【馬主プロファイル】藤田晋オーナーの所有高額馬、命名傾向など。
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藤田晋オーナーの本業など

ネット広告事業をメインにアメーバブログやAbemaTV、Cygames(ウマ娘)などを運営する株式会社サイバーエージェントの代表取締役社長。

他に麻雀Mリーグの初代チェアマンも務めていて、渋谷ABEMASのオーナーでもある。


藤田晋オーナーの家族

2005年に女優の奥菜恵と結婚したが2年も経たずに離婚

2009年に秘書の女性と再婚。

とここまでは知っていて、普通に社長秘書の女性と恋仲になって結婚したのかと思っていたけど、その秘書の女性は元読者モデルで明石家さんまのTV番組にも美人秘書として出演したことがあったらしい。

藤田社長のインスタグラムに以前(2012年)の写真が載っていたけど、確かにすこぶる美人ですな。


子供は息子が1人いると公表していて名前が大門くん。

2022年デビューの所有馬に大門くんにちなんで名付けたであろうエゾダイモン(父ハーツクライ)というサラブレッドがいる。

JRAに提出した馬名の由来は「地名+人名」

藤田社長自身は鯖江市出身で、奥様は関西出身なので、蝦夷の地名はエゾダイモン自身が生まれ育った地?


藤田晋オーナー 高額馬ランキング

2022年現在で日本産まれの所有馬14頭は全てセリ市の出身なので値段が付いている。
その他に米国産の外国産馬も10頭所有している。


1位:ドーブネ(父ディープインパクト)
市場取引価格:5億1711万円
2019年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2019104896/

2位:リプレゼント(父ロードカナロア)
市場取引価格:3億3000万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103559/

3位:チャンスザローゼス(父エピファネイア)
市場取引価格:2億2000万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103262/

4位:エゾダイモン(父ハーツクライ)
市場取引価格:1億8150万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103794/

5位:フェイト(父リアルスティール)
市場取引価格:1億7600万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103388/

6位:レッドマジック(父ハーツクライ)
市場取引価格:1億3200万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103239/

7位:ヤングローゼス(父エピファネイア)
市場取引価格:1億2100万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103728/

8位:ディンディンドン(父ドゥラメンテ)
市場取引価格:1億1550万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103598/

9位:マチカゼ(父ロードカナロア)
市場取引価格:1億120万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103668/

10位:スカーズ(父サトノアラジン)
市場取引価格:9460万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103642/

11位:ランフリーパンクス(父エピファネイア)
市場取引価格:8580万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103735/

12位:ダグフォース(父ドレフォン)
市場取引価格:7040万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103363/

13位:ヒラリ(父モーリス)
市場取引価格:6424万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103018/

14位:ブレイクボーイ(父ハービンジャー)
市場取引価格:6160万円
2020年生まれ
競走馬データ(netkeiba.com)
https://db.netkeiba.com/horse/2020103791/

セリ市出身馬14頭中9頭が1億円以上の高額馬
最安でも6160万円と遺憾なく大富豪の力を発揮している。


藤田晋オーナーと関係が深い競馬関係者

食事の席で馬主になることを勧められて、一番のキッカケになったという武豊。

そして別の日に武豊と一緒に食事会に来た森秀行調教師が馬主申請書を持ってきてくれて、馬主になる決意が固まったとのこと。

森調教師はその後フロリダのトレーニングセールから連絡をしてきて、まだ馬主の許可が降りていない段階で2歳馬を4頭購入してしまった。

その4頭がジャングロ、クロデメニル、デュガ、ラヤス。
地方交流も含めてではあるけれど、3歳夏の時点で全ての馬が2勝以上を挙げていて、ジャングロに関しては馬主としての初重賞制覇も果たしている。


藤田晋オーナーの命名傾向

初年度の持ち馬はワインにちなんだ命名が多く、2年目はヒップホップにちなんで命名された馬が多いとは本人が語っている。

冠名は付けないとのこと。

以下はスポーツ報知の【藤田晋の新人馬主日記】から一部引用

 名前を考える際はいつも、実況にその名を叫ばれているシーンを想像します。そして、言葉の意味より音感重視でしっくりくるかどうか、もし名馬になったらその名がカッコいいか、あとは気分が上がるので名前に個人的な趣味を絡めています。さらに、自分が馬券を買う時、覚えにくい馬名が苦手なので、なるべく読みやすさ、覚えやすさも心がけています。しかしながら「カッコいい」「覚えやすい」などは個人の主観であり、異論もあろうかと思いますが、私の愛馬なのでここは好きにさせてもらいます。

