浅沼廣幸オーナーの本業
札幌市の皮膚科医師。傘下に13のクリニックを持つ「医療法人社団廣仁会」を設立した元理事長。
最初に開業した「浅沼皮膚科医院」には現在も医師として籍を置いているけれど、院長は務めていない。
浅沼廣幸オーナーの馬主歴
初出走は1990年7月のラッキーデルマの新馬戦(5番人気6着)ラッキーデルマは未勝利で引退して、初勝利は馬主29戦目の1992年9月でデルマクイーンの4歳未勝利戦。
以降、馬主歴は30年を超えているけれど、JRAの重賞は未だ勝てていない。
浅沼廣幸オーナーの活躍馬
ダート戦線で活躍したデルマルーヴルが稼ぎ頭。兵庫JGと名古屋グランプリの交流重賞2勝を挙げている。
悲願となっているであろうJRA重賞はレパードSでクビ差の2着…。
そして次代のデルマを担うのが川崎の全日本2歳優駿(jpn1)を制したデルマソトガケ
他には2015年の藤森S(1600万下)を勝ってオープン入りを果たしたデルマヌラリヒョン
今はなき北関東競馬を中心に24勝を挙げたデルマキングオー
JRAで3勝を挙げたデルマイザナミ、デルマネコムスメ、デルマカトリーナ、デルマオニキス、デルマサリーチャンなどがいる。
浅沼廣幸オーナーの高額落札馬
セリ市での購入で一番高額だった馬はデルマアシュラディープインパクト産駒で2019年セレクトセールで5400万円。
以下は…
デルマダイヤモンド(父フェノーメノ)4320万円
デルマコイウタ(父ディープブリランテ)3240万円
デルマカラカラ(父フジキセキ)3150万円
デルマヤクシ(父オルフェーヴル)2808万円
と続く。
活躍馬では1億5千万円以上の賞金を得ているデルマルーヴル(父パイロ)が2017年のセレクトセールで1296万円。
1着4200万円の全日本2歳優駿を勝ったデルマソトガケ(父マインドユアビスケッツ)は2021年のセレクトセールで1980万円となっている。
浅沼廣幸オーナーと関係が深い競馬関係者
同じ北海道の皮膚科医である國分純オーナーとは親しく、馬主になることを勧めたのが浅沼オーナーだと言われている。ファニーヒルファーム
浅沼オーナーは自家牧場として北海道沙流郡日高町にあるファニーヒルファームを持っている。活躍馬ではデルマオニキスとデルマサリーチャンがファニーヒルファームの出身。
ミホノブルボンの原口牧場(のちにファニーフレンズファーム、現スマイルファーム)と縁が深く、ミホノブルボンの放牧地が完成するまでの間ファニーヒルファームで一時的に預かったりもしていた。
ちなみにスマイルファームからは國分純オーナーに初重賞制覇をもたらしたウキノヨカゼが出ている。
浅沼廣幸オーナーの命名傾向
冠名は「デルマ」で意味は「皮膚科」ドイツ語の「Dermatorogie」が語源で、英語では「Dermatology」
覚えやすいというか、かなりインパクトのある語感。
所有馬の9割9分くらいの馬にデルマが冠されているけれど、たまーに付いていない馬がいて、最新だと2014年生まれのフェリシアルチアがデルマではなかった。
馬名の意味は「キク科の花で幸せの花+聖ルチア」よりとなっている。
ご当地北海道で馬券を買えば儲かるのか?
2000年以降の全所有馬の競馬場別成績と回収率函館よりも札幌の方がよりご当地だと思うけれど、馬券的な回収率はあまりにもパッとしない。
夏しか開催していない札幌競馬場での出走数が相当に多いので、とにかく積極的に出走させているのは間違いないけど、馬券的には飛びついてはいけない。
ベスト オブ デルマネーミング賞
聞き慣れない一般人からすると奇妙さを感じる「デルマ」の語感に、ぬらりひょんという妖怪の王を組み合わせて奇怪さを倍増させた「デルマヌラリヒョン」という素晴らしいネーミングセンスに個人的ベストデルマネーミング賞を進呈したい。浅沼廣幸オーナーの勝負服
勝負服作成サイト:勝負服チェッカー
関連リンク
医療法人社団廣仁会浅沼皮膚科医院
参考にさせていただいた記事や動画
会員卓話「馬主業」壮大な無駄遣い※本記事は更新日(2022/12/15)時点での最新情報となっています。