【2021年】第32回東京スプリントの傾向と対策と予想と。
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第32回東京スプリント

前回の交流重賞マリーンカップはポイント狙いのワイドだけ的中してトリガミ。
今年の交流重賞は8レース中4レース的中してるけど3レースがトリガミという体たらく。
馬券の買い方が下手すぎる。。。


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大井ダート1200m-傾向

最初のコーナーまでの距離も十分かつ最後の直線386mとフェアなコース設定
大井は内外で砂厚が変わらない事が多いので、コースロスの少ない内枠勢が若干有利
外枠にどうしても前に行きたい先行勢が揃った場合は包まれたくない内枠勢も前に行きハイペースになることが多く差し馬を警戒
大井1200mコース図 空撮画像:グーグルマップ


東京スプリント-過去10年の傾向

1番人気の信頼度は高いが…。
1番人気馬は複勝率80%と数字は良いけど、勝率は20%しかない。
軸にはいいけど、頭固定で買うには心もとない。


2番人気馬の複勝率20%
2番人気馬は過去10年で2着2回のみ
力の差が開いていて上位人気で決まることが多い交流重賞で、2番人気馬がこんなに低い信頼度の重賞は見たことない。
短距離戦線はほんの少しの出来事で着順が変わる。
あとは南関東所属馬がこのカテゴリではかなり戦えているのも影響してそう。


たまに3着にワケわからない地方馬が突っ込んでくる
JRAのスプリント重賞にも言えるけど時に3着はとんでもなく荒れる。
後付けで考えても買い要素のないような訳のわからない馬が突っ込んでくることもある。
3連単を買うならば、「変なの来い!」と叫べる3着総流しは大いにアリ。


最速上がり馬は馬券に絡む
過去10年で上がり最速を記録した馬は【3.6.2.1】(同タイム2頭が2年)
勝ちきれないが、馬券内にはほぼ来ている(圏外の1頭も4着)

ただ逆の視点から見ると、勝つのは切れる馬よりも好位からほど良い脚を使える馬。
最速で上がってくる馬は届かず2着のことが多い。


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 8勝:2勝
連対圏 15頭:5頭
複勝圏 21頭:9頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×3回、3連単×7回(6桁配当×1回、7桁配当×1回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×8回、馬連×5回、3連複×3回、3連単×0回


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は去年2着「サブノジュニア」と3着「キャンドルグラス」
2019年3着「ヒロシゲゴールド」


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝701円150円2,310円
馬連2,268円190円5,220円
三連複26,263円790円210,890円
三連単163,041円2,980円1,355,570円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気42240%60%80%
2人気0200%20%20%
3人気31230%40%60%
4人気13110%40%50%
5人気0210%20%30%
6人気10010%10%10%
7人気0020%0%20%
8人気10010%10%10%
9人気0000%0%0%
10人気以下0020%0%20%


東京スプリント 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で9例

馬名所属着順人気
2020年サブノジュニア大井2着5人気
2020年キャンドルグラス船橋3着7人気
2019年キタサンミカヅキ船橋1着4人気
2018年キタサンミカヅキ船橋2着4人気
2014年アルゴリズム大井3着10人気
2013年ラブミーチャン笠松1着3人気
2012年フジノウェーブ大井2着5人気
2012年スターボード船橋3着7人気
2011年コアレスピューマ船橋3着12人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1ベストマッチョ[川崎]
ベストは1400m戦も1200mでも戦えることはJBCスプリントで証明している。
この枠はかなりベストでヒロシゲゴールドを目標に入れながらレースを進められそう。
ただそこまで速い上がりを使えないので、理想通りに直線でヒロシゲゴールドを捕らえても、この馬を目標に襲いかかってくる何頭かを最後まで凌げるかはかなり疑問。


2サイクロトロン[JRA]
前走は雷が鳴っている上に強風降雨の中での競馬
1番枠から行かざるを得ない形になってびっしりと競りかけられた。
不良馬場で前半3ハロン33.8秒なので激烈なハイペースではないけれど、展開は厳しかった。
まだ見限れないけど、3連勝中のレースを見てもここで本命に推すほどの根拠は見つからなかった。


3ナイトオブナイツ[大井]
ダートも向いていなければ、1200mも向いてない。
5馬身違うデットーリが乗っても2桁着順。


4ヒロシゲゴールド[JRA]
2019年の3着馬
近5走の負けっぷりをどう評価するのかが難しいところ。
5走、3走前は逃げられたのに大敗。近2走は逃げられていないけどそこそこ好走。

全5勝中新馬戦以外の4勝が逃げ、2着3回も逃げが2回に2番手追走が1回、3着2回は両方逃げた時。
最近、逃げられていないのにそこそこ好走しているのはモデルチェンジが成功している?

前走は逃げていないけど、ダートコースに出た段階では1馬身ほど抜けていて一番速かった。
結果的に内から3頭も主張して引かなかったので、全部を相手にするのは大変だと控える競馬になっただけ。

今回も内にベストマッチョとサイクロトロンと速い馬がいるけれど、この2頭はハナよりも番手が好きなタイプ
スタートさえ決まれば割と楽に逃げさせて貰えそうな上に近走成績からマーク緩めが予想される。
となれば逃げ馬は常に怖い。
でも速い上がりは使えないので、ちょっと展開が向いた程度では最終的に何かに差されそう。


5ブルミラコロ[大井]
ピークは完全に過ぎた。
たとえ中央交流ではなくても重賞では厳しい。


6リュウノユキナ[JRA]
ダート1200mのカテゴリならJRA在籍馬のTOP3に入っているであろうスピード馬
あとは大井の馬場がどうかだけど、父ヴァーミリアンは大井でGIを3勝、2着2回。
リュウノユキナ自身も同じ右回りの中山、阪神でダートオープンの1200m戦を勝っているし、全く問題にしない可能性が高そう。


