【馬主プロファイル】国本哲秀オーナーの本業や高額落札馬、馬主実績、エピソードなど
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国本哲秀オーナーの本業など

国本哲秀氏(80歳)は株式会社シナテックの代表取締役会長

Wikipediaより引用


同社はエンターテインメント業界において、総合印刷を始めカードゲーム開発やゲーム開発、玩具開発に携わり、昨今ではレゴ®ストア運営(全国展開)やプロモーションを始めとしたマーケティングを手掛ける、総合プロデュース企業である。


Wikipediaより引用


国本哲秀オーナーの馬主歴

1987年4月の4歳未出走でデビューしたテーシーロングがJRAでの初出走。初戦3着でその後も2着と3着があったけれど、勝てずに引退。

初勝利は1992年4月のショウナングレイスの4歳未出走戦で、テーシーロングでの馬主デビューから5年が経っていた。

初重賞勝利は2002年 高松宮記念でのショウナンカンプ
初重賞と初GI制覇が同時という珍しいパターン。

そしてこのショウナンカンプ号は、馬主初勝利を挙げたショウナングレイスの息子という縁でも繋がっている。


国本哲秀オーナーの活躍馬

地方交流を含めてGIレースを勝った所有馬は5頭もいる。

ショウナンパンドラ
主な勝鞍:ジャパンカップ、秋華賞、オールカマー

ショウナンカンプ
主な勝鞍:高松宮記念、スワンS、阪急杯

ショウナンナデシコ
主な勝鞍:かしわ記念、エンプレス杯、マリーンC、スパーキングレディーC

ショウナンアデラ
主な勝鞍:阪神ジュベナイルF

ショウナンパントル
主な勝鞍:阪神ジュベナイルF


当然ながら他にも重賞ウイナーを多数所有している。

ショウナンマイティ
主な勝鞍:大阪杯(GⅡ)

ショウナンバルディ
主な勝鞍:中日新聞杯

ショウナンアポロン
主な勝鞍:マーチS

ショウナンアルバ
主な勝鞍:共同通信杯

ショウナンラグーン
主な勝鞍:青葉賞

ショウナンアチーヴ
主な勝鞍:ニュージーランドT

ショウナンタキオン
主な勝鞍:新潟2歳S

この中で個人的に思い出深いのはやはりショウナンマイティ。

重賞実績とするとGⅡの頃の大阪杯だけになってしまうけれど、安田記念で2、3着、宝塚記念で3着。

その時のGIを勝ったのはロードカナロアにジャスタウェイにオルフェーヴルで実に相手が悪かった…。

他にも重賞で追い込んで届かずの惜しいレースが沢山あって、愛すべき個性派の追い込み馬であった。故障で引退して種牡馬入りしたけれど、子供を残すことなく早逝してしまったのが惜しい…。


国本哲秀オーナーの高額落札馬

2020年のセレクトセールで落札したショウナンアデイブ(牡5歳)が圧倒的最高額でなんと5億6100万円

次いでショウナンバシット(牡4歳)が2021年のセレクトセールで2億8600万円

ショウナンハクウン(牡4歳)も同じく2021年のセレクトセールで1億7600万円


ここまでがセリ市で1億円以上で取引された馬。

これに続く落札額上位ランキングは以下の通り

ショウナンアレクサ(牡4歳)
落札金額:9240万円

ショウナンタイガ(牡8歳)
落札金額:7128万円

ショウナンパワフル(牡6歳)
落札金額:6696万円

ショウナンマッハ(牡5歳)
落札金額:5060万円


ここまでが落札額5千万円以上の馬だけれど、全馬が2017年のセレクトセール以降に取引された最近の馬。

それまでの馬主歴30年で国内のセリ市で5000万円以上で買った馬は1頭もいなかったのに、一気に風向きが変わっている。

実際に2014年のネット競馬のインタビューで以下のように語っている

国本 決めているわけではないけど、高くても1頭5000万までとは思ってます。馬を見たときに、まずは“だいたいこのくらいだろう”と値踏みをするんです。その僕の評価額と実際の額が見合えば、それは落とします。


【特別企画】ショウナン国本哲秀氏『セリで使う金額は高くても1頭5000万まで』


大攻勢をかけて勝負しているのか、とんでもない大儲けでもしたのか、国本オーナーは近年高額馬を落札しまくって一気にギアを上げている。


国本哲秀オーナーの命名傾向

冠名はショウナン
そしてショウナンの後は必ずア段(ア・カ・サ・タ・ナ・ハ・マ・ヤ・ラ・ワ)の言葉から始まる。


例外はショウナンキャロル(1994年生)、ショウナンクイーン(1995年生)、ショウナンドライブ(2001年生)、ショウナンブーケ(1992年生)、ショウナンブラーボ(2000年生)、ショウナンルーヴル(1991年生)、ショウナンルビー(1991年生)といるけれど、ここ20年はショウナンの後には全てア段のワードを使っている。

そして何頭か同じ名前を付けている馬もいて、ショウナンカンムリ、ショウナンサザン、ショウナンバーキン、ショウナンバクソウ、ショウナンマックス、ショウナンランドはそれぞれ2頭いる。

あとは1頭だけだけど、湘南ではなく東京。トウキョウレイズという馬がいた。


息子の国本恵嗣氏はnetkeibaの元社長

公式を除いた競馬のWEBサイトで国内最大の規模を誇っているnetkeiba.comを運営するネットドリーマーズの元社長である国本恵嗣氏は国本オーナーのご子息。

2019年にミクシィがネットドリーマーズ社の株式を100%取得して子会社化した。


国本哲秀オーナーの勝負服

<赤、白一本輪、白袖>
勝負服作成サイト:勝負服チェッカー


参考にさせていただいた記事や動画

【特別企画】ショウナン国本哲秀氏(1)『必ずしも億の馬が走るわけではない』
https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=27613


※本記事は更新日(2022/11/02)時点での最新情報となっています。

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