【2021年】第67回東京大賞典の傾向と対策と予想と。
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第67回東京大賞典

さあ今年もやってきました暮れの大一番、東京大賞典!

ただ最近はダート路線も海外も含めて目標が色々とあるので、東京大賞典も一時ほどの好メンバーが集まりにくくなっている。

今年もまた微妙な感じのメンバー構成だけれど致し方なし。


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大井ダート2000m-傾向

東京ダービー、ジャパンダートダービー、帝王賞、東京大賞典が行われる大井が誇るチャンピオンシップコース
直線の一番深い所からスタートして枠の有利不利は無く、最後の直線も外回り386mと十分
力と力の勝負が行える絶好の舞台
大井競馬場2000mコース図 空撮画像:グーグルマップ


東京大賞典-過去10年の傾向

1番人気強い
2019年に4着に敗れたゴールドドリームが2006年のアジュディミツオー以来13年ぶりに馬券を外した1番人気馬

以前の地方馬も強かった頃の東京大賞典は人気薄でもチャンスがある混戦のGIレースで1番人気馬の信頼度がそれほど高くなかったけれど、殆どの素質馬がJRAに集まるようになってからの東京大賞典は非常に1番人気が強い。


基本的に中央馬の戦い
過去10年で馬券内に来た地方馬は4頭しかいないので、残り26頭はJRA勢が占めている。
ただし。近年は地方馬も健闘してきており、少し潮目が変わったか?


配当は堅実傾向
1番人気の勝率50%/複勝率90%
過去10年の馬連の平均配当が1,093円。3連単でも万馬券に満たない9,197円となっている。

年末の大一番で出走頭数が揃ったレースになりやすい割にかなり堅い結果


JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 10勝:0勝
連対圏 18頭:2頭
複勝圏 26頭:4頭


過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×0回、3連単×4回(6桁配当×0回)


過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×6回、3連複×5回、3連単×1回


リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は3連覇中「オメガパフューム」と2019年2着「ノンコノユメ」、2020年3着「ウェスタールンド」


東京大賞典の平均/最高配当

券種平均配当最低配当最高配当
単勝360円100円1,630円
馬連2,353円240円4,100円
三連複3,279円160円7,550円
三連単20,465円560円38,690円

※平均配当は2000年以降、最高配当は過去10年のデータ。


過去10年の人気別成績

人気1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気43240%70%90%
2人気23220%50%70%
3人気32230%50%70%
4人気0020%0%20%
5人気11010%20%20%
6人気0010%0%10%
7人気0000%0%0%
8人気0010%0%10%
9人気0100%10%10%
10人気以下0000%0%0%


東京大賞典 地方馬成績

地方馬が馬券圏内に入ったのは2000年以降で11例/過去10年で4例

馬名所属着順人気
2020年カジノフォンテン船橋2着9人気
2019年ノンコノユメ大井2着5人気
2019年モジアナフレイバー大井3着4人気
2014年サミットストーン船橋3着8人気
2010年フリオーソ船橋2着2人気
2005年アジュディミツオー船橋1着4人気
2004年アジュディミツオー船橋1着3人気
2003年コアレスハンター大井2着7人気
2001年トーホウエンペラー岩手1着3人気
2001年トーシンブリザード船橋3着2人気
2000年アローセプテンバー船橋3着6人気


独断と偏見に満ちた出走馬レビュー

1ロードブレス[JRA]
みやこSはスローペースだったのに鬼脚で突っ込んできてハナ差の2着

陣営からは後ろから行った方がいいというコメントも出ている中で1番枠、スローペース濃厚のメンバー構成。
想定ペース次第では面白い所があったと思うけれど、この枠で後ろから行くとなるとなかなか難しいレースになる。


2タービランス[浦和]
小脚の使える器用さが武器で、広い大井コースだと爆発力に欠ける面は否めず。
重賞での2、3着は沢山あるけれど大井は8連敗中で、2016年の羽田盃以来勝っていない。
前で受けて、実績馬相手にどれだけ粘り込めるか。

大きな買い要素としては水野調教師の「生涯最高のデキ」というコメント。


3アナザートゥルース[JRA]
先行した時のしぶとさは素晴らしく、ペースはかなり遅かったのに謎に逃げ先行馬が壊滅したみやこSではこの馬だけが3着に残り、GIチャンピオンズカップでも3着に踏ん張った。

さらに季節もいい。
兄貴サウンドトゥルーと同じく暑い時期が苦手なタイプで、良績は夏以外に集中している。
みやこS、チャンピオンズCと好走して良い雰囲気での東京大賞典参戦。

揉まれ弱い馬とのコトでキャッスルトップの内側の3番枠に少しだけ懸念。


4キャッスルトップ[船橋]
今年のジャパンダートダービー優勝馬もその後2連敗で一気に株を下げた。
ただこれは南関東競馬ではよくある話で、春に大レースで活躍したのに秋はさっぱりという例が本当に多い。キャッスルトップの現状も想定内という人が多そう。

