【馬主プロファイル】スリーエイチレーシングの本業や高額落札馬、活躍馬、馬主実績など
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スリーエイチレーシングの本業など

スリーエイチレーシングの代表は橋本征道氏で、本業は株式会社HGホールディングスの代表取締役。

株式会社HGホールディングスと株式会社スリーエイチレーシングは東京都港区白金の同一住所で登記されている。

スリーエイチレーシングは前身の名前が「shadow」といって、シーエーパイロットという馬が小林弘明オーナーから5戦目に「shadow」へと名義変更されていて、これが最初の持ち馬。

「shadow」の勝負服はシャドウを冠名に使っている飯塚知一オーナーの勝負服とそっくりになっていて、袖の輪の数が違うだけ。そして、この時点での代表は飯塚知一氏が務めていた。

しかし2019年の7月に馬主名が「shadow」から「スリーエイチレーシング」へと名称変更され、勝負服のデザインも一新されている。


シャドウディーヴァで言うと、オークスまでがshadowの勝負服、ローズSからはスリーエイチレーシングの勝負服で出走している。


この経緯だけを見ると最初はシャドウの飯塚知一オーナーが法人名義として作った会社だったのを、途中で橋本征道オーナーがスリーエイチレーシングとして引き継いだように思える。

しかしながら、shadowでデビューから所有した最初の世代(ケンタッキーグラス、シャドウラーテル)が千葉サラブレッドセールの落札者の欄に「橋本征道様」と載っていることを考えると、橋本代表もshadow立ち上げ当時から積極的に関わっている。

シャドウムーンの2015(シャドウラーテル)の落札情報


そして2022年12月の競馬ネットメディア Umajin内の記事にスリーエイチレーシングは飯塚知一オーナーの法人名義という記述がある。これが事実なのであれば今は共同代表のような形なのかもしれない。

ただ古い情報をそのまま使っていて、現在では飯塚オーナーは殆ど関わっていないという線も普通にありそうではある。

ドルチェモアが勝った朝日杯FSで表彰式の壇上に上がる橋本オーナー(You Tube動画より)



スリーエイチレーシングの馬主歴

最初の持ち馬は前記シーエーパイロット

その次に持ったのがシャドウラーテルとケンタッキーグラスで年齢的にはシーエーパイロットの1歳下になる。

初勝利は2018年のココフィーユの未勝利戦で、2勝目がのちに重賞を勝つシャドウディーヴァの未勝利戦。

初重賞制覇は2021年の京成杯のグラティアスで、初GⅠ制覇は2022年の朝日杯FSのドルチェモアとなっている。


橋本征道オーナーは20年以上前に個人名義で4頭を所有していて、その時は中央競馬で1勝を挙げている。

それからスリーエイチレーシングの立ち上げまでに10年間以上のブランクがあるのだけれど、その間も馬主をしていたのかは不明。

なお現在も地方競馬ではスリーエイチレーシングで中央デビューした馬を中心にデュードヴァンなど何頭かを個人名義にて所有している。


スリーエイチレーシングの活躍馬

馬齢で10歳馬が最古参なので、新しい馬主なのに、すでに重賞を勝っている馬が4頭も出ている。

その中でもGIを勝っているのが、2022年の朝日杯FSを勝ったドルチェモアと、ホープフルSを勝ったドゥラエレーデで同一年に2歳GⅠをダブル制覇した。

その他には21年の府中牝馬Sを制したシャドウディーヴァ、21年の京成杯を勝ったグラティアスが重賞ウイナーとなっている。

なお重賞は勝っていないがダートのOP特別を勝っているデュードヴァンも、本賞金で1億円以上を稼いでいる実力馬。


スリーエイチレーシングの高額落札馬

セリ市で1億円を超える高額馬も積極的に落札している。

1位はグラティアス(父ハーツクライ)
2019年のセレクトセールで2億4840万円

以下、1億円以上の馬を挙げると

ブラジリアンソング(父キングカメハメハ)
2019年セレクトセールで2億520万円

ドゥラエレーデ(父ドゥラメンテ)
2021年セレクトセールで1億1千万円

ジェニーアムレット(父ディープインパクト)
2018年セレクトセールで1億152万円


活躍馬ではシャドウディーヴァが7776万円。ドルチェモアとデュードヴァンはセリ市での購入馬ではないので、価格は公表されていない。


関連記事


参考にさせていただいた記事や動画

【朝日杯FS】ドルチェモア橋本征道オーナー 初G1制覇に「感無量。馬を信じていた」

【ホープフルS】GI初Vの10日後に再び…橋本オーナー「すごい巡り合わせ」

勝負服作成サイト:勝負服チェッカー


※本記事は更新日(2023/01/11)時点での最新情報となっています。

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