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第71回川崎記念
大方の予想通りTCK女王盃を外して、2022年の片目を開けたい川崎記念。ギャンブル口座が空だったので前日夜に1万円を入金してきたのだけれど、正直少なかったと後悔している。
自信はあります!!!
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2コーナー過ぎの一番深い所からスタート
最初のコーナーまでの距離は約400mあり十分に先行争いが行える。
コーナーを6回も回るので必然的にペースが遅くなることが多く、1周目のゴール前直線は見た目でもわかるほどペースが落ちる。
直線一気を決めるのは難しく脚質や仕掛け所が重要。
騎手の経験と力量も問われるコース
空撮画像:グーグルマップ
川崎記念-過去10年の傾向
中央馬強しだけど、地方馬にもチャンスあり
JRA勢が強いのは当たり前と思うかもしれないけれど、川崎記念は中央馬の出走が可能になった1996年から2012年まで17年連続で地方勢が馬券に絡んでいた。それが途切れた2013年以降は2015年サミットストーン3着、2020年ヒカリオーソ2着、2021年カジノフォンテン1着と馬券に絡んだのは3頭だけとなっている。
とはいえ17年連続で馬券に絡んでいただけに、他の交流重賞に比べたら地方馬にもおおいにチャンスがあるレース。
堅い
近10年の馬連最高配当は1820円で、3桁配当の年が8回もある。3連複も94.1倍の年が一度あっただけで、次からは28倍、14.7倍と一気に下がり3桁配当の年が5回。
勝負気配はわかりやすい
JBC、チャンピオンズC、東京大賞典の後で1着賞金も一段下がるGIだけに勝負気配はわかりやすい。特にJRA勢は敢えてここを狙ってきた馬と出られるから出る馬のニ極化が進んでいる印象。
JRA馬 vs 地方馬は?
勝利数 9勝:1勝連対圏 18頭:2頭
複勝圏 26頭:4頭
過去10年で万馬券になったのは…
馬連×0回、3連複×0回、3連単×2回(6桁配当×0回)過去10年で3桁配当で収まったのは…
単勝×9回、馬連×8回、3連複×5回、3連単×2回リピーターが強い地方交流重賞
今年の該当馬は2018年優勝、2019年2着馬「ケイティブレイブ」
2020年優勝馬「チュウワウィザード」
2021年優勝馬「カジノフォンテン」
川崎記念の平均配当(2000年以降)
券種 | 平均配当 | 最低配当 | 最高配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 361円 | 100円 | 1820円 |
馬連 | 889円 | 140円 | 7,520円 |
三連複 | 1,696円 | 220円 | 9,410円 |
三連単 | 8,092円 | 800円 | 70,890円 |
川崎記念の人気別成績(2000年以降)
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|
1人気 | 12 | 7 | 1 | 54.5% | 90.9% |
2人気 | 4 | 4 | 5 | 18.2% | 59.1% |
3人気 | 3 | 7 | 7 | 13.6% | 77.3% |
4人気 | 2 | 1 | 2 | 9.1% | 22.7% |
5人気 | 1 | 1 | 2 | 4.5% | 18.2% |
6人気 | 0 | 0 | 5 | 0% | 22.7% |
7人気 | 0 | 2 | 0 | 0% | 9.1% |
8人気以下 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0% |
川崎記念 地方馬成績(2000年以降)
地方馬が馬券圏内に入ったのは2000年以降で18例、過去10年では4例。年 | 馬名 | 所属 | 着順 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2021年 | カジノフォンテン | 船橋 | 1着 | 4人気 |
2020年 | ヒカリオーソ | 川崎 | 2着 | 7人気 |
2015年 | サミットストーン | 船橋 | 3着 | 6人気 |
2012年 | フリオーソ | 船橋 | 3着 | 2人気 |
2011年 | フリオーソ | 船橋 | 1着 | 1人気 |
2011年 | ボランタス | 川崎 | 3着 | 2人気 |
2010年 | フリオーソ | 船橋 | 2着 | 3人気 |
2009年 | フリオーソ | 船橋 | 2着 | 3人気 |
2008年 | フリオーソ | 船橋 | 2着 | 2人気 |
2007年 | アジュディミツオー | 船橋 | 2着 | 2人気 |
2006年 | アジュディミツオー | 船橋 | 1着 | 2人気 |
2005年 | ウツミジョーダン | 岩手 | 3着 | 6人気 |
2004年 | エスプリシーズ | 川崎 | 1着 | 2人気 |
2003年 | ジーナフォンテン | 岩手 | 3着 | 6人気 |
2002年 | ゴールドプルーフ | 愛知 | 3着 | 5人気 |
2001年 | インテリパワー | 川崎 | 3着 | 4人気 |
2000年 | インテリパワー | 川崎 | 1着 | 3人気 |
2000年 | ナショナルスパイ | 大井 | 2着 | 7人気 |
独断と偏見に満ちた出走馬レビュー
1エルディクラージュ[船橋]
ダイオライト記念2着の実績を考えると前走11番人気は過小評価だった。最内枠に入って距離ロスのないインベタの先行競馬をしそうで、一発の可能性は十分すぎるほどある。
