【2021年】第25回さきたま杯の傾向と対策と予想と。
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第25回さきたま杯

帝王賞までを上半期として交流重賞の収支を出そうと思っているのだけど、現在計算するまでもなくドマイナス。
帝王賞まで残り3戦。ドマイナスとはいえド本線でヒットすれば一気に取り返せる収支。
まずはさきたま杯。


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浦和ダート1400m-傾向

浦和の根幹距離
コーナーまでに十分距離があるので有利不利は殆ど無い。
どの距離にも言えるが浦和競馬場は3コーナーがキツく、なおかつコース上に微妙に揺れる橋があるので慣れていない馬や騎手は割引が必要。
ゆえに地方交流重賞で地方馬が一番勝ちやすいコースとなっている。
浦和ダート1400m見取り図 空撮画像:グーグルマップ


さきたま杯-過去10年の傾向

毎年1頭は来る地方馬
2017年以外は必ず地方馬が馬券に絡んでいるので、中央馬を盲信して馬券を組むのは危険。
舞台はトリッキーは浦和やからね。


単勝、馬連の高配当はナシ
単勝配当は過去10回全てで3桁だし、馬連の最高配当も3,790円
ただ人気薄が来ないのかと言えばそうでもなく、2020年は7-2番人気の決着で馬連1830円、馬連最高配当37.9倍も2-6番人気での決着。
トリッキーな浦和ゆえに手広く売れている。

ただし3連複で200倍超の配当になったことが2度あるので、3着欄をブンブン振り回して夢を見るのは大いにあり。


配当傾向-3着荒れ-
馬連は37.9倍が最高で次が18.6倍
しかし3連単の万馬券は3回あり、5万円台、7万円台、10万円台とかなり荒れている。
浦和の3着なんて何が来るのかわからないのだから、3着欄にはかなり手広いマークが必要。

ちなみに3連単3着荒れの立役者になった3頭は…

2020年ノボワイルド(浦和所属、6番人気)
2018年アンサンブルライフ(浦和所属、9番人気)
2011年スーニ(JRA所属、8番人気)

となっている。逃げから追い込みから、浦和からJRAまで特に共通点はないッ。
強いて言えば、近走あまり成績が良くなかったことくらい(人気薄なので当たり前)


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 8勝:2勝
連対圏 13頭:7頭
複勝圏 18頭:12頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×2回、3連単×3回(6桁配当×1回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×5回、3連複×4回、3連単×0回


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は2020年優勝馬「ノボバカラ」


過去10年の平均配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝377円150円1,730円
馬連1,169円270円3,790円
三連複5,527円230円22,300円
三連単23,359円2,550円107,710円


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気43140%70%80%
2人気32430%50%90%
3人気10010%10%10%
4人気11010%20%20%
5人気0210%20%30%
6人気0110%10%20%
7人気11110%20%30%
8人気0010%0%10%
9人気0010%0%10%
10人気以下0000%0%0%


さきたま杯 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは過去10回で12例

馬名所属着順人気
2020年ブルドッグボス浦和2着2人気
2020年ノブワイルド浦和3着6人気
2019年キタサンミカヅキ船橋3着2人気
2018年キタサンミカヅキ船橋2着5人気
2018年アンサンブルライフ船橋3着9人気
2016年ソルテ大井1着2人気
2015年リアライズリンクス浦和3着2人気
2014年トキノエクセレント浦和2着7人気
2013年ナイキマドリード船橋3着7人気
2012年ナイキマドリード船橋2着5人気
2011年ナイキマドリード船橋1着2人気
2011年ジーエスライカー船橋2着6人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1アルクトス[JRA]
別定58kgを背負ってワイドファラオと並んで実績最上位

地方ダートは3戦して1着、2着、4着と適正がありそうに見えるけど、連対した2戦はコース形態もあるけど芝並の時計が出る盛岡のダート。

個人的には7頭立ての4着だったかしわ記念がどうにも引っかかる。

レース後の田辺騎手は「逃げ馬に楽なペースになってしまったが、自分の競馬は出来た。」とコメント
これに先着したサンライズノヴァの武豊は「躓いて後ろからの競馬になった。馬場も合わず空回りした。」と3着とは思えない後ろ向きなコメント

地方馬場に適性がないサンライズノヴァにも負けたのはかなり不安点。
ちなみにサンライズノヴァは2019年にさきたま杯に出走していて3番人気で4着と馬券外。

それとアルクトスはオープンに上がって挙げた4勝、2着1回は全てワンターンの競馬。
オープン以上の1周戦は5戦して全て馬券外。

相手も弱いし馬券内ということならかなりの確率で入ってくるだろうけど、本命にするには不安要素が色々ありすぎる。馬券的に旨味のない1番人気だし。


2エアスピネル[JRA]
フェブラリーSは9番人気での激走だったけど鞍上で人気が落ちた面もありそうで、福永か武豊が乗っていたら6~7番人気だったと思われる。
今回も引き続き鮫島ジョッキーが乗るので、少し人気が上がりづらい面がありつつ、3歳以降G2以上の重賞を勝っていないので56kgと斤量面でもライバルに優位に立つ。