7ドーヴァー[大井]
この馬はダートが向いていないような気がする~
でもフリーウェイSで馬券を獲らせてもらった恩があるので頑張ってほしい。
と思ったらフリーウェイSは2回出ているけど馬券になっていない。記憶が改ざんされている…。


8クロスケ[大井]
JRAに移籍してちょっとだけ輝いた後に燻っていたけど、大井に復帰して輝きが戻ってきた。
とはいえ1200mは主戦場とは言えないし、交流重賞で馬券になるほどの輝きはまだ見せていない。


9サブノジュニア[大井]
JBCスプリントではこの馬はかなり面白いと思っていてコパノキッキングと1点勝負で買っていたのだけど、まさかのキッキングの方が飛んでいってハズレ。

そのJBCスプリントよりも格下の東京スプリントだけど、あの時ほどの自信は湧いてこない。
JBC以降の競馬が今一歩なのもあるけど、それよりもモズスーパーフレア、ノボワイルド、マテラスカイ、ヒロシゲゴールドが揃っていたJBCとは想定ペースがあまりにも違いすぎる。

この馬大好きだし、去年の2着馬でJBCスプリントの覇者に敬意は表するけれど、1着は正直厳しいと思ふ。


10ノボバカラ[JRA]
この馬のベストは1400m
かなり経験豊富な馬なのに東京スプリントは去年が初出走(6人気7着)で、東京盃には出たことないということからも大井1200mに照準が合っていないことがわかる。

過去(2016年!)にはカペラSを勝っているし、現在でもスピードが全然足りないってことはないけれど、基本的に逃げ・先行からの流れ込みがノボバカラが馬券になるパターンなので、そんな正攻法で大井1200mを戦うには今のスピードでは心もとない。


11トロヴァオ[大井]
浦和JBCスプリント3着がある馬
基本的には馬券圏内までちょっと足りないけど、どうにもならない力量差でもない。

ということで、こういう時は泣きの荒山先生のコメントを指標にするのが一番。
強気だったら抑えでちょっと買い、いつも通り泣いてたら1円も買わなくていいでしょう。

注目の泣きの荒山のコメントは…

「帰厩後の間隔はないが状態が良さそうなので出走。8歳馬で交流戦なのでどこまでやれるか。」

泣いてない!?
でも別に強気でもない。
このコメントでは買えませんな。


12グランドボヌール[浦和]
サマーチャンピオンを勝っているけど、あれは相手関係がクッソ弱かった。
ハナ差2着のヒザクリゲはその後8戦して掲示板にも載れていないし、3着シャインヴィットゥは大井に移籍してA2特別で1勝したのみ。

そのサマーチャンピオンを勝った次のレースが今回と同じ大井1200mの東京盃で3番人気10着
そこから1年半経って地力強化も特に見られないし、見送り妥当。


13キャンドルグラス[船橋]
大井1200mの交流重賞は5走して古い方から5着、9着、5着、3着、5着と4回掲示板に載っている実力馬。
7歳でも衰えは見られずノーマークには出来ない一頭。

ただキャンドルグラスの不安はむしろ馬よりも人
最近の御神本は全く乗れていない。
良い馬に乗っているので字面上はそこそこの数字を残しているけれど、このくらいの人気馬で一発やってくれそうな期待感が全くない。

JBCスプリントを見ても馬には期待感があるので、鞍上を変えてほしかった。
差し込んできて馬券圏内に届かず4、5、6着みたいな御神本しか見えない。


14イモータルスモーク[JRA]
勝って、負けて×2、クラスに慣れて勝って、負けて×3、クラスに慣れて勝って、負けて…
という戦歴の馬。

今はまだオープンのペースに慣れる時期。

ただここ5戦中に負けた3戦は着順は悪くても着差は1秒以内。
4歳のここにきて力を付けている感はある。
中央馬というだけで人気するなら買いたくないけど、意外と人気がないようなら馬券に組み入れたい。

父Into Mischiefは最新の北米リーディングサイヤー
日本だとダート短距離で一番勝利実績を挙げているけれど、本国アメリカではケンタッキーダービーやブリーダーズカップクラシックを勝ったオーセンティックを出していて短距離種牡馬ではない。


15ナリタスターワン[浦和]
どこかで5着以内に入らないと来年の南関東での現役はないので頑張っていただきたいけど、ここはムリ。


東京スプリント-前日予想

今の大井の馬場は速い。
一雨降ってさらに速くなるので、JRA勢がそこまで好メンバーでもないのに1分10秒台の決着も十分ありえる雰囲気。
時計勝負に強そうな馬を買いたい。

となれば本命は中山ダートで1分8秒台の持ち時計がある馬
そして対抗も盛岡で1分8秒6で走っている馬

サブノジュニアもJBCスプリントの勝ち時計はかなり優秀だけど、あれは超ハイペースに引っ張られているので、今回のように平均的に速い流れに付いていけるのかは未知数。

キャンドルグラスも買いたい1頭だけど本文でも書いた通り御神本がネック
水曜日は8Rエンドオブザロード、10Rベイズンストリートと鞍上のひと押しが必要な馬に乗るのでこの2つのレースを見て買うかどうか決めたい。
突然キレキレだったら一気に3着候補筆頭にまで祭り上げてやりたい。

◎リュウノユキナ
◯ヒロシゲゴールド

△サブノジュニア
△ベストマッチョ
△サイクロトロン

微キャンドルグラス

blogmura

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