それと今年の3歳馬は強いというのは、世界の定説になっているけれどダート戦線は例外。
春の実績馬で古馬との対戦になった秋に結果を残している馬は少数。

プラス要素としては逃げ一騎の展開利。
さらにここ2戦の負けで相当に舐められているだろうけど、さすがに4コーナーまで楽に逃がしてくれるとは思えない。


5ウェスタールンド[JRA]
去年はこの馬に期待したのだけど、スローの展開が厳しかった面もあるとはいえ伸びきれずの3着。

そしてこの馬のもどかしいキャラと鞍上のキャラがよく重なる。
とにかくフジオカには一発の期待感がない。

ペースも向くとは思えず、抑えの3着にマークしとけばいいかな的な。


6シゲノブ[岩手]
んー、これは誰がどう見ても…。


7エイシンスレイマン[大井]
誰がどう見てもPartⅡ


8ノンコノユメ[大井]
去年は8歳でもう厳しいかなと軽視したのだけど、今年9歳の帝王賞で大激走。
2分3秒3の好タイムで走破したのは評価せざるを得ない。
東京大賞典でも一昨年2着と十分に戦えている。

馬柱を見るとわかるけど、前走成績とか関係なく突然激走するので常にマークが必要なめんどくさいタイプ。

ただ今年は去年(11着)と似たようなスローのレース展開になることが予想されるので、普通に考えると厳しいか。普通では測れない馬だけども。

ちなみに泣きの荒山は良馬場ではよくないと後ろ向きなコメント。でもいつものことなので気にしない。


9オメガパフューム[JRA]
東京大賞典4連覇がかかる大井の鬼。
過去に同一GIを4連覇した馬はおらず勝てば史上初。

ダートGI 3連覇だとJBCクラシックでアドマイヤドンとヴァーミリアンが達成しているけれど、4年目には出走しなかった。
あとはブルーコンコルドが南部杯を3連覇。こちらは4連覇を目指して出走したけど5着。ただしこれは7ヶ月の休み明けで記念出走の意味合いも濃かった。

一番4連覇に近かったのはかしわ記念のエスポワールシチーで4歳から8歳まで5年連続で出走して1着、1着、3着、1着、2着と全て馬券に絡んだ。

上に出てきた馬は全て歴史的なダート馬。
それでも達成できなかった偉業をオメガパフュームが達成できるか?
一つの後押しとしては相手関係には相当に恵まれた。

ただそれは去年も同じで、このメンバーなら楽勝だろうと思っていたけどカジノフォンテン以下に辛勝。そして年が明けてからは未勝利。帝王賞では過去7戦して全連対だった大井2000mで5着。

緩やかな衰えは間違いなくある。
ただメンバーが弱いのもまた事実。
悩ましい。


10ジョエル[船橋]
黒潮盃は強かったけれど、東京ダービー4着、JDD8着が春の実力。
直近のレースも3歳限定のレースで3連敗では手が出ない。


11ミューチャリー[船橋]
前走でJBCクラシック制覇。
大井ホームの私としては吉原にやれるなら御神本にもやれるだろと信じたい。

ただ正直、最近の御神本はパッとしていない。
去年98勝で今年も74勝と年間100勝にすら届いていないのが現状で、レースを見ていてもあの勝負服の怖さが薄れてきている。

そして御神本が乗るミューチャリーは基本的に差しか追込み脚質。
大井と金沢コースの違いは確実にあるけれど、吉原が乗った前走と前々走は先行して結果を残した。
今回逃げ馬が少なく、あまり後ろからでは届かない可能性が高い。
御神本がプライドを捨てて先行できるかも鍵になりそう。


馬の方にも目を向けると大井2000mのGIは5戦して全て5着以内。
2019年:東京ダービー2着、JDD 3着
2020年:JBCクラシック4着、東京大賞典5着
2021年:帝王賞4着

他に大井コースで
2019年:羽田盃(S1)1.0秒差圧勝
2020年:マイルGP(S1)優勝
2021年:大井記念(S1)1.2秒差圧勝

間違いなくミューチャリーのベストコース。
再びオメガパフュームの牙城を崩しても全く驚けない。


12クリンチャー[JRA]
左回りが苦手という珍しい馬。

川田将雅でダート重賞を3勝していて、早い決着になった帝王賞でも3着と地力を見せた。
ただGIになると脆いイメージもあって、勝ちきるまでは…!?


13デルマルーヴル[JRA]
去年後半の時点で早熟タイプの兆しは見えていたけど、今年になってより顕著。

福永、ルメール、M.デムーロ、マーフィー、戸崎…
ジョッキーもずっと一流どころを乗せてきていたのに、ここに来て初騎乗の菅原明良を起用。
ホープフルSのオニャンコポンに続いて2日連続のGI騎乗。
ジョッキーの経験値は上がりそう。


14ノーブルサターン[大井]
2017年の兵庫CSと2019年マーキュリーカップで2着に入った実績があるけれど、それも昔の話。
大井があまり得意でないのか、衰えなのか最近の成績も奮わない。


15サンライズノヴァ[JRA]
左回りの1600mのイメージだったけれど、去年から使う距離を伸ばし始めた。
とはいえ右回り大井の2000mが最適舞台とはとても思えない…。
今更この条件で激走するなら今までは何だったんだと…。

大外枠で後ろからいって、そこそこの着には来そうだけど、馬券を買っていた場合は1ミリもドキドキできないで終わりそう。


東京大賞典-予想

大勝負に出れるほど自信のある本命馬が見つからなかったので、大勝負は31日まで取っておいてここは普通の勝負。

展開利から組み立てた予想。
このメンバーなら相当に逃げ、先行馬が有利と読む。

なのでミューチャリーあたりはどういう競馬をしてくるのか読みづらくて、何番手に入れるか相当に悩んだ。
御神本よ、5、6番手で頼んだぞ。と。


◎アナザートゥルース
◯ミューチャリー
▲オメガパフューム
△クリンチャー
△タービランス



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