本場無観客、場外閉鎖で公営ギャンブルの売上はどれだけ下がるのか?
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2月27日から新型コロナウイルスの影響で殆どのレース場が無観客開催になった。
本場だけではなく場外発売所も閉鎖されているので、馬券や舟券などの投票券は電話投票とインターネット投票以外では全く販売されていない。
この状況で売上がどれだけ下がるのか興味があるので調べてみた。


大井競馬場

1日目(祝日): 18億3362万8900円
2日目(火曜): 12億8809万4700円
3日目(重賞): 17億7889万9000円
----------ここから無観客---------
4日目(木曜): 11億5325万0600円
5日目(金曜): 9億8380万3900円

月曜日は祝日で水曜日は重賞なので、通常開催の火曜日と無観客となった木、金曜日の売上を比較するのが丁度良い。
ということで思った以上に下がってない。

火曜日に比べて木曜日が-11.5%、金曜日が-23.6%

南関東は開催場以外の他3場で場外発売しているし、それ以外の専用場外売り場も積極的に展開している。当然ながら住んでいる人も多い。
なので現金での馬券販売の比率ももう少し高いかなと思っていたけど、相当ネット販売に依存しているってことですな。
最終日に一気に売上が下がったのはIPAT(JRAのネット投票)では金曜日にメンテナンスが入るので地方競馬が買えない影響が大きい。


名古屋競馬場

水曜日(有観客): 4億0468万2800円
木曜日(無観客): 3億0179万4500円

無観客で売上が25.4%減
名古屋競馬は全体的に売れていないので、本場や場外の売上もかなり大事。


多摩川ボートレース場

日曜日 : 10億3281万8800円
月曜日 : 10億7718万4700円
火曜日 : 7億6491万9100円
水曜日 : 8億3394万7600円
----------ここから無観客---------
木曜日 : 9億5289万9800円
金曜日 : 7億1320万6000円

最後はGI開催の多摩川ボートレース
無観客にした木曜日に売り上げが上がる逆転現象だけど、これは準優勝戦だから。
競艇の売上は曜日を考慮しなければ多い順から6日目>>5日目>>1日目>4日目>2-3日目となるのだけど、木曜日は持ちこたえたけど金曜日にグワッと下がった。
これは木曜日は開いていた場外発売施設が金曜日は閉鎖されたから。
GIの優勝戦で1日の売上が7億円台となるとボートは無観客開催の影響が結構ありそう。

blogmura

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