデイズ（6番人気）。しかし2着ラヴェリータからは7馬身離されている。

馬券外に負けた有力馬では今年も出ているレーヌブランシュ（4人気5着）、翌年勝ったアンジュデジール（2人気5着）、翌年JBCスプリントを勝ったコーリンベリー（5人気9着）などがいる。


交流牝馬ダート重賞はたまにとんでもない馬が飛んできて大荒れになる歴史を繰り返している。

JBCレディスクラシックも11年の歴史の中で一度100万馬券が飛び出している。その時の立役者は中央で頭打ちになったと思われていた移籍初戦のラインハート。
地方の水が合ったのかその後も活躍したけど、正直レディスCの時点では全く狙い目が立たないような馬だった。



勝利数 10勝：1勝
連対圏 20頭：2頭
複勝圏 28頭：5頭


馬連×0回、3連複×1回、3連単×5回（7桁配当×1回）


単勝×9回、馬連×4回、3連複×5回、3連単×0回

JBCレディスクラシック 平均配当

JBCレディスクラシック 人気別成績

JBCレディスクラシック 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは全11回で5頭

独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1ゴールデンヒーラー［岩手］

出走取消でおじゃる。

2ショウナンナデシコ［JRA］

前走はやはり前哨戦仕様が敗因。
馬柱を見て負けるわけがないような面子にも平気で負けるのが競馬なのよね。

レディスクラシックを連覇したミラクルレジェンドもホワイトフーガも牝馬重賞で全勝とはいかなかった。

敗北も折り込み済みだろうし、目標は取りこぼさない。

3サルサディオーネ［南関東］

左回りの1800ｍはベストに近い条件だし、逃げライバル不在で楽に先手が取れそう。

ただ対ショウナンナデシコで3戦3敗。
それで吉田隼人の意識が後ろに向いてくれれば嬉しい所だけど、ショウナンナデシコの実力を考えれば相手関係は考えずに勝ちに行く王道競馬をしてくると予想されるので、展開メリットは薄そう。

しかし直線で早めに交わされると予想しても、最後までしっかり走る頑張り屋タイプなので、馬券からは外しにくい。

4テリオスベル［JRA］

レディス前奏曲は大井の向正面で捲っていったら止まるだろうと予想していたんだけど、逃げていたショウナンナデシコが「どうぞどうぞ」とお出迎えしてくれて、恐ろしく楽に先頭に収まった…。

最後にショウナンナデシコを差し返す脚があったのも、いかにマクり切った後に楽をしていたのかという話。

今回はGIでそう簡単にはいかないだろうと考えると、スタートダッシュの鈍さがやはりネック。

5ユノートルベル［岩手］

トウホクビジンの娘ちゃんには頑張ってほしいと思ってる。

6アナザーリリック［JRA］

父リオンディーズ産駒はダートで587戦50勝2着47回と悪くない。
ただ上位クラスを勝った馬はいなくて、2勝クラスで5勝を挙げているのみ。

母アンソロジーはサクラバクシンオー産駒で芝しか走っていない。

ダートが良さそうな要素としては半姉のブロンディーヴァ（父スマートファルコン）と半弟のプライルード（父ラブリーデイ）が南関東のスプリント路線で重賞を勝っている。

ただそれだけではちょっとヒキが弱い。
ダート初挑戦でGI。殆ど来ない。ただレッツゴードンキは来た。

7レーヌブランシュ［JRA］

牝馬交流重賞で2勝を挙げているけど12戦して【2-1-3-6】と安定感が全然ない。
馬券外に負けても掲示板に乗る程度には走る厄介なタイプで、ベタ買いの期待値はドマイナス。

ただクロフネ産駒で盛岡の高速ダートはすこぶる合っていそう。距離もベストの1800ｍ。

また私はこの馬の養分になってしまうのか(・ε・；)

8ジュランビル［南関東］

ファンタジーSやフィリーズレビューで3着に入っているけど5年くらい前の話。
弱い馬ではないけど、さすがにここでは期待薄。

9グランブリッジ［JRA］

重賞2連勝中の3歳馬

ブリーダーズGCではプリティーチャンスを抑え込んだけれど、鞍上の好プレーも込みでの勝利。

辛勝の前走も3番人気だったし、まだ絶対的な雰囲気は感じない。力を付けている段階でどこまでやれるか。

10プリティーチャンス［JRA］

この馬の一番の興味は岩田望来に選ばれなかったのか、それともC.デムーロを選んだのか…。

一番の決定権がある馬主視点で見ると廣崎オーナーは外国人騎手を重用するタイプではない。
GIを勝ったレッツゴードンキやストレイトガール、アスクワイルドモアも全てのレースで日本人騎手が騎乗している。

野中賢二調教師も活躍馬がインティ、グリム、シヴァージ、カゼノコ、エイシンウェズン。やはり外国人騎手のイメージはない。

となると岩田望来がヴァレーデラルナを選んだと考えるほうが自然か。


C.デムは船橋に所属していたことがあるので、地方競馬への適性は問題なし。そもそもが日本人騎手よりも早めに仕掛けて補助と腕力で押し切るタイプなので、その点でも地方ダートは合っていそうな騎乗スタイル。

ただそのスタイルにプリティーチャンスという馬と、前に強い馬が2頭いる状況がマッチしているのかはかなり微妙。

勝つか、飛んでいくかのピンパー勝負の予感。

11サルサレイア［南関東］

前走どさくさ紛れに3着に突っ込んできてくれないかと3連単の3着付けで大いに期待していたんだけど、どこさもなかった…。

展開が絶望的に向かなかったというのはあるけど、さすがにここで馬券内に入れるなら前走で5着くらいには来ている。

12ヴァレーデラルナ［JRA］

岩田望来が選んだ馬（キッパリ）

5走前にペイシャエスの0.8秒差2着と、その時点ではまだ牝馬GIで戦えるレベルにはなかったけれど、3連勝で急速に力を付けてきている。

ただダート戦線の上位クラスは芝よりも3歳勢が苦戦する傾向。斤量差があっても簡単ではない。紐まで。

JBCレディスクラシック-私の予想

つまらない予想にしかならないけど、ここはショウナンナデシコで堅そう。
レディスクラシックは毎年外れている気がするので、まずJBC1戦目を当ててその後の展開を楽にしたい。

◎ショウナンナデシコ
◯サルサディオーネ
▲ヴァレーデラルナ
△レーヌブランシュ

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