 他によく聞かれるのは「冠名はつけないの?」という質問ですが、私は付けないことにしました。おかげで様々な馬名をつける楽しみがある一方、一頭一頭に名前を考えるのは大変です。私は昨年だけで27頭も馬を購入しています。今後もさらに増えていく予定なので、いずれ他の趣味である麻雀、サッカー、釣りにちなんだ馬名が登場することもあるでしょう。ただ、麻雀用語は意外と先に登録されているんですよね。競馬好きと麻雀好きは属性が近いのかもしれません。


ワイン好きは勝負服がワインレッドなのにも表れている。


高額ホースを買い漁るのはウマ娘の為の戦略?

実在の競走馬を女の子に擬人化したゲーム、アニメであるウマ娘は今やサイバーエージェントの一大コンテンツとなっていて、ゲームの動向は株価も左右するほど。

そのウマ娘ではオグリキャップやサイレンススズカ、ゴールドシップ、ツインターボなどの名馬が登場するが、社台系や金子真人HDの所有馬は登場しない。

一説にはウマ娘の許諾を貰う為に社台、サンデーとの繋がりを太くしようと馬主業に参入したという噂も囁かれている。

藤田社長はこの件についてスポーツ報知のインタビューで以下のように語っている。


 ―ちょうど傘下の会社「サイゲームス」がスマホアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」をリリースしたタイミングでの馬主デビューでした。
 
「よく『ウマ娘』のためだと言われるんですけど、子会社が作っているゲームですし、深く関与しているわけではないので、タイミングが重なっただけなんです。ただ、馬主を社長の道楽と言われず、何となく仕事が絡んでいるのかなというイメージを持ってもらっているのは、ラッキーという感じですね」

 ―馬主はビジネスですか、それともロマンを追ってのものですか。

「まずビジネスではないですよ。でもロマンでもない。セレクトセールの買い方を見てもらえれば分かると思いますが、すごく勝ちたいという気持ちが強いです。勝てそうな馬、ノーザンファームさんから大半を買っているのもそうです。勝てそうな馬を一生懸命に見ました」


ウマ娘の為に馬主になった訳ではないだろうけど、とはいえ凄腕ビジネスマンなので打算も少しくらいは含まれていそうではある。

セリ市で買った馬は14頭中10頭がノーザンファームの生産馬、それ以外の2頭ずつが社台ファームと、ノーザン吉田勝己社長と関係が深いレイクヴィラファームの生産馬。

馬主になって2年間のセリ市で23億くらいを使っているけれど、ウマ娘の市場規模を考えるとこの程度で許諾が取れるなら安い投資と言えそう。

取れるのかは知らんけども。


その他エピソード

麻雀の打ち筋には雀鬼流の血が流れている。
雀鬼こと桜井章一氏の経営する雀荘「牌の音」町田店に1年半ほど通っていた。
麻雀はプロ級の腕前で、全国からプロアマ問わず強豪が集まる近代麻雀主催の「麻雀最強戦」で優勝している。

その頃は麻雀で強くなる為に麻雀プロを何人か呼び寄せて別荘で麻雀合宿を行っていたという話がある。

麻雀はグレーな業界でMリーグを作るのに不安はなかったのかと聞かれた際に「ボクは麻雀プロと付き合ってきて一度も金の無心をされたことがない」とTOP麻雀プロへの信頼を語っていた。


参考にさせていただいた記事や動画

「きっかけは武豊騎手との対談」サイバー藤田晋社長が馬主になった理由とは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8c2e08dc4799807098e18422bbe0d55989a02c4

早く活躍馬出して「ウマ娘」へ
競馬界参入の藤田晋オーナー特別インタビュー
https://hochi.news/articles/20210831-OHT1T51117.html

2年で45億円超の爆買い…「ウマ娘」で話題の藤田晋オーナーの狙いとは? セレクトセールの落札馬リストから見えてきた“綿密なプラン”
https://number.bunshun.jp/articles/-/853945

【麻雀遊戯BAR】Mリーグチェアマン登場
https://www.youtube.com/watch?v=6vKooI7CYbA


※本記事は更新日(2022/10/30)時点での最新情報となっています。

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