馬券的には一番旨そうだけど、あとはエアスピネルと鮫島克駿がトリッキーな浦和に対応出来るのかどうか。

エアスピネルもアルクトスと同様にワンターンの競馬に実績を残している馬で、ダート5戦中ワンターンのレースは全て3着以内、1周戦は2戦とも7着。
芝のレースでもワンターンのレースでの好走が多いけど、これは東京や京都の1600m戦によく出ているからと言えなくもない。コーナー回りまくりの菊花賞で3着だし。

なんだかんだ考えたって、結局のところ1周1200mの浦和で人馬がちゃんと走れるのかはやってみないとわからないのよね。。


3ハイランドピーク[浦和]
重賞初挑戦の2018マーチステークスで単勝2.0倍の圧倒的支持。
駆け上がってきた時の勢いは凄かったけど、結局ここまで重賞はエルムSの1勝だけ。

完全に落ち目の移籍で、脚質も勢いがあった時は逃げ先行だったけど、今は着狙いの追い込み馬。
浦和の名門小久保厩舎への移籍なので、そこにだけはちょっと怖い面もあるけど、初経験の浦和と1400m戦、そして近走の成績を見たら初戦から手は出ない。
小久保調教師も「まだ掴めていない」とコメントしていてあまり自信はない様子。

夏の北海道が得意な馬だったので、ここで見せ場があるようだったら次以降に狙ってみたい。


4ワイドファラオ[JRA]
去年のかしわ記念覇者でアルクトスと双璧のダート実績

この馬の今回の推しポイントは先手が取れそうなこと。
ベストマッチョは何が何でも、どうしても、絶対に逃げたい馬ではないので、内からワイドフォラオが逃げるアクションを起こせば2番手で良しと引いてくれるはずで、ここらへんは福永と森泰斗の心理戦。
空気を読まずに左海のプレシャスエースが来る可能性もあるけど、最初の100mがそんなに速くない馬なので、ワイドファラオ、ベストマッチョの外から先手を取るのはまず無理。

となればワイドファラオの先手が濃厚。帝王賞でも逃げて4着に粘った地力。


5トロヴァオ[大井]
燦然と輝く浦和JBCスプリント3着の実績
ただこの時は同距離のJBCレディスCの方が勝ち時計が速かった上に、JBCスプリントでは1、2着の2頭が3馬身抜けて、3着以下の馬はまとめて離された中での3着。

その後順調に使えていないし、成績も微妙だし、正直厳しいように映るけど、JBC3着の前は大井マイルGPで1.1秒差の5着
東京スプリント1.2秒差7着の前走とさして変わらないと考えると、2度目の激走もあるかも!?


6メイショウオオゼキ[名古屋]
誰の趣味で勝負にならない11歳馬をこれだけ遠征させているのだろうか。


7ブレスジャーニー[大井]
南関東移籍後もボチボチ頑張っているけど勝ち星ナシ
追い込み脚質で浦和競馬場にアドバンテージがあるわけもなく、当然の軽視。
馬主的にも手応えある南関東移籍なら小久保厩舎に預けているはず。


8ベストマッチョ[川崎]
浦和1400mはプラチナCを勝ってオーバルスプリント2着とかなりベストの舞台に近そう。

ワイドファラオの所でこの馬は逃げ馬ではないので2番手で折り合う形が濃厚と書いたけど、去年のオーバルスプリントは内のノブワイルドに対して本気になればハナを取れるほどのスピードを見せたので、控える可能性の方が高いと思うけど、一か八かで勝ちに行くならベストマッチョの逃げも十分にアリエル。大天使アリエル。


9ノボバカラ[JRA]
去年の覇者
ノブワイルドが作ったペースがこの馬にガッチリハマった感。

去年は2、3着が地方馬で、この馬以外のJRA所属はジャスティン、ブルベアイリーデ、ゴールドクイーンというメンツ。

ブルドッグボスとノボワイルドがいなくなった地方勢は去年よりも与し易いと思うけど、アルクトス、エアスピネル、ワイドファラオという中央勢の実績とネームバリューは去年よりも圧倒的に上。


10プレシャスエース[浦和]
浦和1400mはベスト舞台
スピード能力はかなりのモノだけどあくまでも南関東限定でのお話
JRAの1600万下&3勝クラスで2桁着順を11回(芝含む)も記録している馬だし、一線級と戦うには相当見劣りする。


11ナリタスターワン[浦和]
最後に勝ったのが2017年のブラッドストーンS
地方移籍して14戦中11戦が地方馬だけのレースだけどそれでも勝てていない。


12ザイディックメア[川崎]
南関東オープンのレースだとどさくさ紛れに突っ込んで来そうでノーマークに出来ないと思ってつい馬券を買わされて、ただの一度も馬券になっていない馬
常に馬券にならない範囲で悪くないところに来るこの手のタイプの馬は本当にいやらしい!

交流重賞の今回も8着くらいに頑張りそう。
そして次走のオープンでまた買いたくなる。んで来ない。


さきたま杯-前日予想

本命はワイドファラオ。ブリンカーをつけて調教をしているそうで逃げる気満々。
ただベストマッチョが逃げる場面も2割くらいは想定しておきたいので、この馬の頭も買っておきたい。

◎ワイドファラオ
◯エアスピネル
▲ベストマッチョ
△アルクトス

blogmura

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