川島調教師は「調教の動きが抜群で、状態はすごくいい」とコメント。
前売りオッズとはいえ人気がメチャクチャないのも食指が動く。
2ブラックアーメット[JRA]
前走は完全に前残りの競馬になったので後方から4着は高評価できるレース。そのベテルギウスSで2着だったショウナンナデシコが次走のTCK女王盃でテオレーマの2着に好走をしているけれど、レースレベル自体がそこまで高くないのでいきなりの交流GI挑戦でどこまでと言った所。
今年の4歳馬はダート成績では低調なのも手を出しにくい一因。
3チュウワウィザード[JRA]
右回りの金沢を叩いてチャンピオンズCというのはいかにも狙ったローテ。川崎記念も視野に入っていただろうし、次のドバイまでには時間もあるので勝負気配も高い。
ドバイワールドカップ2着という圧倒的実績。
4フレアリングダイヤ[浦和]
長距離が得意な馬で2600mの大井金盃で2着に激走したのが、今の所現役生活で一番のトロフィー。ただ最近はA2下条件でも掲示板に載れない不振続き。
去年1年間で2桁着順が7回もあった。
5ケイティブレイブ[JRA]
14ヶ月ぶりの休み明けを4戦。着順は悪いけれど、着差的にはそこそこの競馬を見せている。
前走は最後方から行って見せ場のない13着。
陣営はその時の競馬を悔いているらしく、今回は積極的な競馬を示唆。
9歳馬とはいえノーチャンスには思えない。
6ヴェルテックス[JRA]
名古屋グランプリは強かったけれど、正直メンバーレベルが低すぎた。3、4走前を見ればわかる通りにJRAのダートOPで勝てるか勝てないかくらいの力量。
それで前売りオッズでは実質2番人気。
このレースの傾向として、2番人気馬は1番人気馬だけを見て負かしに行くからなのか、2着3着に来る確率が3番人気馬と比べて相当に低い。
紐で抑えるにはオッズがつかなすぎる。
ギャンブルとして考えるなら本命、対抗で買うか、完全に外すかの二択。
7タービランス[浦和]
川崎2100mは報知オールスターCが2着、2着、1着。川崎記念が4着と重賞ばかり4戦してかなりの好成績。去年の川崎記念はインを上手く立ち回って完璧な競馬で4着。
カジノフォンテンとオメガパフュームは仕方ないけれど、3着のダノンファラオには勝ってほしかった…。
東京大賞典の時に水野調教師が状態には絶対の自信があるコメントをしていたけれど、その時から良い状態を維持している模様で、去年と同じくらいのメンバーレベルなら今年も同じくらいやれそうで、馬券に入れるのか微妙な所に来そう。
8ロードゴラッソ[川崎]
重賞2勝馬も落ち目の移籍かと思いきや川崎所属初戦の前走であっさり重賞3着。さらに上がり目があるのかだけれど、さすがに移籍前の着順が悪すぎる…。
9カジノフォンテン[船橋]
去年は完璧な競馬。まさに完勝だった。その去年と比べると勢いが落ちているような馬柱になってしまっているけれど、この馬は3歳クラシックの時点で馬が完成していなくて、いいレースをして力を出し切っても馬券に絡めない程度の実力だった。
あの3歳時を見ても、7歳で交流重賞を勝ったジーナフォンテンの血を受け継いでいることを考えても、6歳春で老け込むとは思えない。
最近の連敗で陣営の肩の力も抜けてきているだろうし、ここは巻き返しの一戦。
10ヒロイックテイル[JRA]
東京2100mを5戦3勝と得意にしている馬で、川崎記念も左回りのダート2100mとそれだけ見れば全く同じ条件。しかし東京と川崎ではコース形態があまりにも違いすぎる…。
それでも左回りの2100mが得意というだけの情報でそれなりに売れるなら、上位印ではあまり買いたくない。
明らかなプラス要素としては最近のデムーロは怖い。
11デルマルーヴル[JRA]
過去の貯金があるので今でも交流重賞を中心に出走を続けているけれど、最後に馬券になったのは2020年9月の日本テレビ盃2着なので1年半前。その後、掲示板に載ったのが1度だけでは…。
12サルサディオーネ[大井]
川崎記念は2019年に出走していてミツバの7着。同条件の牝馬限定重賞エンプレス杯にも4回出走していて古い方から3着、7着、11着、2着。
となると川崎2100mは合っていないように思えるけれど、一応エンプレス杯で崩れた2回は目の上のたんこぶことクレイジーアクセルに先手を取られて自分のレースが出来なかったので敗因は明確。
2着だった去年も勝ったのがアメリカのBCディスタフを制したマルシュロレーヌなので仕方がない所。3着だったマドラスチェックは6馬身離した。
1にも2にも逃げられるかが大事な馬だけれど、今回のライバルはカジノフォンテンくらいで、かしわ記念では譲ってもらえていたので、ここも逃げられる公算は高い。
とはいえ、かしわ記念では3コーナーですでに並びかけられていた。
カジノフォンテンは溜めて逃げるようなタイプではないので、本調子なら今回も間違いなく早めに来る。チュウワウィザードも南関東での重賞3勝の4角位置は2番手、先頭、先頭。
サルサディオーネの受けるプレッシャーは半端ない。
13ホーリーブレイズ[大井]
長距離路線を目当てに色々と遠征をしているけれど、GIで馬券になれるような実力はなし。川崎記念-前日予想
馬連は自信の一点勝負◎チュウワウィザード
○カジノフォンテン
正直メンバーレベルを考えると3着は数頭を除いて何が来てもおかしくないと思うのだけれど、オッズは結構割れている。
ならば配当が沢山貰える方がいいじゃないというコトで、オッズが付く馬を上位に持ってきた三連単を勝負馬券に据えたい。
▲エルディクラージュ
△ケイティブレイブ
△ブラックアーメット
△ヒロイックテイル
△タービランス